SERVICE
再生医療
自己脂肪組由来幹細胞
(ASC)療法
あきらめていた痛みに
再生医療という希望を
関節に注入したご自身の幹細胞の働きにより炎症を抑え、
本来人間が持つ治癒力を引き出し、組織の修復を促す治療です。

ひざなどの軟骨が摩耗して炎症を起こし、痛みを伴う「変形性関節症」。治療法としては変形が軽度なうちは運動や薬による保存療法を続け、変形が進んだ場合は人工関節に置き換える手術を検討するのが一般的です。
今、保存療法と手術の間に位置する新しい治療法として、自身の脂肪から抽出し、培養した幹細胞を使う再生医療が注目されています。
脂肪由来幹細胞による
バイオセラピー
従来のヒアルロン酸注射を含む保存療法では痛みが取れない状況にあるものの、骨の変形までは病気が進んでおらず、
人工関節の手術は避けたいと考える方に適しているのが、この治療です。
患者さんご自身の脂肪を採取し、そこに
含まれる幹細胞を培養して、ひざ関節に注入します。
誰もが持つ自然治癒力を利用し、病気の進行を遅らせたり
食い止めたりして痛みを取ることを目指す、からだに負担の少ない治療です。
高齢の方でも受けることができます。
新しい治療法のため、保険診療ではなく、自由診療で行われています。

治療の流れ
本治療は次のような
4つのステップで進められます。
来院は①と④の2回です。

①患者さんご自身の
脂肪組織を少量採取します

②採取した脂肪から幹細胞を抽出します

③幹細胞を培養します

④培養した幹細胞を患者さんの関節に注入します
こんな方におすすめ
膝関節の軟骨変性が生じて痛む方
筋骨格系やリウマチ疾患、怪我など様々な原因により、数ヶ月以上にわたって痛みが続く「慢性疼痛」に悩む方
自己脂肪由来幹細胞(ASC)療法
によるメリット・デメリット
メリット
- ・自身の細胞を使うため、重篤な副作用の心配がなく、安全に治療できる。
無血清培地を使用すればさらに安全に培養が可能。 - ・脂肪の抽出、幹細胞の注入、どちらも基本的に外来治療で済むため、身体への負担が
少なく、入院の必要もない。
デメリット
- ・治療効果、持続期間に個人差がある
- ・自由診療のため、比較的高額な費用がかかる。
- ・脂肪抽出時に人によっては傷跡が残ることもある。
自家脂肪組織由来幹細胞療法
(第二種 再生医療)
メニュー | 部位・含有 | 価格(税込) |
---|---|---|
膝関節(局所注射) | 治療1回目 1関節 | 1,290,000円 |
顎関節(局所注射) | 2関節 | 1,690,000円 |
治療2回目以降 1関節 | 498,000円 | |
慢性疼痛(静脈点滴) | 治療1回目 | 1,980,000円 |
治療2回目以降 | 1,490,000円 |
膝関節(局所注射) | |
部位・含有 | 治療1回目 1関節 |
---|---|
価格(税込) | 1,290,000円 |
顎関節(局所注射) | |
部位・含有 | 2関節 |
---|---|
価格(税込) | 1,690,000円 |
部位・含有 | 治療2回目以降 1関節 |
価格(税込) | 498,000円 |
慢性疼痛(静脈点滴) | |
部位・含有 | 治療1回目 |
---|---|
価格(税込) | 1,980,000円 |
部位・含有 | 治療2回目以降 |
価格(税込) | 1,490,000円 |
※短期ビザ取得により来日された日本国外在住の方が治療を受けられる場合、表示の価格と異なります。
詳しくは、当クリニックまでお問い合わせください。
脂肪幹細胞の保管費用
(年間)
1年経過後の脂肪幹細胞の保管費用(年間) | 59,400円 |
第2種再生医療等提供計画番号
LICENSE
計画番号:PB3210130「自家脂肪組織由来幹細胞(ASC)の静脈投与による慢性疼痛治療」
計画番号:PB3210131「自家脂肪組織由来幹細胞(ASC)の投与による関節治療」
計画番号:PB3210132「自家脂肪組織由来幹細胞(ASC)の投与による顎関節症治療」