再生医療とは

再生医療とは

再生医療とは、体の臓器や組織の機能がケガや病気で失われた時に、失われた機能を再生させるために細胞や組織を移植して機能を回復させる医療のことで、多くの可能性を秘めた新しい治療法です。
ミライズクリニックでは、人間の本来持つ「再生する力」に着目した再生医療をご提供しています。病気やケガで損なわれた機能の修復・再生を促し、健康な状態への回復を目指します。当クリニックでは、自己脂肪組織由来幹細胞療法、幹細胞エクソソーム療法、PRP-FD 関節治療など、様々な再生医療をご用意しております。再生医療にご興味をお持ちの方、効果を期待されている方は、ミライズクリニックへお気軽にご相談ください。あなた自身の「再生する力」で、より健康な未来を手に入れましょう。

再生医療で使用される主な細胞の種類

胚性幹細胞(ES細胞)

受精卵から作られる細胞。

特徴

体のあらゆる細胞に分化できる万能性(多能性)を持つ

リスク

倫理的な問題や腫瘍形成のリスクがある

人工多能性幹細胞
(iPS細胞)

皮膚などの体細胞に特定の遺伝子を導入することで作られる細胞。

特徴

ES細胞のように多能性を持つ

リスク

倫理的な問題や拒絶反応のリスクは低いが、腫瘍形成のリスクがある

体性幹細胞

特定の組織に存在し、その組織の細胞に分化する能力を持つ細胞。脂肪、骨髄、臍帯血などから採取される。

特徴

多能性幹細胞と比べて分化できる細胞の種類は限られる

リスク

倫理的な問題や腫瘍形成のリスクが低い

安全面や倫理面での問題が少なく、30年以上の実績がある治療です。

当院では倫理的観点や患者様へのリスクを第一に考え、自己脂肪由来幹細胞を用いた再生医療を採用しています。
自己脂肪組織由来幹細胞は、体性幹細胞の一種であり、多分化能と自己複製能を有しています。この幹細胞は、神経、脂肪、筋肉、骨、軟骨、その他様々な臓器の細胞へと分化できるため、損傷組織や老化組織の再生に役立つ可能性を秘めています。
さらに、脂肪組織由来幹細胞は、周囲の細胞に作用する様々な生理活性物質を分泌します(パラクライン効果)。これらの分泌物は、抗炎症作用、免疫調節作用、組織修復促進作用など、多岐にわたる効果を発揮し、再生医療への応用が期待されています。

こんな症状がある方はぜひご相談ください

  • 持病により慢性的な痛みがある方
  • 関節炎や関節痛で痛みのある方
  • 完治しないケガが原因の痛みが継続している方
  • 神経傷害による痛みが生じている方

画期的な治療法

変形性関節症の治療は保存療法や運動療法などのアプローチがあるが、その間を埋める代替治療がほとんどありませんでした。しかし、再生医療の導入により、中度患者へのアプローチが可能となり、治療の幅が大きく広がりました。

変形性関節症だけでなく、従来の治療法では改善が困難であった難治性の慢性疾患に対して効果が期待されており、臨床研究が盛んにおこなわれています。今までは諦めるか対症療法を行うしかなかった疾患も再生医療により回復が期待できるのです。再生医療とは私たちの健康で明るい未来を繋ぐ画期的な治療法です