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2025.12.25
ブログ
妊娠中でもホワイトニングできる?「できる条件/避ける条件」と安全優先の選び方

妊婦さんがホワイトニングを不安に感じる理由はさまざま
妊娠中は体調が日によって変わりやすく、ホワイトニングに関する不安も多い時期です。
「しみるのでは?」
「薬剤は大丈夫?」
「匂いや味がつわりに影響する?」
「長時間仰向けでつらくない?」
「体調が不安定な時はどうする?」
ミライズではこうした悩みを、施術前にしっかり確認できる体制を整えています。
結論:妊娠中のホワイトニングは「状況・体調によって判断が変わる」
| 延期した方がいい状況 |
| つわりが強いとき 長時間の施術が難しいとき 体調が不安定なとき など・・。 |
これらの場合は、延期するのが安全です。
| 相談できる可能性の状況 |
| 体調が安定している日 短時間で施術できるとき |
※歯科治療自体は妊娠中も安全に受けられるとされており(ADA/ACOG参照)、ホワイトニングも状況・体調によって判断できます。
妊娠中に歯ぐきが腫れやすく、出血しやすいのは本当?

妊娠中はホルモンの影響で歯ぐきが敏感になり、プラーク(歯垢)に反応して炎症や出血が起こりやすくなります。この状態は妊娠性歯肉炎と呼ばれています歯の“白さ”を優先するよりも、まずは口腔環境を整えることが大切です。
- クリーニング(PMTC)やセルフケアで歯ぐきや口腔環境を整える
- 着色汚れの原因となる食習慣の見直し(コーヒー・紅茶・カレーなど)
ご自身でもできるホームケアや、色の濃い食べ物・飲み物を控えるといった工夫で、口腔環境を整えることは可能です。体調がすぐれない日は無理をせず、まずはご自宅でできる範囲のケアを心がけてみてはいかがでしょうか。
松嶋初音さんがご来院くださいました
先日、タレントの松嶋初音さんがホワイトニングのためミライズにご来院くださいました。ご自身のYouTubeでも発信されているように、お腹もだいぶ大きくなられているご様子でした。
「この時期でもホワイトニングはできるんですか?」
そんなご相談から、今回の施術はスタート。
松嶋初音さんは、過去に外科的治療を含む噛み合わせ治療に取り組まれ、現在もメンテナンスを継続されている患者様です。妊娠中の施術では安全を最優先に、短時間で区切りながら体調を確認し、少しでも違和感があれば中断できる体制で行いました 。体調や状況に配慮しつつホワイトニングをご案内できる場合があること、そしてミライズで大切にしている考え方についてお伝えしていきます。
妊娠中のホワイトニングで大切にしていること

妊娠中の施術でいちばん大切なのは、「無理をしないこと」。
ミライズでは、施術前から施術中まで、常に体調を確認しながら進めています。
・今日は気分が悪くないか
・長時間同じ姿勢がつらくないか
・少しでも違和感はないか
少しでも「いつもと違うな」と感じたら、すぐに中断できる環境を整えています。
妊婦さんへの施術で歯科衛生士が心がけていること

妊娠中の方に施術を行う際に、心がけていることは
・こまめに声をかけながら体調を確認
・照射時間を短く区切り、様子を見ながら進行
施術は基本的に仰向けで行いますが足を曲げてもらったり、体勢を少し変えたりと、できる範囲で楽な姿勢を取っていただいています。
妊娠中の方に知っておいてほしい注意点
安全性に配慮したホワイトニングではありますが、事前に知っておいてほしいことがあります。
・歯に塗った薬剤が乾く際、少し匂いを感じることがある
・EXクリーナーは独特の味があり、つわりがある方はつらく感じる場合もある
その日の体調次第では「今日はやめておきましょう」と判断することもあります。遠慮せず、気になることはその場で伝えてください。
リラックスした時間にしていただくための工夫
施術中は専用のゴーグルを着けていただきますが、「光が気になる」「もっと落ち着きたい」という方には、タオルで目元を覆うことも可能です。妊娠中は、ちょっとした刺激でも疲れてしまうことがあるかと思いますが、少しでも安心して過ごしてもらえるよう、環境づくりにも工夫しています。
「漂白剤を使うホワイトニング」はどう考える?
妊娠中のホワイトニングで、漂白剤を使用するタイプの施術は、一般的に美容目的なら出産後に延期することが推奨されています。
ミライズで行うトランセントセキュアホワイトニングは薬剤不使用のため、妊娠中の方にも比較的安心して取り入れやすい方法です。それでも体調や妊娠経過に応じて、主治医と確認のうえ、安全を最優先に判断しています。無理に進めず、「今このタイミングで行うのが安心かどうか」を一緒に確認しながら進めることが大切です。
妊婦さんのホワイトニングFAQ
Q1 妊娠中のホワイトニングはできますか?
A 体調・妊娠経過・方法によって判断が変わります。美容目的のホワイトニングは安全最優先で可否を決めます。
Q2 いつの時期(初期・中期・後期)が相談しやすい?
A 週数より当日の体調を重視。個人差があります。
Q3 つわりがあると難しいですか?
A 匂い・味が負担になるため、つわりが強い時期は延期が安全側です。
Q4 妊娠中に歯ぐきが腫れたり出血したりするのはなぜ?
A ホルモン変化で歯ぐきがプラークに反応しやすく、炎症や出血が起こりやすくなります。
Q5 妊娠中はホワイトニングより先に何をすべき?
A 口腔環境を整えること(クリーニング・セルフケア調整)が優先です。
Q6 漂白剤を使うホワイトニングは避けた方がいい?
A 一般に美容目的は出産後に延期。必要性とリスク説明の上で判断。
Q7 施術中に気分が悪くなったら?
A すぐに中断できる体制。少しでも違和感があれば伝えてください。
Q8 仰向けがつらい時は?
A 足を曲げる・体勢を変えるなど、できる範囲で楽な姿勢を優先。
Q9 効果はどれくらい?
A 個人差あり。無理に白さを追わず、体調優先で「できる範囲」を選ぶ。
Q10 産婦人科にも確認した方がいい?
A 既往・合併症がある場合は主治医確認を推奨。
まとめ|妊娠中は“できるか”より“安全に整える順番”が大事
ホワイトニングは自由診療であり、効果や白さの感じ方には個人差があります。一時的に違和感が出ることもあり、妊娠中のすべての方に施術が可能というわけではありません。だからこそミライズでは、施術前にしっかりとお話を伺い、注意点やリスクをご説明したうえで、「今、このタイミングで本当に大丈夫か」を一緒に確認しながら進めています。
妊娠中でも、
「人に会う予定がある」
「写真を撮る機会がある」
「少しでも気分を明るくしたい」そんな想いにも応えたい。無理をせず、体調を最優先にしながら、できることを選ぶ——それが私たちの考えるホワイトニングです。
トランセントセキュアホワイトニングは、刺激を抑えた方法で、妊娠中の方にも配慮しやすい選択肢のひとつです。
「私の場合はどうなんだろう?・・ちょっと気になる」
そんな段階でも、どうぞミライズにお気軽にご相談ください。
ご予約、お問い合わせはこちらまで。



