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2019.07.31
ブログ
【口腔習癖と歯並び】なかなかやめられない「爪噛み」(咬爪癖)。どうしたらいい?
南青山ミライズ矯正歯科ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、子供に限らず、成人でもお悩みの方が多い「爪噛み」の癖について、ご説明していきます。
Photo by Kyle Nieber on Unsplash
【爪噛みとは?】
その名の通り、爪を噛んでしまう癖です。正式には「咬爪癖」と呼びます。
歯のどこで噛むか、どこの指を使いがちなのかも、人によって癖があるかと思います。
爪を咬む癖は3歳より始まり、学童期に多くなり、心理的要因で生じると考えられています。
【爪噛みの影響】
爪を噛む癖の影響としては、
①指への影響
・爪や指がボロボロになる。
・場合によってはたこになる。
②歯・口腔内への影響
・よく噛む部位の歯が噛まなくなる。(開咬や上顎前突)=歯並びが悪くなる
・発音がしにくくなる(歯並びが悪くなることによる影響)
・飲み込みにくくなる(歯並びが悪くなることによる影響)
・矯正治療中の場合は、治療の進行が妨げられる。
・手指の手洗い状態によっては不衛生
【自分でもできる対策】
・暗示療法(なるべく噛まないように意識づけをする)
・爪を噛まないように手袋・マニキュアなどをする。
【歯科で行う対策】
・癖を除去するトレーニングをする
・悪化してしまった歯並びを矯正治療する。(癖の除去と同時併行)
癖を除去できないままだと、どんどん歯並びが悪化していくため、癖の早期除去が大切です!時間が経つと、歯並びも悪化し、癖も根強く定着してしまい取り除きにくくなるため、気付いた時に、早めにすぐに治療することが大切です。もし気付いたのが子供のうちでしたら、すぐに癖を直すようにすると、歯並びの悪化も防ぎやすいでしょう。
ミライズ矯正歯科では、癖の除去やMFTなど、患者さまひとりひとりに合わせた矯正治療のご提案をいたします。
相談は無料ですので、まずはぜひお気軽にお立ち寄りください。