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2019.08.13
ブログ
デジタル口腔内スキャナー「i TERO element」
iTero(3D光学口腔内スキャナー)とは
こんにちは、ミライズ矯正歯科です。
当院では、検査の際にデジタル口腔内スキャナー「iTero element」を使用しています。
口腔内スキャナーはお口の中をカメラで撮影して3D画像で見ることができるものです。
今まではお口の中の状態を見える状態にするには、歯型をとり、噛み合わせの記録を取り、石膏を注いで時間を置いて固めて、模型を作成する必要がありました。
歯型をとる手間やストレス、石膏が固まるために必要な時間、模型の作成手間と非常に時間も手間もかかる作業でした。
また、診療の時にその場でチェックしたいと思ってもなかなか大変な作業でした。
何より、初めて相談にいらした方にその場でいっしょにご覧いただいて、お口の状態をご説明する、なんてことは出来ませんでした。
今までにも、口腔内スキャナーはありました。しかし、撮影するときに歯をコーティングする粉末を使用し、シリコン樹脂で歯型を作成していたりと、撮影する時も撮影したものを見る時にも、まだまだ操作が煩雑でした。
当院が導入しているiTeroはスキャンしたデータをその場で3D画像で見ることができます。
さらに、iTeroでは撮影した画像で仕上がりのシュミレーションが見られるようになりました。
私が、診療をしていて一番のメリットと感じているのは、
矯正では、歯並びを綺麗にしたり、噛み合わせを治す時に抜歯が必要かどうか、がとても大きなポイントになります。
相談でいらした際に、抜歯をしないと治らない場合、抜歯のした方がいいのか、抜歯をしなかった場合はどんな風に治るのかというのが、iTeroを使った仕上がりのシュミレーションを一緒にご覧いただくことも可能になりました。患者様が、自分のお口の中の状態をきちんと把握され、どんな風に治るかを納得され治療に進まれていらっしゃると思います。
レーザー光線を用いてスキャンを行うため、簡単かつ患者様のストレスを低減し、精度の高い検査が可能になりました。
スキャン時間も短くなりスピーディーに高精度デジタルデーターが採得でき、治療期間の短縮につなげることができるようになりました。
iTeroのもう一つ大きな目的として、
マウスピース矯正歯科装置(インビザライン)治療の患者様の装置作成のためのデータも採得ができることです。マウスピース矯正歯科装置(インビザライン)作成のためには従来はシリコンの印象材を使った精密な型取りが必要でした。
検査時に撮影したiTeroの高精度なスキャンデーターがあれば必要がなくなります。
従来の型を取る方法では装置の完成・装着までに検査から1〜1ヶ月半程度の期間を要していました。
当院では、iTeroを使用することにより、日本の歯科医院では最速の約10〜14日間での完成・装着も可能となりました。
歯並び、噛み合わせが気になっていらっしゃる方は是非ご相談にいらして、当院のiTero検査をご体感ください。