治療内容
TREATMENT
小児矯正
当院の小児矯正
当院の小児矯正では、「なるべく歯を抜かない」、「可能な限り短い治療期間」の治療方針で、大切なお子さまに負担をかけない治療を行うことを大切にしています。お子さまの歯並びや骨格、成長状況を様々な方法で正確に分析・診断し、適正な歯並びを獲得できるよう、成長に合わせて、一人一人に適正な時期や方法をご提案し、治療を行っております。
このページの要点(表参道・南青山で小児矯正をお考えの方へ)
- 開始時期は年齢では決まりません。当院は2時点(初診時と半年〜1年後)の検査を比べ、成長と生え替わりの状況をみて開始時期を判断します。この方法は、経過観察が適している場合の考え方です。噛んだときの顎のずれや萌出の問題など、早めの対応が必要な状態まで一律に半年〜1年待つという意味ではありません。再診時期と検査内容は、お子さまの状態に合わせて設定します。
- 費用の目安(基本施術料・税別)は、予防矯正¥150,000/Ⅰ期治療¥250,000/Ⅱ期治療¥600,000〜1,050,000。ほかに検査診断料¥60,000などがかかります(料金ページ)。
- 動的治療の期間は小児矯正で半年〜3年程度、通院は月1回ほどが目安です。
- 小児矯正は原則として自費診療ですが、国が定める疾患などに該当する場合は保険診療の対象となります。受け口が骨格的なものかどうか気になる場合は、顎変形症の矯正治療もあわせてご覧ください。
- 所在地は東京都港区南青山、表参道駅 b1 出口より徒歩7分です。
小児矯正のメリット
適切な時期を見極める
お子様の矯正治療について、とにかく早い時期に治療を始めることを勧めるクリニックも少なくないようですが、当院ではお子様の発育状況を長年培ってきた経験と知識で可能な限り正確に把握し、治療時期を見極めます。なぜならば、矯正治療には、お子様の骨格の成長に合わせた適正なタイミングがあり、早すぎる矯正治療によって、治療の期間が無駄に長くなってしまったり、歯や歯周組織に悪影響を及ぼしてしまいかえってお子様にご負担をおかけしてしまう可能性も起こりえるためです。診察によって、お子様の治療の時期が早すぎると判断した場合には、定期的な検査に移り、場合によっては半年〜1年ごとの経過観察を行って参ります。
経過観察を行う理由
〜2段階の診察・検査によって、成長に合わせた適正な診断を行う〜
当院の経過観察では、 お一人お一人で全く異なる、お子様の成長や歯の萌え変わりスピードを2段階(2時点)の検査で比較検討をおこない、分析・診断を行っております。
一般的には、初診の1回の診察のみで矯正内容を決める場合も多くありますが、より正確な診断を行う上では治療開始できる状況になるまでの経過観察時においては、2時点以上の資料の比較検討が必要と考えております。そのため、当院の小児矯正治療においての経過観察は、初診時と経過観察時以降の2段階の検査(再検査までは半年~1年間の期間を空けます)でより細かな矯正治療内容を決めるため、お子様の成長のスピードに合わせて、ご本人やご家族ともよくご相談させて頂いた上で、適正な治療開始時期と方法を決定します。
このように綿密な検査診断で治療計画を立てることにより、無駄な治療を行うことなく適正な時期に可能な限り短期間を目指し、患者さんやご家族にとっても、負担の少ない矯正治療を実現することが可能です。
治療開始の時期・事例 〜子どもの矯正はいつ始めたらいいの?
予防矯正(2歳半頃から5歳以降)
- 早期の反対咬合(受け口)の治療
- 習癖の除去(指しゃぶり、爪噛み、咬唇癖、舌癖、口呼吸など)
- 機能的要因の除去(歯の萌出異常の改善、歯の早期接触による干渉などの除去)
など予防的矯正治療を行うステージ。
- 主な治療内容
-
- 機能的矯正装置(着脱式)
- 拡大装置(着脱式・固定式)
- マルチブラケット装置(ワイヤー矯正装置による治療)
- MFT(口腔筋機能療法) など
I期治療(小学生から)
成長期の治療では、噛み合わせや永久歯が生える環境を改善することを目指します。ただし、Ⅰ期治療を行えば将来の抜歯が不要になる、治療全体が必ず短くなるとは限りません。骨格、歯の大きさ、歯を支える骨の範囲、成長の経過を評価し、必要に応じてⅡ期治療を検討します。
- 主な治療内容
-
- 機能的矯正装置(着脱式)
- 拡大装置(着脱式・固定式)
- マルチブラケット装置(ワイヤー矯正装置による治療)
- 顎外固定装置(着脱式) など
Ⅱ期治療(永久歯列の矯正治療)
Ⅰ期治療後も生え変わりと成長を確認し、必要に応じて永久歯列のⅡ期治療へ進みます。
- 主な治療内容
-
- マルチブラケット装置(ワイヤー矯正装置による治療)
- 見えない矯正
・舌側矯正(裏側矯正)
・マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン※) - 歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療
※マウスピース型矯正装置について:マウスピース型矯正装置は医薬品ではありません。薬機法上の取扱いは、使用する装置・製作方法・製作機器・材料について個別に確認が必要です。マウスピース型矯正装置そのものによる健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象ではありません。この制度は医薬品の適正な使用による重い副作用被害等を対象とするもので、矯正装置一般の補償制度ではありません。
料金
治療の流れ
-
1ご相談・カウンセリング
初診の患者様には、歯並びに関するお悩みやご質問などをお伺いした上で、治療方法や治療期間の目安、費用などをご説明いたします。ご不安なことがございましたらご相談ください。小児矯正の費用相場や1期・2期それぞれの費用の考え方については、子供の矯正費用はいくら?小児矯正の相場と1期・2期の総額を解説でも解説しています。
-
23Dシミュレーション
口腔内スキャナーで歯列の形を記録し、治療計画の説明に活用します。シミュレーションは計画を共有するためのもので、将来の歯並び・顔つきや治療結果を保証するものではありません。
-
3精密検査・診断
デジタルセファログラムレントゲンや、口腔内検査を元に検査結果を詳細に分析し、より細かくお一人お一人に合った治療の方法を診断します。患者様のご希望をふまえ、適正な矯正装置や治療法を決めていきます。
-
4矯正治療開始(装置装着)
実際に矯正装置を装着します。
(装着自体にかかる時間は15〜30分程度です) -
5動的治療期間(定期的に通院)
一般的に小児矯正で半年~3年、成人矯正・シニア矯正で1~3年ほどです。治療期間中は月に1回ほど定期的に通院していただき、治療経過を観察しながら装置の調整などを行います。
-
6動的治療終了(矯正装置を外す)
矯正装置を外します。治療が終了した直後の歯は安定せず元に戻ろうとするため、リテーナーという取り外し式の後戻り防止装置である保定装置を装着します。
-
7保定治療、経過観察
保定治療を開始、咬合状態の経過を診察していきます。保定装置の調節およびメインテナンスクリーニング等を行います。矯正装置を外し半年以上経過後は3〜6ヶ月ごとの頻度でメインテナンスを行います。
小児矯正のよくあるご質問
表参道・南青山で小児矯正をご検討中の保護者の方から、初診相談で多くいただくご質問をまとめました。記載は一般的な情報提供であり、実際の治療方針は診査・診断のうえで個別に判断します。
Q. 小児矯正は何歳から相談すればよいですか?
A. 年齢で一律に決まるものではありません。当院ではお子さまの発育状況をみて治療時期を見極めており、早すぎる開始はかえって治療期間が長くなったり、歯や歯周組織に負担がかかる可能性があると考えています。目安として、指しゃぶりや口呼吸などの習癖の除去や早期の反対咬合(受け口)への対応を行う「予防矯正」は2歳半頃から5歳以降、あごの成長をコントロールする「Ⅰ期治療」は小学生からが対象です。診察で時期が早すぎると判断した場合は、半年〜1年ごとの経過観察に移ります。
Q. 小児矯正の費用はいくらかかりますか?
A. 当院の基本施術料(税別)は、予防矯正¥150,000(上限12回調整)、Ⅰ期治療¥250,000(上限18回調整)、Ⅱ期治療¥600,000〜1,050,000(上限36回調整)です。このほかに初診相談予約料¥5,000、検査診断料¥60,000、毎回の調整・チェック料¥6,000などがかかります。マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン ファースト※など)を用いる場合は¥500,000〜1,000,000です。調整料に回数の上限を設けた総額上限制度(ハイブリッドトータルフィー制度)を採っており、最新の金額は料金ページでご確認ください。※インビザラインについて:マウスピース型矯正装置は医薬品ではありません。薬機法上の取扱いは、使用する装置・製作方法・製作機器・材料について個別に確認が必要です。マウスピース型矯正装置そのものによる健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象ではありません。この制度は医薬品の適正な使用による重い副作用被害等を対象とするもので、矯正装置一般の補償制度ではありません。
Q. Ⅰ期治療を受けたら、Ⅱ期治療の費用は別にかかりますか?
A. Ⅰ期治療とⅡ期治療は別の基本施術料となります。総額を考える際は、初診相談料・検査診断料・各期の基本施術料・調整料・保定装置料までを見込んでご検討ください。Ⅰ期治療で土台となるあごのバランスを整えておくことで、Ⅱ期治療での抜歯が不要になる、抜歯本数が減る、治療期間が短くなるといった経過をたどる場合があります(すべてのお子さまに当てはまるものではありません)。1期・2期それぞれの費用の考え方は子供の矯正費用はいくら?小児矯正の相場と1期・2期の総額を解説でも解説しています。
Q. 治療期間はどのくらいかかりますか?通院の頻度は?
A. 装置を使って歯やあごを動かす動的治療の期間は、一般的に小児矯正で半年〜3年ほどです。治療期間中は月に1回ほど通院いただき、経過を確認しながら装置を調整します。動的治療が終わったあとは、後戻りを防ぐリテーナー(保定装置)を装着し、装置を外して半年以上経過した後は3〜6ヶ月ごとのメインテナンスとなります。
Q. 小児矯正に健康保険は使えますか?
A. 矯正歯科治療は原則として公的医療保険の適用外(自費診療)です。ただし当院は【指定自立支援医療機関】および【顎口腔機能診断施設】の指定を受けており、①「別に厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常、②顎の外科手術を要する顎変形症の手術前・手術後の矯正歯科治療、③前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするもの)に対する矯正治療に限り、保険診療の対象となります。該当するかどうかは診察・検査のうえで判断しますので、お気軽にお問い合わせください。医療費控除や自治体の助成の考え方はよくあるご質問にもまとめています。
Q. 子どもの受け口(しゃくれ)は、成長を待ってから相談したほうがよいですか?
A. 早期の反対咬合は予防矯正の対象になり得るため、気づいた時点で一度ご相談いただくことをおすすめします。一方で、上下のあごの骨格的な不調和が大きい場合は、成長が落ち着いてからの外科的矯正治療(顎変形症の治療)が選択肢となることがあります。あごの骨の成長は、下あごでは女性は15歳以降、男性は18歳以降が一つの目安とされます。成長期のうちに骨格を評価しておくと、どちらの道筋になりそうかの見通しが立てやすくなります。詳しくは顎変形症の矯正治療のページをご覧ください。
Q. 子どものうちに矯正すれば、将来の抜歯や手術は避けられますか?
A. お約束できるものではありません。成長スパートの時期にしかできないⅠ期治療によって、Ⅱ期治療での抜歯が不要になる、抜歯本数が減る、治療期間が短くなるといった負担の軽減が期待できる場合があります。ただし骨格的な不調和が大きいケースでは、成長終了後に外科的矯正治療が必要となることもあります。実際の治療経過は症例のページでご確認いただけます。
Q. 表参道や港区から通えますか?場所を教えてください。
A. 当院は東京都港区南青山6丁目13−5 ポルトポヌール1階にあります。表参道駅 b1 出口より徒歩7分、渋谷駅からバス1駅目の「青山学院中等部前」より徒歩3分です。小児矯正の通院は月1回ほどが目安となるため、通学・通勤の経路上にあるかどうかもあわせてご検討ください。
Q. 初診相談では何をしますか?費用はかかりますか?
A. 初診の患者様には、歯並びに関するお悩みやご質問をうかがったうえで、治療方法や治療期間の目安、費用についてご説明します。初診相談予約料は¥5,000(税別・5,500円税込)、所要時間は約60分です。この段階では概略のご説明であり、治療方針の確定には精密検査が必要となります。
開始時期と費用の目安を初診相談で確認する
お子さまの矯正は「いつ始めるか」で、必要な治療の内容も期間も費用も変わります。今の成長段階で治療を始めたほうがよいのか、経過観察でよいのかは、診察・検査のうえで個別にご説明します。初診相談は5,500円(税込)・所要時間約60分です。
