口腔筋機能療法 (MFT)

自由診療

口腔筋機能療法 (MFT)は公的医療保険が適用されません

保険診療

18歳未満の方は公的医療保険が適用されます

口腔筋機能療法(MFT)について

口腔筋機能療法(MFT)について

口腔筋機能療法(Oral Myofunctional Therapy, 以下MFTという)は、指しゃぶりなどにより生じた舌前突癖(舌を前に出す癖)や口呼吸により弛んでしまった口唇を、舌や口唇の訓練によって調和のとれた状態に改善する療法です。また、口腔周囲筋の機能の調和を取り除くことによって歯列の正常な形態を維持するための環境作りを目的としています。「口腔機能を育てる」「口腔機能を正常に動かす」「口腔機能を回復する」などは「QOL(生活の質)の改善」や「ADL(日常生活活動)の向上」につながります。

舌や唇が正しい位置にないと
様々なトラブルを引き起こします

正しい舌の位置

正しい舌の位置

誤った舌の位置

誤った舌の位置

舌や唇の誤った位置によって引き起こされるトラブル

  • 発音、滑舌が悪くなる
  • 歯並びが悪くなる
  • お口がポカンと開いてしまう
  • 食べ物を丸のみしてしまう、食べるのが早くもしくは遅くなる
  • 食事中にくちゃくちゃと音が出る
  • 口臭がきつくなる
  • 歯周病になるリスクが高まる

MFTはこれらのトラブルを未然に防ぐ治療です

MFTは以下のような歯並びの改善にも効果的です

叢生(乱杭歯)、開咬(オープンバイト)、過蓋咬合(ディープバイト)、上顎前突(出っ歯)、反対咬合(受け口)

ミライズ総合歯科のMFT

歯科矯正治療の効果を最大化

歯科矯正治療の効果を最大化

歯並びが乱れる原因の多くは、舌や唇の筋肉のバランスが崩れていることにあります。MFTによって舌の正しい位置や飲み込み方を習得することで、矯正治療の効果を高め、よりスムーズな治療を進めることが可能です。

後戻りのリスクを軽減

後戻りのリスクを軽減

歯科矯正治療が終わった後も、舌や口周りの筋肉の使い方が悪いままだと、歯並びが元に戻ってしまうことがあります。MFTを取り入れることで、正しい口腔環境を身につけ、矯正後の後戻りを防ぐことができます。

子供の成長に合わせた早期アプローチ

子供の成長に合わせた早期アプローチ

小児矯正では、歯並びだけでなく顎の発育や口腔機能の成長を考慮することが重要です。当院では、MFTを通じて成長期のお子様の舌や口の筋肉を正しく育て、将来的に理想的な歯並びへと導くサポートを行っています。

包括的な矯正治療

包括的な矯正治療

矯正歯科の専門的な技術に加え、MFTを併用することで、単に「歯を動かす」だけでなく、美しい口元と健康な噛み合わせ、さらに口腔機能の向上を実現します。

MFTの内容

  • 指しゃぶりや舌癖による悪習癖の改善
  • 矯正治療の円滑な進行、後戻りの防止
  • 幼児や小児の噛む、飲み込む、口唇閉鎖不全の指導
  • アンチエイジング対策としての舌、口唇、顔面筋の訓練
  • 高齢者の口腔リハビリテーションへの応用
  • ドライマウスの唾液促進、舌痛症への応用

メリット

  • 歯並び・噛み合わせの改善
  • 呼吸の改善
  • いびき・睡眠時無呼吸症候群の改善
  • 発音・滑舌の改善
  • 咀嚼・嚥下機能の向上
  • 口臭・虫歯・歯周病予防

デメリット

  • 効果が出るまでに時間がかかる
  • 重度の不正咬合には不向き
  • 根気が必要

副作用とリスクについて

口腔筋機能療法(MFT)は、重篤な副作用やリスクはほとんどありません。ただし、筋肉の疲労や痛みを感じることがあります。また、誤った方法で行うと、顎関節症が悪化したり、口周りの筋肉のバランスが崩れたりする可能性もあります。そのため、MFTを行う際は、歯科医師や専門家の指導を受けることが大切です。

費用

MFT機能検査診断料

33,000円(税込)

MFT(口腔筋機能療法)

8,800円(税込)

※他院にて歯科矯正治療中の方は13,200円(税込)になります

'予防を超えた'未来へ

生涯、自分の歯で。ミライズ総合歯科では、予防を超えた、お口全体の健康から未来をデザインする総合歯科医療を提供いたします。