ミライズ矯正歯科南青山

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2022.07.28

ブログ

肉離れや靭帯損傷を組織修復・増強するPFC-FD療法について紹介

PFC-FD療法で怪我を治す方法をご紹介します。

スポーツをやっている方であれば、

 

・練習試合で肉離れになった

・対人で相手の膝が入り打撲になった

 

など、様々な怪我を経験している方が多いと思います。

その怪我の治療に時間が掛かったり、治っても筋力強度が落ちたりする場合があります。

本日は怪我をした箇所の組織修復や増強を行うことが期待できるPFC-FD療法についてご紹介します。

 

・肉離れを早く直したい。歩けるようになりたい。

・足首の靭帯損傷が治りにくい。自然治癒では待てない。

 

そんな方にご一読いただければと思います。それではいきましょう。

PFC-FD療法とは

そもそもPFC-FD療法とは、自身の血液を利用した関節治療のことです。血液中の血小板に含まれる成長因子を活用して、関節や筋・腱・靭帯に対して注射を行う治療法です。

自分の血液を利用するというのは少し抵抗があるかもしれませんが、怪我をしたところの治癒だけでなく増強効果も期待できるため、スポーツ選手にも注目されている療法です。自身の血液を利用しているため、安全かつ簡便です。

怪我というのはどなたにも起こりうることで、特にスポーツと怪我は切っても切り離せない関係です。

例えばサッカー選手なら、

 

1.肉離れ

2.靭帯損傷

3.打撲

 

という順で怪我が起きる傾向が高いと言われています。

スポーツに専念している方であれば、予防・重症度低下・早期復帰を目指さなければなりません。

そこでPFC-FD療法です。PFC-FD療法は様々な成長因子を含有しているので、

 

 ・組織修復を促進

 ・治癒過程の加速

 ・治癒箇所を増強

 

これらの効果が期待できます。

そのため、PFC-FD治療は、変形性膝関節症・筋・腱・靭帯損傷で怪我をしてしまったアスリートに特に使用されています。

Jリーグでもシーズン前に選手の血液を採取後PFC-FDを作成し、怪我をした際にすぐ使用できるようにしています。

適応可能な症状

PFC-FD治療が適応可能な症状です。

●中長期離脱の可能性が高い急性スポーツ外傷

①肉離れ

②靭帯損傷

 

●痛み止めやリハビリにて症状が改善しづらい運動器疾患

③関節炎 or 難治性腱炎(膝蓋腱炎(しつがいけんえん)またはジャンパー膝 など)

 

それぞれの症状について、PFC-FDで治療する方法と効果について説明します。

 

①肉離れ

肉離れはハムストリングスの怪我が最多です。怪我を繰り返してしまうことを再受傷と言いますが、再受傷が約30%と言われています。

2ヶ月以内の再受傷は13%で、復帰後すぐの再受傷率が特に高い傾向がありますので、治療後の過度な運動には注意が必要です。

肉離れの治療の流れとしては、MRIにて損傷部位(筋実質〜筋内・筋腱移行部・筋内腱)と損傷程度の評価をします。

その中でも筋内腱損傷は復帰に長期間を要するため、PFC-FDにより瘢痕化を抑制し良好な修復ができるため早期復帰・再受傷率の低下が期待できます。

 

②膝関節内側側副靱帯損傷

PFC-FDを投与することにより靱帯の質の回復が早く、早期の競技復帰ができる可能性があります。

 

③外傷後関節炎

前十字靭帯損傷や離断性軟骨炎、半月板損傷後の関節炎に対しても疼痛の改善率は良好であり治療の選択肢の一つとなります。

 

以上のように、PFC-FD療法は様々な怪我を治療するだけでなく、成長因子で怪我の箇所を強化することが期待できる治療法です。

プロスポーツ選手だけでなく、部活動や課外活動、膝を悪くしたシニアの方までご利用いただけます。

怪我からの早期復帰、慢性的な膝関節の痛みなどに悩まれている方は、ミライズクリニック南青山でぜひお気軽にご相談ください。

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