ミライズ矯正歯科南青山

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2025.05.02

ブログ

【専門医監修】歯肉退縮とは?3大原因や進行を食い止める方法を解説

「最近、以前より歯が長く見える気がするけど…コレって歯肉退縮ってやつなの?」
「このまま放置しているとまずいのかな?」

あなたは今、こんなことを考えていませんか?

歯肉退縮とは、いわゆる歯茎下がりのことです。「歯茎下がり」は加齢が原因と思われがちですが、実は10代20代の方でも、歯茎が下がることはあります。

実は、歯肉退縮は見た目だけの問題ではありません。放置することで、症状が悪化し、最悪は歯を失うこともあります。

ただし「歯肉退縮=即治療」というわけではありません

歯科医師歴27年の私が見てきたなかで、歯肉退縮が急激に悪化し、歯がグラグラして抜け落ちる方は、まずいません。

もし、すでに歯肉退縮が起こっているなら、適切な対処を行うことで進行を最大限防げます。

そこで、今回は「歯肉退縮の症状や原因」に加え「歯肉退縮を放置するリスクや治療方法」について完全解説します。

この記事で分かること
・歯肉退縮の症状
・歯肉退縮になる「10の原因」
・起きた歯肉退縮を放置するリスク
・歯肉退縮の治療方法・費用
・歯肉退縮の治療を任せる歯医者の選び方

お読みいただければ、今起こっている歯肉退縮の原因が分かり、さらに治療すべきかどうかの判断ができます。

「鏡を見るたび憂鬱になっている方」
「歯肉退縮を治療すべきかどうか迷っている方」

上記のような方に役立つ内容となっています。ぜひ最後までお読みください。

1.歯肉退縮とはどのような状態?

お伝えしたとおり、歯肉退縮とは「歯茎が後退して歯の根元が見えてしまう状態」のことです。

本来、歯の根元は歯茎に守られていて見えませんが、歯と歯茎のくっつきが壊れると、根元が露出してしまいます。この状態を「アタッチメントロス」といいます。

さらに退縮が進むと、象牙質という歯の根元部分が露出することもあります。

歯肉退縮は「歯茎の病気の一種」です。とはいえ、歯周病などとは違い、すぐに治療が必要というわけではありません。

「治療しないと、どんどん歯茎が下がって歯が抜けちゃうのでは?」

と心配する方も多いのですが、歯肉退縮は放置しても必ず悪化するとは限らず、症状の進行具合は人によってさまざまです。

「明らかに歯茎の異常がある」「歯がグラグラしている」といった症状が無ければ、積極的に治療せず、そのまま様子を見るのが一般的です。

一方で、一度下がってしまった歯茎が、自然に元に戻ることはありません。

だからこそ、これ以上悪化させないことが重要です。

心配であれば、自己判断せずに歯医者で相談してみましょう。専門家による診断を受けながら、進行していないか、日常生活で注意すべき点がないかを見極めていくのがベストです。

2. 歯肉退縮でよくある症状

ここまで「歯肉退縮は歯茎の病気の一種」「治療が必須ではない」とお伝えしてきました。

ここからは、歯肉退縮でよくある症状について解説します。今まさに、歯肉退縮が起こっている方は、ご自身の症状と照らし合わせてみてください。

歯肉退縮の見た目に現れる症状には、以下の2パターンがあります。

繰り返しになりますが、歯茎が退縮したからといって、急いで治療する必要はありません。

ただし、以下に当てはまる方には、治療をおすすめするケースもあります。

  • 見た目の問題がコンプレックスに感じる方
  • 歯茎下がりした部分の知覚過敏がつらい方

もし「知覚過敏だけがつらい」という場合は、知覚過敏用の薬を塗れば、かなり改善が期待できます。かかりつけのクリニックで相談してみましょう。

歯肉退縮そのものを治すのであれば、基本的には外科手術による治療になります。歯肉退縮の治療方法については「7. 歯肉退縮の主な治療方法」で詳しく解説します。

歯肉退縮の治療を検討している方は「歯茎が下がる…治療法3つとその効果、費用を徹底解説」の記事もお役に立てるはずです。ぜひお読みください。

3. 歯肉退縮が起こる「3大原因」

ここまでは、歯肉退縮について「よくある症状」を解説してきました。お読みいただき、ご自身の症状に当てはまった方も、いらっしゃるかと思います。

続いて解説するのが「歯肉退縮の原因」です。

歯肉退縮の原因は、大きく分けて以下の3つがあります。

日々の生活習慣が原因なら、見直すことで進行を止められます。

明らかに歯茎や虫歯が原因なら、早めに歯医者で治療を受けましょう。放置すると、最悪は歯が抜け落ちることもあります。

歯列矯正の相談は「ミライズ」へ
わたしたち「ミライズ」は、日本矯正歯科学会の認定医が在籍しています。歯列矯正は確かな技術と経験をもつ専門医のもとで行うことが大切です。矯正歯科医の技術が未熟だと、歯肉退縮などのトラブルを招いてしまうからです。

「歯肉退縮などのリスクを最小限におさえた矯正をしたい」とご希望なら、ミライズへお問い合わせください。

4. 起きてしまった「歯肉退縮」を放置するリスク

ここまでお読みいただいた方は、歯肉退縮の症状や原因についてご理解いただけたと思います。

歯肉退縮した歯茎は、必ずしも治療しなければならないというわけではありません。とはいえ、治療せずに放置するリスクはないのか、気になる方もいることでしょう。

実は歯肉退縮を放置すると、以下のようなリスクがあります。

1つずつ一緒に見ていきましょう。

4-1. 見た目がコンプレックスになる

歯肉退縮を放置する第一のリスクは「見た目がコンプレックスになること」です。

歯肉退縮は見た目で分かる疾患です。そのため、治療が必要ないレベルでも、人によっては「笑顔になれない」「毎朝鏡を見るたびに落ち込んでしまう」といったケースがあります。

歯肉退縮は自然治癒しません。だからこそ積極的に治療しなければ、ずっと見た目にコンプレックスを抱いたまま生活することになります。

もしどうしても見た目が気になるということであれば、一度、歯茎の治療について説明を受けることも検討してみましょう。

4-2. 虫歯・歯周病・知覚過敏になるリスクもある

歯肉退縮を放置するリスクとして「虫歯・歯周病・知覚過敏になること」も挙げられます。

なぜなら、歯肉退縮は、本来歯茎に覆われている部分の歯(象牙質)が露出してしまうからです。象牙質は柔らかくデリケートなため、虫歯になりやすい特徴があります。

また、冷たいもの・甘いものの刺激が伝わりやすいこともあり、知覚過敏のリスクも上がります。

さらに、歯肉退縮で歯と歯の間にすき間が空いている場合、歯磨きやフロスが行き届かないと、虫歯や歯周病になるリスクも上がります。

すぐに歯肉退縮の治療が必要というわけではないですが、リスクが上がることを見越して、日々のお口のケアをしっかり行うことが大事です。

4-3. 歯に色素沈着が起こりやすくなる

歯肉退縮を放置するリスクとして、もうひとつ「色素沈着」があります。

歯茎が下がって歯の根元(象牙質)が見えるようになると、その部分に色がついて茶色っぽくなることがあります。

これは、露出した象牙質が時間の経過とともに唾液中の成分などで変化して、少しずつ色素を取り込んでいくためです。

また、歯の根元が露出すると、その部分に着色汚れ(ステイン)が付きやすくなります。これは、露出した根元の表面がエナメル質ではなく、ザラザラした象牙質やセメント質でできているためです。

とはいえ、色素沈着は、定期的に歯医者でクリーニングを受けることで予防できます。日々のケアで防げるため、歯肉退縮が大きく進行していなければ様子を見るのが良いでしょう。

5. 歯肉退縮をこれ以上悪化させない4つの方法

前章では「歯肉退縮を放置する3つのリスク」について解説しました。一度下がってしまった歯茎は、基本的に元に戻ることはありません。

だからこそ、一番大事なのは「これ以上悪化させないこと」なのです。

歯肉退縮をこれ以上悪化させない方法は、以下の4つあります。

大事なことなので、1つずつ丁寧に見ていきましょう。

5-1. 毎日のブラッシング圧を見直す

歯肉退縮の原因で、とくに多いのは「強い力でゴシゴシ歯を磨くこと(オーバーブラッシング)」です。

なかでも、

  • 虫歯や歯周病がないのに歯肉退縮が起こってしまった
  • 20代30代で歯肉退縮が気になる

という方は、歯磨き習慣が原因の可能性が高いです。

歯肉退縮を防ぐためには、以下の4つに注意して歯磨きをしましょう。

歯肉退縮を防ぐ!歯磨きの4つの注意点
注意①:堅い歯ブラシを使わない(やわらかめの歯ブラシ推奨)
注意②:強い力でゴシゴシ磨かない(優しく磨く)
注意③:横に向かって磨くかない(45度の角度)
注意④:歯磨きをしすぎない

歯茎は横からの力に弱いため、歯ブラシを真横から当ててゴシゴシ磨く方法は厳禁です。

なるべくやわらかめの歯ブラシを使うことも大切です。歯と歯肉の境目を磨くときは、斜め45度の角度を意識しましょう。

出典:日本歯科医師会「標準的な成人歯科健診プログラム・保健指導マニュアル

もし「正しい歯磨きの方法が分からない」「おすすめの歯ブラシを教えてほしい」という方がいれば、ぜひ歯医者へ相談してみましょう。歯科衛生士が、歯磨き指導をしてくれるはずですよ。

5-2. 歯ぎしり・食いしばりを対策する

歯肉退縮の悪化を防ぐには「歯ぎしり・食いしばりの対策」も大切です。

歯ぎしり・食いしばりは、歯と歯茎にじわじわダメージを与えている状態のため、歯肉退縮の原因のひとつでもあります。

歯ぎしり・食いしばりの対策は、マウスピース(ナイトガード)が有効です。歯医者へ相談すれば、自分の歯にぴったり合ったマウスピースを作ってもらえます。

もしも、朝起きた時にアゴが疲れていたり、家族に歯ぎしりを指摘されたことがあるなら、歯ぎしりが歯肉退縮の原因になっているかもしれません。

食いしばりについては、

  • ストレスが多い
  • 噛み合わせが悪い

なども影響します。

「たかが歯ぎしり・たかが食いしばり」と安易に考えず、少しでも心当たりがあれば早めに歯医者へ相談しましょう。

5-3. 定期的な歯科検診とプロのクリーニングを受ける

歯肉退縮の進行を防ぐためには、歯医者での定期的なチェックとクリーニングがとても大切です。

自分では気づきにくい歯茎の変化や歯周病の初期症状も、プロの目なら早期に発見できます。

参考:日本歯科医師会の公式サイトを元に筆者作成

また、毎日の歯磨きだけでは取りきれない歯石や汚れをしっかり除去できるため、歯茎の健康を保ちやすくなります。

とくに、歯肉退縮によって歯の根元が露出している場合は、汚れがたまりやすく、磨き残しも多くなりがちです。プロのケアを受けることで、炎症やさらなる退縮を防ぐ効果が期待できます。

5-4. 生活習慣を見直して口腔環境を整える

歯肉退縮には、生活習慣も大きく影響します。

とくに、

  • 喫煙
  • 偏食
  • 不規則な食事習慣
  • 過度なストレス
  • 睡眠不足

などは、歯茎に悪影響を与え、結果的に歯肉退縮につながることがあるため注意が必要です。

「お肌の大敵は歯茎にも大敵」になります。

すでに下がってしまった歯茎は、元に戻りませんが、だからこそ、これ以上悪化させないことが大切です。

できる範囲で規則正しい生活習慣を心がけ、歯肉退縮の進行を可能な限り防ぎましょう。

6. 歯肉退縮は必ずしも即治療するものではない

ここまで、「歯肉退縮の原因や悪化しない方法」を解説してきました。

今現在、すでに歯肉退縮が起こっている方のなかには、「早く治療したい」と考えている方もいるかもしれません。

しかし、ちょっと待ってください。すでにお伝えしているとおり、歯肉退縮は、即治療が必要なわけではありません。

歯科医師歴27年の私から見て、「歯肉退縮を即治療しなければならないケース」は少なく、もし放置しても急激に進行するものではありません。

明らかに歯茎の状態が悪い場合や、虫歯を放置している場合を除き、歯肉退縮は悪化しないように気をつけながら様子を見るのが通常です。

ただし、以下の3つに1つでも当てはまる方は、歯茎下がりの治療を受けるべきです。

もしあなたが上記に1つでも当てはまるなら、歯肉退縮の治療を検討してみましょう。

7. 歯肉退縮の主な治療方法

ここからは、歯肉退縮の治療方法について詳しく解説します。

歯肉退縮の治療には、大きく以下の4つがあります。

歯肉退縮の治療は「根面被覆術(こんめんひふくじゅつ)」が主流です。根面被覆術は歯肉を回復させる外科手術のことです。

自分の上顎の裏側から組織を採取して移植することで、歯茎下がりの見た目を改善します。

【根面被覆術のイメージ図~患者自身の口蓋(上顎など)から結合組織を採取~】


成功すれば、10年以上維持できる点が特徴です。医師の技術が見た目を左右するため、信頼できる歯医者に任せることが大切です。

そのほかにも「ヒアルロン酸注入」や「ダイレクトボンディング法」などの治療もあります。それぞれに特徴や費用が異なるため、ご自身の求める結果に一番合う治療方法を見つけることが重要です。

また歯肉退縮の状況によって、合う治療と合わない治療があります。最適な治療を見つけるためには、実際に複数の歯医者でカウンセリングを受けましょう。

歯肉退縮の治療方法について、種類や費用、治療にかかる期間などを詳しく知りたい方は、「歯茎が下がる…治療法3つとその効果、費用を徹底解説」の記事で解説しています。ぜひお読みください。

8. 歯肉退縮の治療は難易度が高い!歯医者を厳選しないと治療前より悪化するリスクもある

ここまで、歯肉退縮の治療方法をご紹介してきました。治療を受けようと考えている方に、もうひとつ大事なことをお伝えします。

それは「歯肉退縮の治療は難易度が高い」ということです。

とくに、歯肉退縮治療で主流の「根面被覆術(こんめんひふくじゅつ)」は、歯医者の腕によって結果が大きく変わります。残念ながら、未熟な歯医者によって、治療前より悪化することも少なくありません。

歯医者にも得意分野、不得意分野があります。もし根面被覆術が不得意な歯医者が担当すると、思ったような結果は得られません

歯肉退縮の治療は基本的に保険適用外の自費診療です。治療費も10万円前後かかることがあります。

「高い費用を払ったのに、思ったほど回復しなかった」
「治療前より見た目が悪くなってしまった」

こんな状況は、何としても避けたいですよね。

そのためには、歯肉退縮治療を任せる歯医者を正しい基準で選ぶ必要があります。

9. 歯肉退縮の治療を受ける歯医者4つの選び方

ここまでお読みいただいた方ならお分かりのように、歯肉退縮でもっとも重視すべきは「歯医者選び」です。

歯肉退縮の治療は高度な技術が必要な分野です。だからこそ、どの歯医者で治療を受けるかが、結果を大きく左右します

歯肉退縮の治療で後悔しないためには、以下の4つの基準にすべて当てはまる歯医者を選びましょう。

1つずつ一緒に見ていきましょう。

9-1. 歯茎の治療に精通している歯医者を選ぶ

歯肉退縮の治療は、歯茎に関する深い知識と繊細な技術が求められます。

そのため、一般的な虫歯治療が得意な歯医者と、歯茎の治療に詳しい歯医者は別物と考えるべきです。

具体的には、歯医者のホームページやカウンセリングで、以下のような点をチェックしましょう。

歯茎の治療に精通している歯医者のチェックポイント
・ホームページに「歯周病」や「歯肉退縮」の専門的な説明があるか
・「歯周病専門医」や「歯周治療に関する資格・研修実績」の記載があるか
・歯肉移植の「症例写真」があるか
・カウンセリング時に治療の選択肢やリスクを丁寧に説明してくれるか
・治療後のメンテナンスや再発防止のサポート体制があるか

上記の項目にすべて当てはまるかどうか、歯医者のホームページでチェックしてみましょう。もしホームページだけで判断できなければ、実際のカウンセリングで説明を受けることが大切です。

9-2. 噛み合わせの治療に精通している歯医者を選ぶ

歯肉退縮の原因として見落とされがちなのが、噛み合わせ(咬合)の問題です。

3. 歯肉退縮が起こる「3大原因」」でご説明したとおり、歯並びと歯肉退縮は密接に関係しています。なぜなら噛み合わせが悪いと、一部の歯や歯茎に過度な負担がかかり、歯肉退縮を引き起こすことがあるからです。

それにもかかわらず、噛み合わせをしっかり診てくれる歯医者は意外と少なく、治療しても再発を繰り返すケースも見られます。

もっとも理想的なのは、矯正専門医が在籍している歯医者を選ぶことです。矯正専門医がいない場合も、「歯ぎしり・くいしばりとの関係をきちんと説明してくれるかどうか」を重視して、歯医者を選びましょう。

9-3. 外科手術の設備が整っている歯医者を選ぶ

歯肉退縮の治療には、歯茎の移植や再生をともなう外科的な処置が必要になる場合があります。そのため、高度な外科処置に対応できる環境が整っている歯医者を選ぶことが重要です。

具体的には、以下の3つをチェックしましょう。

外科手術の設備が整っている歯医者のチェックポイント
・マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)や拡大鏡による繊細な処置ができるか
・清潔で感染対策の徹底された手術室があるか
・歯周形成手術や移植手術の実績が紹介されているか

まずは、ホームページをチェックしてください。もしホームページに詳しい情報が掲載されていなければ、カウンセリングで聞いてみるのがおすすめです。

9-4. 丁寧なカウンセリングを行っている歯医者を選ぶ

歯肉退縮の治療は、一人ひとりの状態や希望に合わせて、治療法やタイミングを見極める必要があります。なぜなら、歯茎の状態や歯肉退縮の悩みは、人によって異なるからです。

だからこそ、カウンセリングに時間をかけることは、信頼できる歯医者の証ともいえるでしょう。

丁寧なカウンセリングが行われている歯医者では、次のような特徴があります。

丁寧なカウンセリングが行われている歯医者の特徴
・患者の悩みや不安にじっくり耳を傾けてくれる
・治療の選択肢をわかりやすく説明してくれる
・メリットだけでなく、リスクやデメリットも正直に話してくれる
・強引に治療をすすめず、考える時間を与えてくれる
・カウンセリング時間がきちんと確保されている(個室や専用ルームがある場合も)

まずは候補の歯医者を見つけ出し、複数のカウンセリングを受けましょう。

聞きたいことを事前にメモしていき、納得いくまでしっかり話を聞くことが大切です。

10. 歯肉退縮の相談をしたい方は「ミライズ」へ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

『ミライズオーラルへルス南青山』では、最先端の設備と各分野の専門医が在籍し、万全の体制で治療を行っています。

歯周病治療や虫歯治療などの「一般歯科」に加え、歯肉退縮の治療を行う「口腔外科」、そして「矯正歯科」まで、歯科治療のすべての分野を、グループ内で連携しているのがミライズの強みです。

まずはカウンセリングで、患者様のお口の中のお悩みを丁寧にヒアリングします。歯肉退縮についての不安をぜひお聞かせください。経験豊富な専門医がすべて丁寧にお答えします。

そんな『ミライズ』の歯肉退縮治療には以下の3つの特徴があります。

『ミライズ』の3つの特徴
①最新設備が整っています
②外科手術に対応しています
③丁寧なカウンセリングを行っています

10-1. ミライズは最新設備が整っている

わたしたちミライズは、患者様に最高品質の治療を提供したいという想いのもと、最新設備の導入に力を入れております。

とくに、歯肉退縮の外科手術に欠かすことができないのは「マイクロスコープ」です。

ミライズでは、世界最高水準のカールツァイス社製のマイクロスコープを導入し、計3台のマイクロスコープを完備しています。

【当院で採用している世界最高水準のカールツァイス社製マイクロスコープ】

出典:ミライズ矯正歯科南青山公式サイト

ミライズで採用しているCTは、Ray社のRay scan最上位モデル『α+200』です。

【「Ray scan」の最上位モデル『α+200』】

出典:ミライズ矯正歯科南青山公式サイト

Rayscan『α+200』は、あらゆる治療に必要なレントゲン撮影(セファログラム)を0.3秒ほどのスピードで撮影できます。

上記のとおり、歯肉退縮のような繊細な外科処置でも、安心して精密な治療を受けていただける体制が整っています。

「精密な治療を受けたい」
「信頼できる歯医者に任せたい」

そんな方は、ぜひミライズへご相談ください。

10-2. ミライズなら外科手術にも対応している

当院グループでは、大学病院レベルの設備を備えた専用の手術室を院内に併設しています。そのため、
「根面被覆術」などの歯肉移植手術をはじめ、あらゆる外科手術に対応できます。

『ミライズ』の歯周形成外科で行っている歯肉退縮の治療は、下記のとおりです。

取り扱っている術式 治療費の目安
・根面被覆術

※以下は根面被覆術の一種です。
(遊離歯肉移植術)
(遊離結合組織移植術)
(歯間乳頭再建術)

¥64,900〜¥119,900(税込)

※治療費は目安です。詳しくはカウンセリングでご相談ください。

※治療費は目安です。詳しくはカウンセリングでご相談ください。

7. 歯肉退縮の主な治療方法」でご説明したとおり、歯肉退縮の治療方法は色々ありますが、『ミライズ』では、

  • 見た目の回復
  • 治療した状態を維持できる期間
  • 費用

を総合的に判断し「根面被覆術」など外科手術をメインに行っています。

歯肉退縮で悩んでいる方で、

「自分に一番合う治療方法を提示してもらいたい」
「治療後に、こんなはずじゃなかった!と後悔したくない」

という方は、ぜひ『ミライズ』にご相談ください。

10-3. 丁寧なカウンセリングを行っている

わたしたちミライズでは、患者様が納得いただいたうえで、治療を受けていただきたいという想いがあります。なかでも、歯肉退縮は、患者様ごとに原因も進行具合も異なる病気です。

だからこそカウンセリングでは、

  • どんな治療を希望されているのか
  • 心配なことは何か

を丁寧にお聞きします。

当院では、治療前に不安や疑問をしっかりと伺い、治療の選択肢やそれぞれのメリット・デメリットをわかりやすくご説明しています。

カウンセリング室は、プライバシーを配慮した個室になっていますので、安心して来院ください。

11.まとめ

この記事では「歯肉退縮の症状や原因」に加え「歯肉退縮を放置するリスクや治療方法」について詳しく解説してきました。

歯肉退縮とは「歯茎が後退して歯の根元が見えてしまう状態」のことです。

歯肉退縮の見た目に現れる症状には、以下の2パターンがあります。

歯肉退縮の原因は、大きく分けて以下の3つがあります。

歯肉退縮の治療には、大きく以下の4つがあります。

歯肉退縮の治療は、歯科医の技術が結果を左右します。

安心の歯肉退縮治療なら、わたしたちミライズにお任せください。

皆さまのお口の悩みが解消され、最高の笑顔で日々の生活を過ごされることを、心より願っています。

【監修】院長 富田大介

CAREER.

昭和大学歯学部卒業(2004年)
国立大学法人 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 咬合機能矯正学分野 専攻課程修了(2008年)
国立大学法人 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 咬合機能矯正学分野 非常勤講師
元 国立大学法人 東京医科歯科大学 歯学部附属病院 矯正歯科外来 医長補佐
元 公立大学法人 横浜市立大学附属市民総合医療センター 歯科・口腔外科・矯正歯科 常勤特別職指導診療医

公益社団法人 日本矯正歯科学会 認定医・代議員
特定営利活動法人 日本顎変形症学会 認定医(矯正歯科)
国立大学法人 東京科学大学(旧東京医科歯科大学)大学院 医歯学総合研究科 咬合機能矯正学分野 非常勤講師
Stanford University(スタンフォード大学) Visiting Instructor(客員講師)
香港中文大学 客員教授
Cebu Doctor’s University(セブ医科大学) 歯学部 客員准教授
Al Ryada University(アルリャダ大学) 客員教授
一般社団法人 日本オーラルヘルス協会 代表理事
ハーバード大学医学大学院 Executive Education 修了(2023年)

ミライズ矯正歯科南青山 院長
ミライズオーラルヘルス南青山(一般歯科・予防歯科・トランセントホワイトニング)統括院長
ミライオーラルヘルス銀座(一般歯科・予防歯科・トランセントホワイトニング)統括院長
ミライズクリニック南青山(顎変形症手術施設・再生医療)統括院長
ミライズクリニック銀座 (再生医療)統括院長
ミライズウェルメディカルグループ 代表

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