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2025.07.09
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歯茎が下がる…本気で戻す方法を歯医者が解説【自力はムリ】

下がった歯茎が気になる方へ
歯茎の後退が気になっても、原因や必要な対応は見た目だけでは決まりません。セルフケアは炎症の管理や悪化予防に役立ちますが、失われた歯肉を確実に元に戻す方法とはいえません。歯周病の有無や歯肉・骨の状態を確認し、処置が必要かを判断します。
歯茎のお悩みは総合歯科の診療案内へ。矯正中・矯正を検討中の方は矯正と歯肉退縮の説明もご覧ください。
「朝、鏡を見たら、歯茎が下がってる気がした。セルフケアで戻すことはできないかな…」
「このままどんどん歯茎が下がったらどうしよう…今からでも戻す方法はない?」
あなたは今、こんな悩みを抱えていませんか?
下がった歯茎をマッサージや歯磨き粉だけで元の位置に戻すことは、通常期待できません。ただし、適切な歯磨きや生活習慣の見直しは、炎症の管理や進行予防のために大切です。
歯茎下がり(歯肉退縮)は、歯茎の縁が歯の根の方向へ移動し、根の表面が露出した状態です。歯周炎による組織の破壊が関係する場合もありますが、歯肉退縮があることだけで歯周炎や骨の喪失を断定することはできません。原因や治療の必要性は、歯周組織の検査などで判断します。[参考文献1]

そうはいっても「ネットやSNSで、セルフケアで歯茎が戻ったという噂を見たことがあるよ」という方もいらっしゃることでしょう。
体験談だけでは、実際に歯肉退縮があったのか、炎症の変化で見え方が変わったのかは判断できません。

「下がった歯茎に治療法はないの?」と不安な方もいるでしょう。
状態によっては、歯科で見た目の改善を目指す治療を検討できます。
この記事では、歯茎下がりの見た目を回復させるための治療方法とリスク、さらに「治療を任せる歯医者の選び方」について詳しく解説します。
治療ごとの目的と限界、受診時に確認したい点を整理します。
歯ぐき下がりの原因や治療の必要性は、診察と検査を踏まえて判断します。ミライズ総合歯科南青山の診療内容をご確認ください。歯ぐきの診療案内を見る
1.一度下がった歯茎を戻す方法:セルフケアと治療の役割
すでに露出した歯根がセルフケアだけで再び歯肉に覆われることは、通常期待できません。
歯茎下がりでは歯肉の縁の位置が変化していますが、その背景は一様ではありません。歯周炎があるか、歯肉や周囲の組織がどのような状態かを分けて確認することが大切です。
歯茎が下がったすべての方に、同じ原因や同じ程度の骨の喪失があるわけではありません。歯肉退縮の原因や進行への対処については「歯肉退縮の原因と受診時の確認点」で詳しく解説しています。

セルフケアだけで露出した根の表面が元どおり歯肉に覆われるとは限りません。一方、セルフケアは治療の前後にも必要です。歯周炎がある場合は、その管理を含めて歯科医師と相談しましょう。
ただし、治療によって見た目の改善を目指せる場合があります。適応と見込める結果は、歯肉や骨の状態によって異なります。

根面被覆術などでは、見た目だけでなく、露出した歯根の保護や知覚過敏の軽減を目指すこともあります。ただし、すべての歯肉退縮を完全に覆えるわけではなく、適応と予測される効果には個人差があります。[参考文献2]
歯茎下がりを治したいと考えている方の悩みとして多いのは、
「老けて見られるのでは…と心配」
「歯茎が気になって人前で笑えない」
などですよね。

歯茎下がり治療を受けることで、見た目を戻すことができれば、多くの方の悩みは解消されるでしょう。
治療にはどんな種類があるのか、どんな治療が合っているのかについて、詳しくは「3.歯茎下がりで検討する方法と目的の違い」で解説します。
歯ぐきの相談は、まず総合歯科の診療案内をご確認ください。予約に進む場合は、ミライズ総合歯科南青山院の一般治療相談メニューと費用・保険の区分をご確認ください。グループの予約メニューを確認する
2.よくある「下がった歯茎が治った」と勘違いされる3つの対処法

ここまで、セルフケアだけで露出した歯根を再び歯肉で覆うことは難しいと説明してきました。
そうはいっても、皆さまの中にはネットやSNSの体験談をみて「セルフケアで、ある程度歯茎下がりを戻せるのでは?」と考えている方もいらっしゃることでしょう。
ネット上の体験談だけでは、実際に歯肉退縮があったか、炎症の変化で見え方が変わったかを判断できません。
露出した歯根を、セルフケアだけで元の位置まで歯肉で覆うことは通常期待できません。
ここからは「治ったと勘違いされやすい3つの対処法」を元に、なぜ戻ったように見えてしまうのかを詳しくお伝えします。なお、若いうちから歯茎の下がりが気になる方の原因と考え方については「20代も歯茎は下がる!原因と気にしすぎ無用なワケを歯科医が解説」で詳しく解説しています。
| 「歯茎下がり」よく勘違いされる間違った対処法3つ |
| ①歯茎マッサージ:露出した歯根を覆う方法ではない
②歯茎用の歯磨き粉:歯肉退縮を元に戻す方法ではない ③ビタミン・栄養療法:栄養補助だけで歯肉退縮は戻らない |
2-1.歯茎マッサージで歯肉退縮は戻る?
歯茎マッサージで「歯茎がふっくらした」と感じても、露出した歯根が再び歯肉で覆われたとは限りません。
マッサージによって露出した歯根が歯肉で再び覆われることは期待できません。
間違った方法でマッサージをすると歯茎に刺激が加わりすぎて、逆に歯茎が下がる原因になることもあります。

とくに、すでに歯茎下がりが起こっている方は、自己流マッサージはおすすめしません。
2-2.歯茎用の歯磨き粉で歯肉退縮は戻る?
「歯茎下がりに効果がある歯磨き粉」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
歯磨き粉を変えただけで、歯茎が復活すればいいのですが、実際には難しいでしょう。
歯磨き粉は口腔清掃の補助になりますが、露出した歯根を歯肉で再び覆う治療にはなりません。知覚過敏や出血がある場合は、原因を確認しましょう。
過度な期待はやめておきましょう。
2-3.ビタミン・栄養療法:健康な歯茎づくりはできても再生はしない
「ビタミンCが歯茎に良いって聞いたから、野菜や果物を意識的に摂るようにしている」
「歯周病予防にいいとされる栄養素をサプリで補っている」
という方も多いことでしょう。
バランスのよい食事は全身の健康に大切ですが、栄養補助だけで露出した歯根を再び歯肉で覆うことはできません。
とはいえ、やはり「下がった歯茎」が元に戻ることはありません。
なぜなら、一度失われた歯茎や歯槽骨は、栄養だけで自然に再生することはないからです。
これは「牛乳をたくさん飲んでも、身長がすぐに伸びるわけではない」のと同じ。歯茎も、材料を与えただけでは戻ってはくれません。
つまり、ビタミンや栄養によって「歯茎の健康を保つ」ことはできても、「下がった歯茎を戻す」ことはできないということです。
セルフケアで戻らない理由には、もう一つの側面があります。歯茎が下がる背景には、歯周病や強すぎるブラッシングだけでなく、歯並びや噛み合わせの乱れが関係していることも少なくありません。特定の歯にだけ強い力がかかっていたり、歯が骨の幅からはみ出す位置に並んでいたりすると、その歯の歯茎だけが下がって見えることがあります。矯正と歯茎の関係については「矯正治療で歯茎は下がる!その原因と対策を歯科医が解説」で詳しく解説していますので、心当たりのある方はあわせてご覧ください。
歯肉退縮があるだけで、矯正治療や顎の手術が必要になるわけではありません。歯並び・噛み合わせにもお悩みがある場合は、歯周組織への影響を含めて治療の適否を個別に検討します。以下は骨格と噛み合わせに関する外科矯正の症例であり、歯肉退縮の治療効果を示すものではありません。
歯並び・噛み合わせにもお悩みがある方への参考:外科矯正の症例
- 受け口(下顎前突)を外科矯正で治療した症例
- 開咬(前歯で噛めない)を外科矯正で治療した症例
- 口元の突出感と噛み合わせを外科矯正で治療した症例
- 受け口(下顎前突)を外科矯正で治療した症例(術後7か月)
- 噛み合わせと受け口を外科矯正で治療した症例(術後6か月)
- 受け口が気になる方の外科矯正の症例(術後9か月)
- 口元の突出感を外科矯正で治療した症例(術後24日)
- ガミースマイルと噛み合わせを外科矯正で治療した症例
3.歯茎下がりで検討する方法と目的の違い

露出した歯根を覆いたい場合は、歯科で処置の適応と限界を確認します。症状がなく経過観察や原因への対応を選ぶ場合もあり、全員に外科処置が必要なわけではありません(スコットランド歯科臨床効果プログラムの診療指針)。方法ごとの目的や費用の確認点は「歯茎が下がったときの治療法と目的の違い」で説明しています。
露出した歯根を覆う方法と、歯と歯の隙間の見え方を調整する方法では、目的と適応が異なります。以下の3つを同じ効果の治療として比較しないことが大切です。
| 方法 | 主な目的 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 根面被覆術 | 露出した歯根を歯肉で覆うことを目指す | 覆える範囲・回復・長期維持には個人差がある |
| ヒアルロン酸注入 | 歯間乳頭の隙間などに対して研究されている方法 | 適応・長期効果の根拠に限界がある |
| ダイレクトボンディング | 歯の形を補い、隙間の見え方を調整する | 歯茎を再生する治療ではない。清掃性や修理も考慮する |
※ヒアルロン酸注入は歯間乳頭の隙間について研究されている方法で、露出した歯根を覆う根面被覆術とは目的が異なります。提供状況は受診先へ確認してください。
上記は目的・適応の異なる方法です。費用と保険の取り扱いは実際の診断・治療内容ごとに確認します。処置の範囲、追加費用、維持管理も含めて説明を受けてください。
気になる治療法があれば、表のリンクから飛ぶことができますよ。
3-1.根面被覆術
歯茎下がりに対する治療のひとつは「根面被覆術(こんめんひふくじゅつ)」です。
歯肉を移動させる方法や、上あごなどから組織を採って移植する方法があります。
どの術式が適するかは、歯肉退縮の範囲や周囲の組織の状態で判断します。
【根面被覆術のイメージ図~患者自身の口蓋(上顎など)から結合組織を採取~】

根面被覆術のメリットと注意点は、下記の通りです。
| 根面被覆術のメリットと注意点 | |
| メリット | ・長期間維持できる場合があるが、術式・組織の状態・セルフケアや通院などによって異なる
・知覚過敏の症状緩和が期待できる ・歯茎の見た目の改善が期待できる |
| 注意点 | ・高度な技術が求められるため、歯科医の経験や技術に結果が左右される
・傷の回復や抜糸の時期は術式と経過によって異なるため、担当医の指示を確認する ・すべての症例に適応できるわけではない |
根面被覆術は、露出した歯根を覆い、知覚過敏や見た目の改善を目指す治療です。被覆できる範囲や治療後の経過には個人差があります。
根面被覆術の適応や期待できる結果は、歯根の露出範囲や周囲の歯肉・骨の状態などで変わります。
外科処置には痛み、出血、感染、期待した範囲を覆えない可能性があるため、術式と術後管理について説明を受けましょう。
| 根面被覆術の適応と確認事項 |
| ミライズ総合歯科南青山の診療案内では、根面被覆術などの歯周形成外科を紹介しています。個別の適応・受診窓口は診察時に確認してください。
根面被覆術の長期経過を調べた研究はありますが、すべての患者さまで同じ範囲を覆い、同じ期間維持できるとは限りません。歯肉退縮の状態、術式、術後の管理などを踏まえて見通しを確認します。5年以上の経過を扱った研究レビューも、このような対象や術式の違いを踏まえて読む必要があります。 歯ぐきの症状や検査結果に応じて、総合歯科で相談できる内容をご確認ください。 治療の適応、期待できる範囲、費用と保険の扱いは診察時に確認してください。 歯ぐき相談の窓口はミライズ総合歯科南青山の診療案内でご確認ください。電話画像は総合歯科の公式番号につながります。WEB画像はグループ共通の予約画面に進みます。総合歯科の一般治療相談メニューと費用・保険の区分を確認し、歯ぐきの症状に合う項目は受付先にご確認ください。 |
3-2.ヒアルロン酸注入:対象と根拠に注意が必要
ヒアルロン酸注入は、歯と歯の間の歯肉(歯間乳頭)の隙間などを対象に研究されている方法です。露出した歯根を覆う根面被覆術と同じ効果があると考えることはできません。
研究には対象者数や方法の違い、長期の効果・持続性の確認などに限界があります。効果や持続期間を一律には示せません。提供状況と適応は受診先へ確認してください。
3-3.ダイレクトボンディング:歯の形を補う方法
歯に樹脂などの材料を足して形を調整し、歯と歯の間の隙間の見え方を改善する方法です。下がった歯茎を再生したり、失われた歯周組織を回復したりする治療ではありません。
隙間の原因や大きさ、噛み合わせ、清掃しやすさを評価して適応を判断します。材料の着色・摩耗・欠け、修理や再治療の可能性もあるため、費用と維持管理を確認してください。
歯ぐきの相談は、まず総合歯科の診療案内をご確認ください。予約に進む場合は、ミライズ総合歯科南青山院の一般治療相談メニューと費用・保険の区分をご確認ください。グループの予約メニューを確認する
4.歯茎下がりの治療で起こり得るリスクと確認事項

ここまで、歯茎下がりの治療方法について解説してきました。
歯肉退縮の治療は、露出した歯根を覆うこと、知覚過敏を軽くすること、見た目を整えることなど、方法によって目的が異なります。
治療による見た目の変化は、日常生活でのお悩みにも関わります。例えば、
見た目について希望がある場合は、何を改善したいかを診察時に具体的に伝えてください。
外科処置には移植組織が定着しない、感染する、期待した範囲を覆えないといった可能性があります。現在の歯肉退縮や歯周組織の状態を確認し、適応とリスクの説明を受けましょう。
なぜ、治療で悪化することがあるのか?
理由は主に下記の2つがあります。
| 歯茎下がり治療で逆に悪化することがある理由 |
| 理由①:歯茎下がりの原因を見極めていないから
歯茎下がりの原因は複数あるため、まず正確な診断が不可欠。間違った治療を行えば、かえって症状が悪化する。 例:歯周病が原因なのにもかかわらず、見た目だけを補修した結果、炎症が進行し再発するケース |
| 理由②:術式と組織の状態、術後経過が影響するから
根面被覆術には術式に応じた技術と、歯周組織の状態に合う治療計画が必要です。適応、予測される被覆の範囲、合併症について説明を受けます。 例:移植歯肉がはがれてしまい、治療前よりも退縮が進行するケース |
診断、術式の選択、予測できる結果、術後の管理を担当医と確認することが大切です。
不安がある場合は、処置前に他の選択肢や経過観察についても質問しましょう。
術式と予測される効果、術後のケアを具体的に説明してくれる受診先を選びましょう。
歯ぐきの相談は、まず総合歯科の診療案内をご確認ください。予約に進む場合は、ミライズ総合歯科南青山院の一般治療相談メニューと費用・保険の区分をご確認ください。グループの予約メニューを確認する
5.歯茎下がり治療を相談する歯科医院の選び方

治療法を知ったことで「なんとかしたい」と思った方もいれば、リスクを聞いて「逆に不安になった…」と感じた方もいるかもしれません。
ですがご安心ください。ここからは「後悔しないための歯医者選びのポイント」をお伝えしていきます。
受診先を選ぶ際は、次の4点を確認すると相談しやすくなります。
| 歯茎下がり治療で信頼できる歯医者の4つの見極め方 |
| ・歯周病治療と歯茎下がり治療の両方に精通している歯医者を選ぶ
・歯の手術で実績(根面被覆術など)のある歯医者を選ぶ ・手術を行うための設備が充実している歯医者を選ぶ ・丁寧なカウンセリングを行ってくれる歯医者を選ぶ |
1つずつ詳しく見ていきましょう。
5-1.歯周病治療と歯茎下がり治療の両方に精通している歯医者を選ぶ
歯周病の有無を含めて歯肉退縮の原因を調べ、必要な治療を説明してもらいましょう。
歯周炎が関わる場合と、歯磨きの刺激や歯肉の厚さなど別の要因が関わる場合では、対応が変わるからです。
歯周炎は、歯を支える組織に炎症が起こり、骨の喪失を伴う病気です。ただし、歯肉退縮があれば必ず歯周炎というわけではありません。
歯肉退縮だけで歯周炎を診断することはできません。歯周組織の検査結果を確認しましょう。

このようなケースで、見た目だけを整える「歯茎下がり治療」を行っても、歯周病の治療が不十分であれば、再び歯茎が下がるリスクがあります。
見た目の処置を検討する前に、原因となる状態への対応が必要か確認してください。
5-2.歯茎下がりの手術で実績のある歯医者を選ぶ
外科処置を検討するときは、受診先で扱う術式と説明・経過管理の方法を確認してください。
根面被覆術は、歯肉や歯根面の状態によって適応や予測される結果が異なるため、術式とリスクの説明を受ける必要があります。
「3-1.根面被覆術」で解説した通り、根面被覆術には、
- 思ったより見た目が改善しない
- 移植した歯肉が十分に定着しない
- 感染症を引き起こす
などが起こり得ます。頻度や対処法は術式や状態で異なるため、担当医に確認してください。
また、ひとことで「根面被覆術」といっても、さまざまな術式(手術方法)があるため、担当医は「この症例にはどの術式がベストか」といった的確な診断ができることも必要です。
根面被覆術は「やれば必ず完全に歯根が覆われる」という治療ではありません。
担当医に、術式を選ぶ理由と見込める範囲、結果に影響する条件を確認しましょう。
5-3.手術を行うための設備が充実している歯医者を選ぶ
外科処置では、予定する術式に必要な器具、検査、衛生管理について説明を受けましょう。
例えば、根面被覆術を検討する際は、予定する術式に必要な器具や衛生管理を確認しましょう。
特定の機器があるだけで治療結果が保証されるわけではありません。予定する処置と必要な設備が合っているかを確認してください。
具体的には、以下の3つをチェックしましょう。
| 外科手術の設備が整っている歯医者のチェックポイント |
| ・マイクロスコープによる繊細な処置ができるか
・清潔で感染対策の徹底された手術室があるか ・歯周形成手術や移植手術の実績が紹介されているか |

まずは、ホームページをチェックしてください。もしホームページに詳しい情報が掲載されていなければ、カウンセリングで聞いてみるのがおすすめです。
5-4.丁寧なカウンセリングを行ってくれる歯医者を選ぶ
歯茎下がりの治療は、患者様一人ひとりの状態や希望に応じて、適切な治療法やタイミングを見極めることが欠かせません。
というのも、歯茎の状態や悩みの深さは、人によって大きく異なるからです。
歯肉退縮への処置には、内容や算定条件によって保険診療の対象となるものもあります(厚生労働省の2026年歯科診療報酬通知)。実際の適用と自己負担は診断・治療計画・受診先で異なるため、治療前に確認しましょう。
そのため、十分な時間をかけたカウンセリングを行ってくれるかどうかは、歯医者選びにおいて非常に重要なポイントです。
丁寧に話を聞き、最適な治療方針を一緒に考えてくれる歯医者は、信頼できる医療機関の可能性が高いといえるでしょう。
丁寧なカウンセリングが行われている歯医者では、次のような特徴があります。
| 丁寧なカウンセリングを行ってくれる歯医者の特徴 |
| ・患者の悩みや疑問に親身に耳を傾けてくれる
・治療内容や選択肢について、わかりやすい言葉で説明してくれる ・メリットだけでなく、リスクや注意点についても誠実に伝えてくれる ・治療を一方的に進めず、検討する時間をしっかり確保してくれる ・カウンセリング専用のスペースや個室があるなど、話しやすい環境が整っている |
まずは複数の歯医者を候補に挙げ、実際にカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
疑問や不安を事前にメモしておき、遠慮せずに納得いくまで質問することが、後悔しない治療への第一歩です。
歯ぐきの相談は、まず総合歯科の診療案内をご確認ください。予約に進む場合は、ミライズ総合歯科南青山院の一般治療相談メニューと費用・保険の区分をご確認ください。グループの予約メニューを確認する
6.歯茎下がりにお悩みならミライズへご相談ください

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
もし、あなたが今、
「このまま歯茎が下がり続けたらどうしよう…」
「どこの歯医者に相談すれば、本当に改善できるのか分からない…」
そんな不安を抱えていらっしゃるなら、どうか一人で悩まずに、わたしたちにご相談ください。
歯茎下がりは「歯の長さが気になる」「老けて見られる」など、見た目の悩みを抱える方が多い症状です。
一方で、歯茎下がりの治療は「どこで受けても同じ」ではありません。医師の技術や経験、診断力、そして治療設備によって、結果が大きく左右される繊細な治療です。
だからこそ、丁寧に話を聞き、状態に合った無理のない治療プランを提案してくれる歯医者を選ぶことが、後悔しない第一歩になります。
この章では、歯ぐきのお悩みを相談する際に確認したい点を、4つの視点からご紹介します。
| 歯ぐきの相談で確認したい4つの点 |
| ・歯周病の有無と歯周組織の状態を確認できるか
・提案された処置の適応と限界を説明してもらえるか ・処置内容に合う設備と衛生管理を確認できるか ・費用と保険の扱い、維持管理を相談できるか |
6-1.歯周病の有無と歯肉の状態を確認する

歯周炎は歯肉退縮に関わることがありますが、原因は一つではありません。
だからこそ、歯茎下がりについて相談する際は、歯周病の有無や歯肉・骨の状態を検査し、原因に応じて治療の必要性を判断することが大切です。
歯肉退縮の原因は一つではありません。受診時には歯周病の検査結果、露出した歯根の状態、歯磨きや噛み合わせとの関係、選択できる治療とその限界を確認してください。
- 歯周病の進行管理
- 見た目を整える外科的アプローチ
- 歯並びの改善や予防まで視野に入れた総合治療
歯周病の管理、外科処置、噛み合わせなどは、必要性を個別に判断する項目です。
歯周炎がある場合は、その管理が欠かせません。見た目だけでなく、歯周組織の状態と治療後の維持管理を合わせて確認しましょう。
受診時には、「いつから気になるか」「知覚過敏や出血があるか」「どこまで改善したいか」を伝えると相談しやすくなります。
歯ぐきの症状は、総合歯科の診療案内も確認してご相談ください。
6-2.治療の適応と方法を個別に検討する
歯茎下がりの処置は、原因や露出した歯根の状態、希望する改善によって適応が異なります。
「露出した歯根を覆いたい」「歯と歯の隙間が気になる」など、悩みの対象を分けて相談しましょう。
根面被覆術(こんめんひふくじゅつ)や歯肉移植は、露出した歯根を覆うことなどを目的に検討される方法です。適応や受診先で扱う術式は診察時に確認します。
歯肉を移動・移植する方法にはいくつかの種類があります。下表は一般的な確認事項です。
| 術式の例 | 費用・保険の確認 |
| ・露出した歯根を覆うための歯肉弁の移動や歯肉移植
部位・歯周組織の状態・治療目的に応じて術式を検討します。 |
処置の範囲、保険診療の算定条件、自費の場合の費用・追加費用を受診時に確認してください。 |
治療前に、適応、予測できる効果、合併症、費用と保険の扱いを確認してください。
歯茎下がりの治療には「見た目の改善」だけでなく「治療結果を長く維持できること」や「治療費とのバランス」など、複数の視点から総合的に判断することが重要です。
相談時には、期待できる効果と限界、費用、維持管理を確認しましょう。
6-3.使用する設備と検査方法を確認する
外科処置を検討する際は、予定する術式にどのような設備や検査が必要かを確認してください。
使用する器具や衛生管理、必要な画像検査は、治療内容に応じて説明を受けましょう。
以下の写真は設備の参考画像です。現在の導入・使用状況は受診時に確認してください。
マイクロスコープの使用の有無や、使用する処置の範囲は担当医に確認してください。
【マイクロスコープの参考画像】

歯科用CTなどの画像検査が必要かどうかは、診断内容に応じて判断します。
【歯科用CTの参考画像】

撮影する場合は、検査の目的、撮影範囲、被ばくについて説明を受けてください。
「精密な手術を受けたい」
「設備の整った安心できる歯科医院に相談したい」
歯ぐきの診療については、ミライズ総合歯科南青山の案内をご確認ください。
ご自身の状態と治療の選択肢について、診察時に確認してください。
6-4.丁寧なカウンセリングを実施している
治療を選ぶ前に、期待できる効果と限界、必要な通院や費用を確認することが大切です。
とくに歯茎下がりは、原因や進行の度合いが一人ひとり異なるため、治療法を決める前のカウンセリングこそが重要なステップだと考えています。
相談に備えて、次の点を整理しておくと役立ちます。
| カウンセリングでお聞きすること |
| ・治療に対してどのようなご希望をお持ちなのか
・不安や疑問に思っていることはないか |
疑問があれば、治療を始める前に選択肢ごとのメリットと注意点を確認してください。
ご希望や不安、費用や保険の扱いも、受診時に遠慮なくお尋ねください。

「いきなり治療をすすめられないか心配…」
「まずは話を聞いてほしい」
診療内容や相談先は、ミライズ総合歯科南青山の案内をご確認ください。
歯ぐき相談の窓口はミライズ総合歯科南青山の診療案内でご確認ください。電話画像は総合歯科の公式番号につながります。WEB画像はグループ共通の予約画面に進みます。総合歯科の一般治療相談メニューと費用・保険の区分を確認し、歯ぐきの症状に合う項目は受付先にご確認ください。
7.まとめ
この記事では、歯茎下がりを戻したい方向けに「歯茎下がりの治療方法やリスク」を詳しく解説してきました。
結論、すでに下がってしまった歯茎は自然に元に戻りません。
歯茎下がりでは歯肉の縁の位置が変化していますが、その背景は一様ではありません。歯周炎があるか、歯肉や周囲の組織がどのような状態かを分けて確認することが大切です。
歯根の露出と歯と歯の間の隙間では、検討する方法が異なります。下表でそれぞれの目的を確認してください。
| 方法 | 主な目的 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 根面被覆術 | 露出した歯根を歯肉で覆うことを目指す | 覆える範囲・回復・長期維持には個人差がある |
| ヒアルロン酸注入 | 歯間乳頭の隙間などに対して研究されている方法 | 適応・長期効果の根拠に限界がある |
| ダイレクトボンディング | 歯の形を補い、隙間の見え方を調整する | 歯茎を再生する治療ではない。清掃性や修理も考慮する |
歯肉退縮の治療には、十分な改善が得られない、再び下がる、痛みや感染が生じるなどの可能性があります。診断と治療の適応、予測される結果と限界を確認してください。
受診先を選ぶ際は、次の4点を確認すると相談しやすくなります。
| 歯茎下がり治療で信頼できる歯医者の4つの見極め方 |
| ・歯周病治療と歯茎下がり治療の両方に精通している歯医者を選ぶ
・歯の手術で実績(根面被覆術など)のある歯医者を選ぶ ・手術を行うための設備が充実している歯医者を選ぶ ・丁寧なカウンセリングを行ってくれる歯医者を選ぶ |
歯ぐきの状態を確認し、必要に応じて処置の適応や限界、費用と保険の扱いを相談しましょう。
まずはカウンセリングであなたの悩みをお聞かせください。
見た目の悩みだけでなく、原因や歯周病の有無、治療後の維持管理も含めて相談しましょう。
正しい知識と、信頼できる歯科医との出会いがあれば、歯茎下がりの悩みはきっと乗り越えられます。
その一歩を、わたしたちミライズが全力で支えます。どうか、一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
歯ぐき・歯の健康に関するご相談は総合歯科へ
歯ぐきの状態、歯周組織、根管治療、むし歯、補綴など、お口全体の健康に関するご相談は、グループの総合歯科クリニックが対応します。原因や治療方針は、診察・検査のうえで個別に判断します。
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参考文献と更新時の確認
2026年9月14日:歯肉退縮と歯周炎の違い、セルフケアの役割、治療法ごとの目的と限界を見直しました。
- Chapple ILC, et al. Periodontal health and gingival diseases and conditions on an intact and a reduced periodontium. J Clin Periodontol. 2018. 歯肉退縮と歯周炎を区別した合意報告。
- American Academy of Periodontology. Surgical Procedures. 歯肉移植・根面被覆の目的についての患者向け解説。
- Root coverage stability:5年以上追跡した研究のレビュー(2021)
- 歯間乳頭へのヒアルロン酸注入に関するレビュー(2024)
文献は一般的な判断材料であり、当院の治療成績や個別の患者様への治療効果を示すものではありません。


