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2019.07.03
ブログ
【一般歯科治療部門】本院における、むし歯治療について
2019年4月より、ミライズ矯正歯科にて一般歯科治療を担当することになりました、佐戸川です。
本編では私が担当する、むし歯治療について実際の症例を交えて紹介していこうと思います。
矯正治療中のむし歯治療症例です。左上1番、近心面にむし歯がありました。
実はこの方……矯正治療中です!!!(舌側矯正治療にご興味がある方は、お気軽に矯正相談までどうぞ。)
当たり前ですが、無痛治療を心がけています。
麻酔針刺入の際の疼痛緩和のために、表面麻酔を使用し、通法通り局所麻酔を行います。
麻酔が十分に奏功したことを確認し、治療を開始します。
むし歯と健全歯質を識別するためにう蝕検知液を使用し、むし歯を除去していきます。
勿論、削除量は最小限とするMI治療(ミニマルインターベンション、最小限の侵襲の略)を心がけています。
審美性を重視し、シェードテイキング(色合わせ)を行います。
コンポジットレジンを充填、研磨を行い終了です。
このように、治療のステップごとに写真撮影を行い、終了後に全てをご説明しております。
全ての患者さまにです!!
意外と皆さん、むし歯の治療でここまで細かく説明されたことがない方がほとんどのようです(大変驚いております。削って詰めて終わりました、といった説明で済まされているのでしょうか。)
いかがでしたでしょうか。
本編ではむし歯治療について症例を交えてお話ししました…、ですが
一番大切なことは、むし歯治療を受けないようにしっかりとセルフケアを行なっていくことです。
治療を受けても、見た目、形態が回復するだけでご自身の歯が元に戻っているわけではないことをご理解ください。
今後も少しずつですが、一般歯科医の視点から皆さんに役立つ情報を発信していければと考えております。
歯並びが気になる、虫歯が気になる、見た目が気になる、噛み合わせがしっくりこない等々、些細なことでもかまいません、お気軽にご相談・ご連絡ください。