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2019.08.20
ブログ
歯肉の色や黒ずみにお悩みの方へ
歯肉の色にお悩みの方へ、ガムピーリングとは
こんにちは、ミライズ矯正歯科です。
歯肉の色でお悩みの方はいらっしゃいませんか。
歯肉の色が黒ずんでいると、どうしても清潔感がない印象になってしまいますよね。
笑った時に見える歯肉が黒ずんでいる…
歯はホワイトニングで白くなったけど、歯肉の色が黒ずんでいて…
歯肉の色なんて、あきらめるしかない…
と悩んでいた方に朗報です!
今回はその悩みを解決する「ガムピーリング」のお話をします。
ガムピーリング、聞き馴染みのない言葉ですね。
ガムgum(歯茎・歯肉)+ ピーリングpeeling(皮をむく)
美容の言葉でお肌のピーリングは聞いたことがあるのではないでしょうか。
歯肉をピーリングにより歯肉の色素沈着を除去し、きれいな歯肉の色に改善することをガムピーリングと言います。
歯肉の色が変色してしまう原因は、基本的にはメラニン色素の沈着です。
歯肉にメラニン色素が沈着してしまう原因としては、
・先天的なもの − 生まれつき歯肉の色が黒っぽい
・後天的なもの − 日焼け、タバコ、口呼吸、強い力でのブラッシングなどの刺激
■ガムピーリングの施術の手順は、
①クリーニングで歯石除去、歯面清掃
②歯肉に表面麻酔を塗布
③フェノール剤を塗布(フェノール剤によるメラニン色素の沈着した上皮組織を除去)
④エタノール剤を塗布・中和
⑤水洗、乾燥
*③〜⑤を3回程度繰り返します。
*お時間は1時間程度かかります。
施術直後から薬剤を塗った歯肉の部分が白くなり、2〜3日でもう少し白くなります。
1週間くらいで白い部分が剥がれてきれいな歯肉に置き換わります。
1度できれいになる方もいらっしゃいますが、変色の程度によっては何回か繰り返す必要がある場合もあります。
費用は1回あたり(上顎・下顎)¥7,500/各+税となります。
*施術中は、十分に防湿・防護をしますが薬剤の特有の臭いや味がすることがあります。
*個人差がありますが、施術中・施術後にヒリヒリ、ジンジンする軽い痛みを感じることがあります。通常は無痛かとても弱い痛みではありますが、必要に応じて痛み止めをお出し致しますのでご相談ください。
■ガムピーリング後の注意事項は、
- 刺激の強い飲み物や食べ物を控え安静にしてください
*薬剤を塗布した歯肉に刺激物が触れるとしみることがあります
- 歯肉が白くなった部分は自然に剥がれるのを待つようにしてください
*強く歯ブラシを当てたり、無理やり剥がすようなことはしないでください
③生活習慣などによっては再発することもあります
歯のホワイトニング後に行うと、口元が一層明るくなり、患者様の満足度も高い治療となります。
ご興味のある方は是非お気軽にお尋ねください
**薬剤による全身への影響等はございませんが、妊娠中の方、歯周病による重度の歯肉の炎症のある方、アルコール、フェノールにアレルギーをお持ちの方は施術を致しかねます旨、ご了承ください。
参考文献
MANABE Atsufumi and MIZUKI Yukina, How to Implement How to Implement Non-intervention Treatment and Oral Management: Applications for Aesthetic Dentistry.歯保存誌2014;57(3):203-208.
末瀬一彦,土屋和子,南 昌宏,宮崎真至.歯科衛生士 ベーシックスタンダード審美歯科.医歯薬出版2013;39‒40.