お知らせ・お役立ち情報
NEWS & TOPICS
2019.08.27
ブログ
「ネットで見かけた自分でできるマウスピース型矯正装置ってどうなの??学会の見解紹介」
こんにちは、ミライズ矯正歯科南青山です。
みなさんがいつも見ているスマートフォン。
よく見ているSNSや広告などで、「自分でできるマウスピース矯正」などを目にすることがあるかもしれません。それって大丈夫なの?安いからやってみようかな、と思ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。(最後にも記載しますが、実際大丈夫ではないです。矯正に関する専門知識が必要なので必ず専門の歯科医院に受診することをおすすめします。)
今回は、国内の歯科矯正において一番大きい組織である2019年6月5日に公益社団法人 日本矯正歯科学会から発表された「マウスピース型矯正装置※による治療に関する見解」についてご紹介して行きたいと思います。
http://www.jos.gr.jp/news/2019/0605_13.html
(引用)
インターネット上で、歯科医師が介在しない形でマウスピース型製品が販売され、歯列の改善への有効性を謳うケースが出てきています。矯正歯科治療は、正確な診断や精密な治療計画に立脚して行われるべき医療行為であり、誤ったマウスピース型製品の使用は予期せぬ大きな問題を引き起こす可能性があります。患者自身の独自の判断でこれらの製品を使用し歯の移動を行うことは、歯科医学的にも非常に危険であるため絶対に避けてください。(以上、引用)
このような文章が発表されました。
もしかすると、自分でできる矯正装置をネットで見かけたことがあって、はっとした方もいらっしゃるかと思います。
矯正治療には専門知識が必要
まず、歯並びの矯正治療には、専門機関での研修が必要で、治療経過の経験なども一般の歯科治療とは別に非常に長い期間が必要になります。歯並びを治療する際には、専門の知識を持った歯科医師による診察、検査、診断が必要になります。
矯正治療を専門とした医院のなかでも、マウスピース型矯正装置※を選択することも可能な医院もありますが、一般的には、専門の歯科医師による診査で、患者さんに適応できる装置かどうかを判断した上でのマウスピース型矯正装置※での矯正治療を行います。決して、全ての患者様に使用できる訳ではありません。
矯正医は、骨格、噛み合わせ、歯周状態、ライフスタイル、患者様の希望など総合的に判断した上で、治療方針を決定します。
そのため、自身の判断でマウスピースを使用するということがいかに危険なことかお分かりいただけると思います。
日本矯正歯科学会からの説明だと以下のように締めくくっています。
(引用)マウスピース型矯正装置による治療に関してご不明な点があれば、かかりつけ歯科医または日本矯正歯科学会認定医等にご相談されることをお勧めします。(引用)
まずは矯正専門の歯科医に相談
インターネットでセルフでできる矯正装置を見かけた場合には、安易に飛びつかず、一度かかりつけ歯科医、または、日本矯正学会の認定医等、矯正治療に関してしっかりと臨床経験を積んだ歯科医師に、まずは相談に行って見ましょう!
ミライズ矯正歯科南青山でもアライナー型矯正装置※の取り扱いをしております。
あくまで検査の結果、担当医が適応できると判断できる方で、ワイヤーと併用する可能性も含めてのご案内になります。
無料相談を実施しておりますので、まずは気軽にご相談ください。
https://mirise.reserve.ne.jp/sp/index.php?
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害 救済制度の対象外となる場合があります。