ミライズ矯正歯科南青山

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2020.03.10

ブログ

〜歯の噛み癖 〜噛み方は安定していますか?〜

ミライズ矯正歯科南青山のブログをご覧いただきありがとうございます。

みなさんは、いつもどこで噛んでいますか?奥歯でしっかり噛むことができますか?一度噛んでみて下さい。

何回か噛んでみて、あれ?もしかしたら何箇所か噛んでいるところがあるのかも?と思う方もいると思います。下顎は他の関節に比べて、ある程度方向など自由に運動することができるため、噛み方が安定しない方もいらっしゃいます。

今回は、「噛み癖」についてご説明します。

 

まず「噛む」とは?

誰もが、日頃行っている「噛む」という運動。さて、身体のどこの部位が関連しているかご存知ですか?

人間の頭の骨の下側が「上顎」になっています。そこに上の歯がはえていますね。

一方、下の歯は下顎骨という別の骨にはえています。では、上顎と下顎はどのようにくっついているのでしょうか?

実は、上顎と下顎は、直接はくっついていず、「顎関節」という関節を介していて、この、顎関節と、頭頸部の筋肉により下顎を動かして、歯で「噛む」運動をしてます。

 

「顎関節」とは?

「上顎」「下顎」の間にある関節です。関節円板という組織が上顎と下顎の間に介在します。

下顎には、頭頸部とつながった筋肉が付いていて、その筋肉が動くことで、下顎が動き、口を開けたり閉じたりすることができます。

「噛み癖」はなぜ起こるか?

上記のように、「噛む」ことには、歯、顎関節、筋肉、歯並び、習癖等、複雑な要素が絡みます。

    

この閉じた時に、かみ合わせが安定している方は、噛む場所(歯科用語では、咬合位といいます。)が、1箇所に落ち着きます。

下顎はある程度、自由に動かすことができますが、歯並び、もしくは顎関節や顎骨の形態や疾患、筋肉の問題などにより、下顎の運動が制限されて、かみ合わせが安定しないこともあります。

また、逆に元々は安定していても、顎関節の疾患や、習癖などで、かみ合わせが変わることもあります。

 

安定して「噛む」には?

先程も言ったように、「噛む」ことには、歯、顎関節、筋肉、習癖、さまざまなものが関わります。より安定して噛むには、現在、歯や、顎関節、筋肉、習癖などに問題があればそれを改善することが必要です。

これらの中で、自分で意識して変えられるものは、[習癖](筋肉の使い方) です。例えば、いつも右でばかり噛んでしまうなど。癖で使う筋肉にかたよりがあると、左右の筋肉のバランスがくずれることがあります。

また、しゃべる時や嚥下するときに舌が突出してしまう癖があるなど。舌を出す癖があると、上下の「歯」に隙間があいてきてしまうなど、物理的に噛みにくくなってしまう可能性があります。

 

[歯]は意識だけで変えることはできませんが、上記の癖を取り除くことで悪化は防げます。また、「矯正治療」により、現在のかみにくい歯並びを改善することが可能です。

[顎関節]に関しては、もし音がなる、口が開けにくい・開かない・痛いなど問題があれば、早めに専門機関で検査して、もし噛み締め等、改善できるものがあれば治療に取り組みます。顎関節症は、進行してしまうと元には戻らないからです。

歯並びに問題があって顎関節症状が出ている場合は、歯列矯正を検討することがあります。ただし、治療の途中はかみ合わせが変化するので一時的に、顎関節症状が出てきたり、悪化する可能性もあることを知っておきましょう。

 

「噛み癖」が気になる方は、まず歯科医師に相談を

この記事を読んできた皆様はもうおわかりの通り、「うまく噛めない」と一口にいっても、原因は様々考えられます。

まずは、ひとりで悩まず歯科医院でご相談してみることをおすすめします。

 

ミライズ矯正歯科南青山でも、噛み合わせが気になる方の矯正相談を受け付けています。

かみ合わせや歯並びが気になる方は、ぜひ一度いらしてください。(相談は無料です。)

 

 

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