ミライズ矯正歯科南青山

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2019.01.10

ブログ

子どもの歯並びの特徴と矯正治療(小児矯正)

お子様の歯並び・噛み合わせ、気になりますよね。

 

「いつ始めるのが良いでしょうか?早い方が良いですか?」

「萌え代わりで自然と治りますか?」

「大人になってからでも治りますか?」

などなど、ご質問をよくいただきます。

 

前回お話ししたように、矯正歯科ではお口の噛み合わせ歯並びの状態を治します。

小児矯正の場合、成長歯の萌え換わりを利用して治していきます。

大人になってからの治療と、子どもの治療では治療の狙いが違うのです。

 

 

なので、先ほどのご質問

お子様の成長のタイミングを逃さない時期に治療を始められるのが良い

と思います。

上顎下顎成長のタイミングは違います

 

成長はすごくかんたんに言ってしまうと頭から上顎下顎からつま先まででタイミングが違います

脳が大きくなり、頭が大きくなる時期に上顎から頭までが大きくなります

そして、小学校高学年から成長期にかけて背がぐーんと伸びる時期に、下顎も前と下の方にすっと伸びていきます

これが、「かわいい子どもの顔から、急にお姉さん、お兄さんの大人っぽい顔になったねー」という時期です。

この時期の違いを最大限に利用します!

上顎の成長が旺盛なタイプ、弱いタイプ、下顎の成長が旺盛なタイプ、弱いタイプと個人差があります。

検査で、それぞれの症状やタイプを見極め、成長を引き出していきます

 また、幅を広げる治療がより効果的なのもこの時期です。

子どもの歯と大人の歯は大きさも形も違います。

 歯の数は子どもよりも大人の方が多いのです!?

子どもの歯は上下それぞれ10本、合計20

大人の歯は上下それぞれ14本(親知らずを除いて)、合計28

大人の方が8本も多い!!

 

数も形も違うので、顎の骨も成長と共に幅も広がっていきます。

自然と広がっていく分だけでは足りない時( 顎が小さい、歯が大きいetc )歯並びにガタガタが出てしまうことが予想されます

この時期に、顎の幅の成長を引き出すことによって、将来の治療の際に歯を抜かなくて済むようになることもあるなど、有利に進めることが出来るようになります。

  

歯の並ぶ顎=土台から改善していくことができるのが

小児矯正の最大のメリットですそして、この時期に歯並びの問題=ガタガタがあっても、敢えて治さないこともあります

萌出したての永久歯はまだ根っこ(歯根)が未完成です

短くて、ラッパ状に開いています

この時期に歯に力をかけて動かしてしまうと、根っこが短くなってしまったり、曲がってしまったりすることがあるからです

 

ただ、特に前歯にガタガタがあったりする場合、それによって顎の成長が引っかかってしまうこともあったり、見た目にも特に気になるところです

 

前歯は萌え換わりが早いので、根っこも早く完成されます

時期をレントゲンで精査し、前歯だけは早めにきれいに並べることもあります。

*骨格的な噛み合わせの問題は、顎変形症と病名が付き保険適応となります

遺伝的要因が強い受け口(反対咬合)の場合、成長の誘導だけでは治しきることが出来ません

ご心配な場合には一度ご相談にいらしてください

 

 

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