ミライズ矯正歯科南青山

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よくあるご質問(FAQ)

顎変形症の診断基準、外科的矯正治療の適応、術式の決まり方、顔貌の変化についてのご質問を25問掲載しています。記載は一般的な情報提供であり、実際の治療方針は診査・診断のうえで個別に判断します。ご質問の一覧はよくあるご質問をご覧ください。

Q. 顎変形症とは何ですか?

A. 上あご・下あごの大きさや位置の不調和が大きく、咬み合わせや顔貌、咀嚼・発音などの機能に影響が及んでいる状態を指します。歯の移動だけでは改善が難しい場合に、外科的矯正治療が選択肢となります。診断は精密検査にもとづいて行います。

Q. 自分が顎変形症にあたるかどうかは、どう判断されますか?

A. セファログラム分析による骨格的な数値評価、咬合の状態、顔貌の左右差や前後的なバランス、機能面の障害の有無などを総合して歯科医師が判断します。見た目の印象だけで決まるものではありません。

Q. 顎変形症の治療は必ず手術が必要ですか?

A. いいえ。骨格的な不調和の程度によります。矯正装置のみで対応できる場合もあれば、外科的矯正治療が適応となる場合もあります。診断には精密検査と専門的な評価が必要です。

Q. 外科的矯正治療はどのような流れですか?

A. 一般に、精密検査・診断 → 術前矯正 → 顎矯正手術 → 術後矯正 → 保定、という順に進みます。手術は入院設備のある連携医療機関で行い、当院は矯正治療と全体の治療計画を担当します。

Q. サージェリーファーストとは何ですか?

A. 術前矯正を先行させず、先に顎矯正手術を行ってから矯正治療を進める方法です。適応は限られており、骨格や咬合の条件、術後の咬合の安定性などを検討したうえで判断します。すべての方に行える方法ではありません。

Q. 手術はどこで受けるのですか。入院は必要ですか?

A. 顎矯正手術は、入院設備と全身麻酔の体制を備えた連携医療機関で行います。入院期間は術式や回復の経過、医療機関の方針により異なります。

Q. 手術にはどのようなリスクがありますか?

A. 腫脹、内出血、術後の痛み、下唇やオトガイ部の知覚鈍麻(しびれ)、開口障害、感染、全身麻酔に関わるリスクなどがあります。知覚の回復には時間を要する場合があり、程度には個人差があります。詳細は担当医および連携医療機関から説明を受けてください。

Q. 顔つきはどのくらい変わりますか?

A. 骨格の移動に伴い顔貌の印象は変化しますが、変化の程度は移動量や軟組織の性質により個人差があります。シミュレーションはあくまで予測であり、結果を保証するものではありません。

Q. 歯並びのずれと骨格のずれは、どのように区別して診断するのですか?

A. 頭部エックス線規格写真(セファログラム)の分析や、模型・口腔内写真・CTなどの資料をもとに、上下のあごの骨の位置関係と、歯そのものの傾きや位置を分けて評価します。歯の傾きによって見かけ上のかみ合わせが整っていても、その背景に骨格的なずれが隠れていることもあります。どこまでが歯の問題で、どこからが骨格の問題かの判断は、資料を総合したうえで歯科医師が行います。

Q. 顔の左右差が気になります。これも顎変形症として扱われることがありますか?

A. あごの骨の左右のずれが大きく、かみ合わせの偏りや歯列の正中のずれを伴う場合には、非対称を伴う顎変形症として扱われることがあります。一方で、わずかな左右差は多くの方に見られるもので、それだけで治療の対象になるとは限りません。骨格に由来する非対称かどうかは、正面からの規格写真やCTなどの資料を含めて歯科医師が評価します。

Q. 前歯がかみ合わない、顔が長いといった縦方向のずれも対象になりますか?

A. 顎変形症では、上下のあごの前後的なずれだけでなく、垂直的(縦方向)のずれも評価の対象になり得ます。上あごの位置や傾き、下あごの回転の程度が関係し、前歯がかみ合わない状態や、下顔面が長く口が閉じにくい状態として現れることがあります。どの方向のずれが主な要因かによって治療方針は変わるため、検査結果をもとに歯科医師が判断します。

Q. 出っ歯というより口元全体が前に出ているのが気になります。これも顎変形症にあたりますか?

A. 上下の前歯や歯槽部が前方に出ているタイプでは、歯の移動を中心とした矯正で対応を検討できる場合もあれば、骨格的な要素が大きく外科的な治療を検討する場合もあります。骨格のずれの程度、かみ合わせの状態、口唇の閉じにくさなどを合わせて評価します。見た目のお悩みだけで適応が決まるものではありませんので、検査のうえで考えられる選択肢をご説明します。

Q. かみ合わせに不自由は感じていませんが、見た目が気になります。それでも手術の対象になりますか?

A. 外科的矯正治療は、骨格的なずれに伴うかみ合わせや機能の問題を改善することを目的として計画されます。かみ合わせに明らかな問題がなく、審美的なご希望のみが理由の場合には、保険の枠組みでの外科的矯正治療の対象とならず、別の選択肢をご案内することがあります。ご希望と診断結果は分けて整理したうえで、歯科医師が考え方をご説明します。

Q. 手術をしない「カムフラージュ矯正」とは、どのような治療で、どのような限界がありますか?

A. あごの骨の位置は変えずに、歯の傾きや位置を調整することでかみ合わせを整えていく方法を指します。骨そのものは動かさないため、骨格のずれ自体は残り、横顔やあご先の見え方の変化は限られます。歯を大きく動かすことで、歯ぐきが下がる、歯根が短くなる、後戻りが起こりやすくなるといった負担が生じる場合もあります。適応となるかどうかや対応できる範囲は個人差が大きく、期待できる範囲と限界をご説明したうえで歯科医師が判断します。

Q. 外科手術とカムフラージュ矯正のどちらにするかは、どのように決まるのですか?

A. 骨格のずれの大きさと方向、歯を動かせる範囲、歯根や歯周組織の状態、かみ合わせの機能、そして患者さんのご希望や生活背景などを総合して検討します。見た目が似ていても、骨格の内訳が異なれば適した方法は変わります。複数の選択肢が考えられる場合は、それぞれの見込みと限界、想定されるリスクをご説明したうえで、相談しながら決めていきます。

Q. あごの痛みや音などの顎関節の症状があります。診断や手術の判断に影響しますか?

A. 顎関節の状態はかみ合わせの評価や手術計画に影響することがあるため、必要に応じて画像検査や経過観察を行い、症状を確認しながら進めます。手術によって顎関節の症状が変化することはありますが、改善をお約束できるものではなく、経過には個人差があります。関節症状の扱いについては、状態を確認したうえで歯科医師が方針をご説明します。

Q. 上あごと下あごのどちらを動かすかは、どのように決まるのですか?

A. セファロ分析や模型、CTなどの資料から、上あご・下あごがそれぞれどの程度ずれているかを評価し、かみ合わせと顔貌の両面から移動の方向と量を検討します。下あごだけが前や後ろに出ているように見えても、実際には上あごの位置が関係していることもあります。術式や移動量は、口腔外科と連携したうえで歯科医師・医師が判断します。

Q. 上下両方のあごを手術すると説明されました。片方だけでは難しいのでしょうか?

A. 上下ともにずれがある場合、片方だけを動かす計画では、かみ合わせは合わせられても顔貌のバランスが取りにくかったり、一方の移動量が大きくなりすぎたりすることがあります。上下に移動量を分けることで、バランスを取りやすくする目的で両顎の手術が選択されることがあります。適応は骨格の状態によって異なりますので、なぜその術式が必要と考えられるのかを個別にご説明します。

Q. あご先の手術(オトガイ形成術)は、どのような場合に検討されるのですか?

A. あご先の前後的な位置や高さ、左右のずれが、上下顎の移動だけでは整いにくいと考えられる場合に、補助的に検討されることがあります。かみ合わせを直接変える手術ではないため、必要性や優先度は骨格の状態やご希望によって異なります。追加で行う場合には、目的や想定されるリスク、保険の取り扱いを含めて事前にご説明します。

Q. 手術後の顔をシミュレーションで見せてもらえますか。その通りになるのでしょうか?

A. 検査資料をもとにした横顔の予測や画像シミュレーションを、治療計画の共有のためにご説明に用いることがあります。ただしこれは参考であり、骨を動かした際の皮膚や筋肉などの軟組織の反応には個人差があるため、予測と実際の見え方が一致するとは限りません。予測の限界も含めてご説明したうえで、方針を一緒に検討していきます。

Q. 手術直後の顔と、最終的な顔立ちは違うのでしょうか?

A. 手術の直後は腫れなどの影響で本来の変化が見えにくい状態で、その後の矯正でかみ合わせを仕上げていく過程でも口元の見え方は少しずつ変わっていきます。そのため、最終的な顔立ちは治療が一段落した段階で評価するのが一般的で、落ち着くまでの期間には個人差があります。途中の見た目で不安を感じたときは、遠慮なく担当医にご相談ください。

Q. 手術を受ければ、顔の左右差はなくなるのでしょうか?

A. 骨格のずれを改善することで左右のバランスは整いやすくなりますが、完全な左右対称を目指すというより、自然に見えるバランスを目標に計画するのが一般的です。骨格だけでなく、軟組織の厚みや筋肉の付き方なども見え方に影響します。どの程度の変化が見込めるかは状態によって異なりますので、診断の際に考えられる範囲をご説明します。

Q. 「こういう顔立ちにしたい」という希望を伝えてもよいのでしょうか?

A. ご希望を伺うことは治療計画を考えるうえで大切ですので、気になる点は遠慮なくお伝えください。ただし外科的矯正治療は、かみ合わせと骨格の問題を改善することを目的とした医療であり、ご希望のすべてを計画に反映できるとは限りません。実現が見込める範囲と難しい点を整理したうえで、歯科医師と口腔外科医が医学的な判断に基づいて方針を決めていきます。

Q. 成長期の子どもが顎変形症の疑いと言われました。手術は成長が終わるまで待つのですか?

A. あごの成長が続いている時期に骨を動かすと、その後の成長によって再びずれが生じる可能性があるため、外科手術は成長がおおむね終了してから計画するのが一般的です。それまでの期間は、経過観察やお口の環境を整える対応を行いながら、変化を追っていくことがあります。時期の判断には個人差がありますので、定期的に評価しながら歯科医師が方針を検討します。

Q. あごの成長が終わったかどうかは、どのように確認するのですか?

A. 身長の伸びの推移や年齢に加えて、必要に応じて手のエックス線写真や、時期をあけて撮影したセファログラムの比較などを参考に、残っている成長の程度を評価します。成長が落ち着く時期には個人差があり、性別によっても傾向が異なるとされています。一度の検査だけで判断せず、期間をあけた複数回の資料をもとに歯科医師が総合的に判断します。

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顎変形症の詳しい解説は専門サイトへ

ミライズウェルメディカルグループでは、顎変形症・外科的矯正治療の専門サイト「ミライズ顎変形症クリニック」で、診断から手術・回復まで詳しく解説しています。より踏み込んだ内容をお探しの方はこちらをご覧ください。

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