ミライズ矯正歯科南青山

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矯正歯科・顎変形症の用語集 GLOSSARY

気道・睡眠・口腔機能(2/3)に関する用語120語を掲載しています。用語集の全体は矯正歯科・顎変形症の用語集をご覧ください。

口蓋化構音

本来は舌尖を用いる音を、舌背と口蓋の接触で作ってしまう構音の誤り。

口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)

口蓋垂や軟口蓋の一部、口蓋扁桃などを切除して咽頭腔を広げる耳鼻咽喉科の手術である。適応は検査所見に基づいて判断される。

口蓋帆張筋

軟口蓋を張る働きをもつ筋である。上気道の開存に関わる筋群の一つとして扱われる。

口蓋扁桃摘出術

肥大や炎症の繰り返しがみられる口蓋扁桃を摘出する手術である。小児の睡眠呼吸障害では、アデノイド切除術と併せて行われることがある。

口蓋裂言語

口蓋裂に関連して現れる、開鼻声や特有の構音の誤りなどを含む話し言葉の特徴の総称。

周期性四肢運動障害

睡眠中に脚などが周期的に動く現象が繰り返され、睡眠が妨げられる病態である。終夜の睡眠検査で確認する。

呼吸インダクタンスプレチスモグラフィ

胸と腹に巻いたバンドで断面積の変化をとらえ、呼吸運動すなわち呼吸努力の有無を評価する方法である。

呼吸努力関連覚醒(RERA)

無呼吸や低呼吸の基準は満たさないものの、呼吸の努力が増えて睡眠から覚醒が生じる現象である。睡眠の質の低下に関わる。

呼気筋力トレーニング

一定の負荷に抗して息を吐き出す訓練で、呼気に関わる筋力の向上を目的とする。咳の力や嚥下機能との関連が検討されており、適応は専門職が判断する。

咀嚼機能低下

口腔機能低下症の検査項目の一つで、専用のグミゼリーなどを噛んだ結果から咀嚼能力を評価する。噛む力だけでなく、歯や義歯の状態、舌や頬の協調も影響する。

咬合力低下

口腔機能低下症の検査項目の一つで、感圧フィルムを用いた咬合力検査や残存歯数によって噛む力を評価する。数値は測定条件によって変動するため、経過を含めて歯科医師が判断する。

咳テスト

クエン酸などを霧状にして吸入させ、咳が誘発されるかを観察するスクリーニング検査である。咳嗽反射の低下を推定し、むせを伴わない誤嚥の可能性を把握する目的で用いられる。

咽頭クリアランス

食塊を咽頭から食道へ送り込み、残留を残さずに通過させる能力である。低下している場合には、複数回嚥下や姿勢の調整などの対応が検討される。

咽頭収縮筋(いんとうしゅうしゅくきん)

咽頭壁をつくる上・中・下の3つの筋で、嚥下の際に収縮して食物を送り込む。咽頭腔の形や広さの保持にも関わる。

咽頭期

嚥下反射によって食塊が咽頭を通過する段階。気道が一時的に閉じられ、食塊が食道へ導かれる。

咽頭残留

飲み込んだ後に食塊の一部が咽頭にとどまる状態。残留したものが後から気道へ流れ込む場合がある。

咽頭気道長

軟口蓋から喉頭にかけての気道の長さを指す。長いほど気道がつぶれやすい傾向が指摘されている。

唾液分泌過多

装置を使い始めた時期などに唾液が増えたと感じる状態である。多くは慣れとともに軽減するとされるが、程度には個人差がある。

唾液腺マッサージ

耳下腺・顎下腺・舌下腺のある部位を顔や顎の外側からやさしく刺激するケアである。唾液の分泌を促すことを目的とするが、炎症や腫脹がある場合は行わない。

喉頭前庭

喉頭の入口から声帯の高さまでの空間である。嚥下時にはここが閉鎖して気管への食塊の侵入を防ぐが、閉鎖が不十分だと喉頭侵入や誤嚥が起こりやすくなる。

喉頭挙上

嚥下の際に喉頭が前上方へ持ち上がる動き。気道を閉じ、食道の入口を開くことに関わる。

喉頭挙上術

喉頭を舌骨や下顎に向けて引き上げ固定し、食道入口部が開きやすい位置に保つ手術である。嚥下機能改善手術の一つとして位置づけられる。

喉頭気管分離術

気道と食道の通り道を分けることで誤嚥の防止を図る手術である。通常の発声が困難になるため、適応は本人・家族と十分に話し合ったうえで慎重に検討される。

喉頭蓋谷

舌根と喉頭蓋の間にあるくぼみである。嚥下の前後に食塊が一時的にとどまることがあり、嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査では残留の有無を観察する部位となる。

喉頭蓋(こうとうがい)

舌根の後方にある弁状の軟骨で、嚥下の際に喉頭の入口をふさぐ。上気道の区分では中咽頭と下咽頭の境界の目印となる。

喉頭(こうとう)

咽頭と気管の間にあり、声帯を含む器官である。呼吸の通路であると同時に、発声や誤嚥の防止にも関わる。

器質性構音障害

口唇・口蓋・舌・歯列などの形態的な特徴が背景にある構音の障害。

器質的口腔ケア

歯・歯肉・舌・粘膜・義歯などに付着した汚れやバイオフィルムを取り除く、清掃を主体としたケアをいう。誤嚥性肺炎のリスク低減を目指す基本的な取り組みの一つとされる。

嚥下体操

食事の前に首や肩、口唇、舌、頬を動かし、深呼吸や発声を組み合わせて行う準備運動である。誤嚥予防を目的とした取り組みの一つとして広く紹介されている。

嚥下内視鏡検査(VE、えんげないしきょうけんさ)

鼻から細い内視鏡を入れ、咽頭の動きや食塊の残留を直接観察する検査。ベッドサイドでも実施しやすい。

嚥下前誤嚥・嚥下中誤嚥・嚥下後誤嚥

誤嚥が起こるタイミングによる分類である。嚥下反射が起こる前、嚥下の最中、嚥下後の咽頭残留によるものに分けられ、それぞれ対応の方向性が異なる。

嚥下反射

食塊が咽頭に触れることをきっかけに、一連の飲み込み運動が自動的に起こる反射。

嚥下失行

麻痺や筋力低下では説明できないのに、意図して飲み込む動作を起こしにくくなる状態である。声かけや食物の提示など、動作を誘発する工夫が検討される。

嚥下機能低下

口腔機能低下症の検査項目の一つで、EAT-10や聖隷式嚥下質問紙などの質問票を用いて飲み込みの状態を評価する。該当した場合も、診断は歯科医師・医師が他の検査と合わせて総合的に行う。

嚥下調整食分類

日本摂食嚥下リハビリテーション学会が示す、嚥下障害のある人に用いる食事ととろみの段階を共通の用語で表した分類である。施設間で食形態の情報を正確に伝える目的で用いられる。

嚥下調整食分類2021(学会分類2021)

日本摂食嚥下リハビリテーション学会が示した、嚥下調整食ととろみの程度を段階で表す分類である。施設間で食形態を共通の用語で伝えるために用いられる。

嚥下造影検査(VF、えんげぞうえいけんさ)

造影剤を含む模擬食品を飲み込む様子をエックス線透視下で観察する検査。食塊の流れ方や誤嚥の有無を確認する目的で行われる。

嚥下障害臨床的重症度分類(DSS)

誤嚥や咽頭残留の有無などをもとに、摂食嚥下障害の重症度を段階に分けて示す評価尺度である。経過の比較や多職種間での情報共有に用いられる。

嚥下音

嚥下の際に頸部で聴取される音である。頸部聴診法では嚥下音と嚥下前後の呼吸音を聴き分け、咽頭残留や誤嚥の可能性を推定する手がかりとする。

地域包括ケアシステム

住み慣れた地域で医療・介護・介護予防・住まい・生活支援が一体的に提供されることを目指す体制である。歯科は口腔機能の維持を通じて関わる。

基本チェックリスト

介護予防の観点から、生活機能・運動・栄養・口腔・閉じこもり・認知・気分の状況を25項目で確認する質問票である。口腔に関する設問には、むせや口の渇きの有無が含まれる。

外舌筋(がいぜっきん)

下顎骨や舌骨など舌の外の骨から起こって舌に入る筋の総称。舌全体を前後・上下に動かす働きを担う。

多職種連携

歯科医師・歯科衛生士・医師・看護師・管理栄養士・言語聴覚士・薬剤師・介護職などが情報を共有し、役割を分担して支援にあたることをいう。摂食嚥下や口腔機能の課題では特に重要とされる。

夜尿症

睡眠中に無意識のうちに排尿してしまう状態である。小児では睡眠中の呼吸障害との関連が指摘されることがある。

夜間頻尿

夜間に排尿のため何度も目が覚める状態である。睡眠呼吸障害との関連が指摘されることがある。

子音

舌や口唇などで息の流れを妨げて作る音。調音点と調音法の組み合わせによって分類される。

安静時舌位

話したり飲み込んだりしていないときの、安静な状態での舌の位置を指す。顎顔面の成長や歯列の形態との関連が指摘されている。

小児閉塞性睡眠時無呼吸

小児にみられる睡眠中の上気道の閉塞で、扁桃やアデノイドの肥大が関与することが多いとされる。症状の現れ方が成人と異なることがあり、小児科・耳鼻咽喉科と連携して対応する。

居宅療養管理指導

介護保険のサービスの一つで、歯科医師や歯科衛生士などが居宅を訪問し、療養上の管理や口腔清掃・食事に関する指導を行うものである。ケアマネジャーとの情報共有を伴う。

廃用症候群

安静や活動量の低下が続くことで、筋力・関節可動域・持久力などの心身機能が二次的に低下する状態をいう。口腔でも、噛まない・話さない状態が続くと機能の低下が起こりうる。

後期高齢者の質問票

75歳以上を対象とした健診等で用いられる15項目の質問票で、健康状態・心の健康・食習慣・口腔機能・体重変化などを尋ねる。噛みにくさやむせに関する回答は、歯科受診のきっかけになる。

後気道空隙(PAS:posterior airway space)

側面頭部エックス線規格写真で計測する、咽頭の前後方向の幅である。顎の位置と気道形態の関係を把握する指標の一つとして用いられる。

後鼻漏(こうびろう)

鼻汁が鼻の奥から喉へ流れ落ちる状態を指す。副鼻腔の炎症やアレルギー性鼻炎などでみられることがある。

徐波睡眠

脳波に大きくゆっくりした波が多く現れる深いノンレム睡眠である。心身の回復に関わると考えられている。

心不全

心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなる状態である。中枢性の呼吸の乱れを伴うことがある。

心拍変動解析

心拍の間隔のゆらぎを解析し、自律神経の活動状態を推定する方法である。睡眠中の呼吸イベントの推定に応用されることがある。

成熟型嚥下

奥歯を軽く噛み合わせ、舌尖を口蓋に付けて舌を波のように動かしながら飲み込むパターン。乳幼児期から学童期にかけて移行するとされ、獲得の時期には個人差がある。

手段的日常生活動作(IADL)

買い物、調理、服薬管理、金銭管理、交通機関の利用など、基本的な動作より複雑な生活行為を指す。歯科では通院や口腔清掃の自立度を考えるうえで参考にされる。

抗コリン作用

神経伝達物質アセチルコリンの働きを抑える薬理作用で、一部の薬剤にみられる。唾液分泌の減少や口腔乾燥を伴うことがあり、高齢者では複数薬の併用で影響が重なる場合がある。

握力測定

握力計を用いて上肢の筋力を測る検査で、サルコペニアの評価指標の一つとして用いられる。全身の筋力の目安となり、口腔機能や咬合力との関連が研究されている。

摂食嚥下の5期モデル

食物を認識してから胃へ送るまでの流れを、先行期・準備期・口腔期・咽頭期・食道期の5段階に分けて捉える考え方。どの段階に課題があるかを整理するために用いられる。

摂食嚥下リハビリテーション

食べる・飲み込む機能の維持や改善を目指して行う訓練や環境調整の総称。医師・歯科医師・言語聴覚士・管理栄養士などが役割を分担して関わる。

摂食嚥下障害

食物を認識し、噛み、飲み込む一連の過程のいずれかに支障がある状態。原因は多様で、評価と対応方針の決定は医師・歯科医師が専門職と連携して行う。

摂食嚥下障害看護認定看護師

摂食嚥下障害の看護について専門的な教育を受け、認定を受けた看護師である。日常の観察・ケア・食事支援の調整を担う。

摂食機能療法

摂食嚥下機能に障害がある場合に、計画に基づいて行う訓練や指導。診療報酬上の項目として定められており、適応は担当する医師・歯科医師が判断する。

摂食状況のレベル(FILS)

経口摂取と代替栄養の割合や食形態から、日常の食べている状況を段階で示す指標である。訓練の経過を職種間で共有する際の共通言語となる。

摩擦音

狭めた隙間に息を通して作る音。日本語ではサ行・ハ行などが該当し、前歯の位置や歯列の隙間の影響を受けやすいとされる。

日中の過度の眠気(EDS)

睡眠時間をとっていても日中に強い眠気が続く状態である。睡眠呼吸障害でみられることがあるが、原因は多岐にわたる。

日常生活動作(ADL)

食事・移動・更衣・入浴・排泄など、生活を送るうえで基本となる動作を指す。歯みがきや義歯の着脱もこの範囲に含めて評価されることがある。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会

摂食嚥下リハビリテーションに関する研究・教育・臨床指針の作成を行う学際的な学術団体である。嚥下調整食分類などの共通基準を示している。

最低酸素飽和度

一晩の記録の中で最も低くなった血中酸素飽和度の値である。重症度を把握する際の参考指標の一つとなる。

最大前方移動位

本人が自分の力で下顎を最も前方へ出せる位置である。この範囲を基準として装置の前方量を設定する。

根面う蝕

歯肉退縮によって露出した歯根面に生じるう蝕である。エナメル質より軟らかいセメント質・象牙質が対象となるため、広がりやすい傾向がある。

梨状陥凹

喉頭の左右外側にある咽頭下部のくぼみである。食塊はここを通って食道入口部へ向かうため、残留の量や左右差は嚥下機能を評価する手がかりとなる。

概日リズム睡眠・覚醒障害

体内時計と生活時間帯のずれにより、望ましい時刻に眠れない、起きられない状態が続く病態である。睡眠呼吸障害とは区別して評価する。

構成咬合位

口腔内装置や機能的矯正装置を製作する際に決める、下顎の前後的・上下的な位置関係である。専用の器具を用いて記録する。

構音器官

構音に関わる口唇・舌・歯・歯列・口蓋・軟口蓋・咽頭などの器官の総称。

構音検査

単音・単語・文・会話の各段階で、どの音がどのように誤って作られているかを調べる検査。主に言語聴覚士が実施する。

構音発達

乳幼児期から学童期にかけて、正しく作れる音が段階的に増えていく過程。獲得の時期には個人差がある。

構音(こうおん)

声帯で作られた音を、舌・口唇・軟口蓋などの動きによって言葉の音に作り替える働き。

機能性構音障害

形態や神経に明らかな異常が確認されないにもかかわらず、特定の音が習慣的に誤って作られる状態。

機能的口腔ケア

口腔周囲筋の運動、舌や唇の訓練、発声練習、嚥下訓練など、口腔の働きの維持・向上を目的とするケアをいう。清掃中心の器質的口腔ケアと組み合わせて行われる。

機能的経口摂取スケール(FOIS)

経管栄養のみの状態から制限のない常食まで、経口摂取の状態を段階的に分類する国際的な尺度である。

歯茎音

舌尖を上顎前歯の裏側の歯茎付近に近づけて作る音。タ行・サ行・ナ行・ラ行などが該当する。

歯間化構音

舌尖が上下の前歯の間に入り込んだ状態で音が作られる構音の誤り。前歯部が咬み合わない状態と関連して現れることがある。

歯髄腔の狭窄

第二象牙質や修復象牙質の添加により、歯の内部にある歯髄腔が狭くなる変化である。歯内治療の難易度や歯の色調に影響することがある。

段階的摂食訓練

ゼリーなど飲み込みやすい形態から始め、評価を確認しながら食形態や量を少しずつ広げていく訓練の進め方である。進める速度は個々の状態により異なる。

母音

息が口腔内で大きく妨げられずに出る音。日本語ではア・イ・ウ・エ・オの5つを指す。

気管切開術

頸部から気管に孔をつくって気道を確保する処置である。重度の気道閉塞や長期の呼吸管理が必要な場合などに検討される。

気道防御機構

咳嗽反射・声門閉鎖・喉頭挙上など、異物が気管へ入るのを防ぐ一連の仕組みの総称である。加齢や疾患によりこれらの働きが低下すると、誤嚥が起こりやすくなるとされる。

治療反応性(レスポンダー・ノンレスポンダー)

治療によって検査値や症状が十分に改善する例と、そうでない例を区別する考え方である。反応を事前に完全に予測することは難しい。

治療抵抗性高血圧

複数の降圧薬を用いても目標値まで下がりにくい高血圧である。背景に睡眠呼吸障害が隠れている場合があり、医科での精査が検討される。

治療用義歯

咬合の高さや下顎位、粘膜の状態を評価・調整しながら暫間的に用いる義歯である。ここで得た情報をもとに、最終的な補綴装置の設計を検討する。

混合性無呼吸

一回の無呼吸の中で、呼吸努力が見られない中枢性の要素と、努力があっても気道が閉じる閉塞性の要素が続けて現れるものである。

減量指導

体重管理を通じて睡眠中の呼吸への負担を軽くすることを目指す生活指導である。効果の現れ方には個人差があり、他の治療と併行して行われることが多い。

準備期

口に取り込んだ食物を咀嚼し、唾液と混ぜて飲み込みやすい状態にする段階。

無呼吸低呼吸指数(AHI)

睡眠1時間あたりの無呼吸と低呼吸の回数を示す指標である。重症度の判定に用いられ、その判断は医師が行う。

無呼吸(むこきゅう)

睡眠中に空気の流れが一定時間(一般に10秒以上)止まる現象を指す。成り立ちにより閉塞性・中枢性・混合性に分けられる。

無歯顎

歯が残っていない顎の状態である。口腔内装置は歯で支える設計が基本となるため、適応の可否は個別に検討される。

球麻痺

延髄にある脳神経核の障害により、舌・咽頭・喉頭の運動が損なわれ、嚥下や構音が障害される状態である。

理学療法士・作業療法士

姿勢・体幹機能・呼吸機能・上肢動作などの面から食事動作を支援する専門職である。座位の保持や自力摂取の練習などを担当する。

甲状オトガイ間距離

頭を後ろに反らせた状態で甲状軟骨の上縁からオトガイ先端までを測った距離で、麻酔時の気道確保の難しさを見積もる指標の一つである。下顎が小さい場合は短くなる傾向がある。

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが不足する病態である。代謝の低下や軟組織の変化を通じて、睡眠呼吸障害の背景となることがある。

目撃された無呼吸

同居する家族などが、睡眠中に呼吸が止まっている様子に気づいて申告するものである。問診で重視される情報の一つである。

直接訓練

実際に食物を用いて行う嚥下訓練。姿勢や食事の形態を調整しながら段階的に進める。

着色水テスト

嚥下内視鏡検査において、青色などに着色した水やゼリーを嚥下してもらい、咽頭残留や喉頭侵入の有無を観察する方法である。

睡眠分断

覚醒反応が繰り返し起こり、まとまった睡眠が保てなくなる状態である。日中の眠気やだるさの背景となりうる。

睡眠効率

床に就いていた時間のうち、実際に眠っていた時間が占める割合である。睡眠の質を表す指標の一つとして用いる。

睡眠呼吸障害(SDB)

睡眠中に呼吸の停止や浅い呼吸、いびきなどが生じる状態の総称である。閉塞性睡眠時無呼吸もこれに含まれる。

睡眠日誌

就床・起床の時刻や日中の眠気などを一定期間書き留める記録である。生活リズムの把握と検査結果の解釈に役立つ。

睡眠時随伴症(パラソムニア)

寝ぼけ、寝言、夜驚など、睡眠中や覚醒との移行期に起こる異常な行動や体験の総称である。

睡眠構築

一晩の中で各睡眠段階がどの順序と割合で現れるかという全体の組み立てを指す。呼吸イベントが多いと構築が乱れることがある。

睡眠段階

脳波・眼球運動・筋活動の記録をもとに、睡眠を浅い段階から深い段階、レム睡眠へと分類したものである。一定時間ごとに判定し、睡眠の質の評価に用いる。

睡眠潜時反復検査(MSLT)

日中に短時間の入眠機会を繰り返し設け、眠りに入るまでの時間を測る検査である。眠気を客観的に評価する目的で行う。

睡眠衛生指導

就寝・起床時刻を一定にする、就寝前の飲酒を控えるなど、睡眠環境と生活習慣を整えるための指導である。

睡眠関連低換気

睡眠中に換気量が低下し、二酸化炭素が体内に貯まる状態である。無呼吸や低呼吸とは別の枠組みで評価される。

睡眠障害国際分類(ICSD)

睡眠に関する疾患を体系的に整理した国際的な分類基準である。閉塞性睡眠時無呼吸などの定義もこの中で示されている。

破裂音

息の流れをいったん止め、開放して作る音。日本語ではパ行・タ行・カ行などが該当する。

磁性アタッチメント

歯根やインプラントに取り付けた磁性金属と、義歯側の磁石の吸引力によって義歯の維持を得る装置である。着脱が容易で支台歯への横方向の力を抑えやすいとされる一方、MRI検査では影響を考慮する必要があるため事前に申告する。

社会的フレイル

外出の機会や他者との交流、社会的な役割が減少した状態をいう。食事内容の偏りや会話量の減少を通じて、口腔機能の低下と関連することがある。

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