ミライズ矯正歯科南青山

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矯正歯科・顎変形症の用語集 GLOSSARY

可撤式装置・アライナー・舌側矯正(2/2)に関する用語53語を掲載しています。用語集の全体は矯正歯科・顎変形症の用語集をご覧ください。

吸水性

材料が唾液などの水分を取り込む性質である。吸水によって材料の力学的性質や透明性が変化することがある。

咬合クリアランス

上下の歯が咬み合ったときに、装置と対合歯との間に確保される隙間である。舌側装置では上顎前歯の裏側に装置が入るため、必要に応じて確保を検討する。

咬合挙上板(バイトプレート)

上顎の口蓋側にレジンの平面を設け、下顎の前歯がそこに接触することで咬み合わせの深さを管理する装置である。深い咬み合わせへの対応を目的として用いられることがある。

咬合斜面板(こうごうしゃめんばん)

床装置に斜めの誘導面を付与し、噛み合わせるたびに下顎が一定の方向へ導かれるようにした装置である。

咬合誘導

成長期の歯列と咬合の発育を経過観察し、必要に応じて口腔内の環境を整えて良好な発育方向へ導く小児期の対応の総称である。適応や開始時期は個々の発育状況をみて歯科医師が判断する。

咬合面被覆

マウスピース型装置が臼歯の咬む面まで覆っている状態である。装着中は上下の歯が直接接触しないため、咬み合わせの感じ方が一時的に変わることがある。

唇側矯正装置(ラビアルブラケット)

歯の表側にあたる唇側・頬側の面にブラケットを接着する装置である。舌側装置と対比される装着様式で、ブラケット間の距離が比較的長く、器具の到達性がよい。

唇側線(ラビアルボウ)

前歯の唇側(外側)を横切るワイヤーで、前歯の位置を保持する部品である。屈曲を加えることで前歯の傾きをわずかに調整できる。

固定式保定装置(ボンデッドリテーナー)

歯の裏側(舌側)に細いワイヤーを接着し、取り外さずに歯列を保持する装置である。装着忘れは生じない一方、清掃が難しく接着の外れに気づきにくいため、継続的な確認が必要となる。

垂直的コントロール

歯や歯列の上下的な位置関係を管理する考え方である。臼歯部の高さの変化は下顎の回転や咬み合わせの深さに影響するため、計画時に考慮される。

基底結節(シンギュラム)

前歯の舌側面で歯頸部寄りにある膨らみである。舌側ブラケットの位置決めや保持の基準となる部位である。

多層構造シート

性質の異なる複数の層を重ね合わせた成形用材料である。力の持続性と装着感の両立をねらって設計されている。

多結晶アルミナブラケット

アルミナの微細な結晶を焼き固めて成形したセラミックブラケットである。単結晶のものに比べて光を散乱しやすく、乳白色に見える。

審美ブラケット

セラミックやプラスチックなど、歯の色調に近い材料で作られたブラケットの総称である。材料ごとに強度・摩擦・着色のしやすさなどの性質が異なるため、症例に応じて歯科医師が選択する。

寸法安定性

時間の経過や温度・湿度の変化に対して、形や寸法を保つ性質である。装置や模型の精度を保つうえで重要となる。

小児義歯

乳歯の早期喪失などで生じた空隙に対し、咀嚼や発音の補助、隣接歯の移動の抑制を目的として用いる可撤式装置である。

床矯正装置(しょうきょうせいそうち)

レジン床、クラスプ、ワイヤー、ネジなどで構成される取り外し可能な装置の総称である。適応範囲は限られており、固定式装置との使い分けは診断に基づいて歯科医師が判断する。

引張強さ

材料が引っ張られて破断するまでに耐えられる最大の応力である。装置の破損しにくさを評価する指標の一つである。

弾性回復

変形した材料から力を取り除いたときに、もとの形へ戻ろうとする性質である。アライナーはこの性質を利用して歯に力を伝える。

形状記憶ポリマー

変形させても加温などの刺激によってもとの形状へ戻る性質をもつ高分子材料である。装置材料としての応用が研究されている。

応力緩和

一定のひずみを与えたまま保持したときに、材料内部の応力が時間とともに低下する現象である。アライナー材が示すこの性質は、装着中の力の変化に関係する。

拡大ネジ(エクスパンションスクリュー)

床装置に組み込み、少しずつ回転させることで分割した床の間隔を広げる部品である。歯列弓の幅径の調整に用いられる。

振動デバイス

歯の移動を促す目的で歯列や装置に微小な振動を与える機器である。有効性については研究結果が一致しておらず、使用の可否は歯科医師が判断する。

接着剤残留指数(ARI)

ブラケット撤去後に歯面へ残った接着材の量を段階的に評価する指標である。接着がどの面で破断したかを調べる研究などで用いられる。

最大豊隆部

歯冠のもっとも膨らんだ部分のことである。装置がこの部分を越えて適合することで保持が得られるため、歯冠形態は装置の維持に影響する。

未承認医療機器

国内で薬機法上の承認・認証を受けていない医療機器のことである。自由診療で用いる場合は、承認の有無、入手経路、想定されるリスクについて事前に説明を受けることが求められる。

楕円形アタッチメント

断面がなだらかな楕円状のアタッチメントである。主に装置が歯から外れにくくする目的で用いられる。

歯の移動速度

一定期間あたりに歯が動く量のことである。年齢や骨・歯周組織の状態などにより個人差がある。

歯冠幅径長径比

歯冠の幅と長さの比率である。前歯の見た目のバランスを評価する目安として用いられる。

歯冠形態分類

前歯の輪郭を方形型・卵円形型・尖形型などに分けて捉える分類である。形態修正や補綴を検討する際の共通の目安となる。

歯根近接

隣り合う歯の歯根どうしが接近している状態である。歯根を動かす計画やアンカースクリューの位置を決める際に注意を要する。

歯頸部

歯冠と歯根の境目に近い、歯肉に接する部分である。装置がこの部位に近すぎると歯肉への刺激や清掃の難しさにつながる。

残留モノマー

樹脂の重合後に反応しきらずに残る未反応成分である。材料が生体に与える影響を評価する際に確認される項目の一つである。

熱可塑性シート

加熱すると軟化し、冷却すると形状を保つ樹脂の板である。マウスピース型装置やクリアリテーナーの成形に用いられる。

矩形アタッチメント

四角柱状の形態で歯面に付与するアタッチメントである。水平・垂直など設置方向を変えることで、回転や上下的な移動の制御に用いられる。

短根歯

歯冠の大きさに対して歯根が短い歯のことである。矯正力の加え方や移動量の設定に配慮を要する。

矯正用ワックス

装置が粘膜に当たって痛むときに、一時的に装置表面を覆うための歯科用ワックスである。舌側装置では舌に触れる部位に用いられることがある。

移動達成率

計画上の移動量に対して実際に達成された移動量の割合である。治療結果の評価や研究において用いられる指標の一つである。

管理医療機器

医薬品医療機器等法における医療機器の区分の一つで、不具合が生じた場合の人体へのリスクが比較的低いとされるものである。承認または認証を受けた矯正用装置がこの区分に該当することがある。

粘弾性

力に対してばねのような弾性的性質と、時間依存的な粘性的性質を併せもつことである。アライナー材の力の出方や時間経過による変化に関係する。

維持力(把持力)

取り外し式の装置が口腔内で外れずにとどまる力である。強すぎると着脱が難しく、弱すぎると装置が浮くため、歯科医師が状態をみて調整する。

耐摩耗性

摩擦などによってすり減りにくい性質である。装置の表面性状や使用期間中の耐久性に関わる。

舌側咬頭

上下の臼歯の舌側にある咬頭である。咬合の安定に関与し、舌側装置を設置するスペースの確保にも関係する。

色差(ΔE)

二つの色の違いを数値で表す指標である。審美材料の色調評価や、装置・修復物の経時的な変色の程度を比較する際に用いる。

表面粗さ

材料表面の微細な凹凸の程度を表す指標である。着色や汚れの付着しやすさ、装着感に関係する。

装着インジケーター

装着時間の経過にともなって色が変化するなど、装着状況の目安を装置上に示す仕組みである。

装着時間(ウェアタイム)

取り外し式の装置を1日のうち口腔内に入れている時間である。指示された時間を確保できないと計画どおりに進まないことがあり、患者の協力が前提となる。

装置の着色

飲食物や喫煙などにより装置の表面が変色することである。装着したままの飲食や不十分な洗浄が要因となりやすい。

試適

完成した装置やトレーを実際に口腔内に置き、適合や当たり具合を確認する操作である。本接着や装着の前に行う。

透明性(光透過性)

材料がどの程度光を通すかを表す性質である。装置の見た目に関わり、使用や着色によって低下することがある。

造形方向(ビルド方向)

三次元プリンタで造形する際に材料を積み上げていく向きのことである。造形物の精度や強度に影響する。

遠心移動(ディスタリゼーション)

歯を歯列弓に沿って後方(のど側)へ動かすことである。アライナー治療では臼歯の遠心移動によって前方のスペースを確保する計画が組まれることがある。

頬舌的移動

歯を頬(唇)側または舌側へ動かす移動様式である。歯列弓の幅径や上下の歯の重なり具合の調整に関わる。

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