矯正歯科・顎変形症の用語集
GLOSSARY
デジタル矯正・研究・歴史(3/3)に関する用語115語を掲載しています。用語集の全体は矯正歯科・顎変形症の用語集をご覧ください。
感度分析
解析の前提や条件を変えたときに結論が変わらないかを確かめる検討である。結果がどの程度ゆらぎにくいかを評価する目的で行う。
手術シミュレーション
CTなどの三次元データ上で骨の移動量や方向を事前に検討すること。計画立案と説明を補助する目的で用いる。
手術用ナビゲーションシステム
術前に取り込んだ画像データと術中の器具の位置を対応づけ、現在の位置を画面上に表示する装置である。表示はあくまで参考情報であり、術中の判断は術者が行う。
抜歯論争
歯を抜かずに歯列弓を広げるか、便宜的に抜歯して並べるかをめぐり20世紀を通じて繰り返された議論である。現在は一律の正解を置かず、骨格や歯列、顔貌などを踏まえて歯科医師が個別に判断する。
拡張現実(AR)
実際の視界に、コンピュータで作成した画像や情報を重ねて表示する技術である。手術支援や患者への説明への応用が研究されている。
推奨度
診療ガイドラインで、ある治療を勧める強さを示した区分。根拠の質に加え、利点と不利益のバランスや患者の希望も考慮される。
教師あり学習
正解となるラベルを付けたデータを用いてモデルを学習させる方法である。ラベルの質が推定の質を大きく左右する。
既往歴
これまでにかかった病気やけが、受けた手術、現在治療中の疾患などをまとめた情報。全身状態の把握は矯正歯科治療や顎矯正手術の計画に関わるため、初診時に詳しく確認する。
日本口蓋裂学会
口唇裂・口蓋裂の治療と研究に関わる多くの職種が参加する学術団体である。長期にわたる治療体系の共有と検証に寄与している。
日本矯正歯科学会
1920年代に設立された、日本の矯正歯科領域の学術団体である。学術大会の開催や学術誌の発行、専門的な資格の認定などを行っている。
日本顎変形症学会
顎変形症の診断と治療に関する研究や情報交換を目的として1990年代初頭に設立された学術団体である。矯正歯科と口腔外科が連携する場となっている。
曝露要因
病気や状態の発生に関係している可能性がある要因のことである。疫学研究では口腔習癖や生活習慣、遺伝的背景などが曝露要因として検討される。
曲げ強さ
板状や棒状の試験片を曲げ、破折するまでの力から求める強度の指標である。セラミック材料の性質を比べる際に用いられる。
有害事象
治療や研究の期間中に生じた好ましくない出来事。治療との因果関係がはっきりしないものも含めて記録する。
有病率
ある時点において、対象となる集団のうちその病気や状態をもつ人が占める割合である。矯正歯科では、不正咬合や顎関節症などがどの程度の頻度でみられるかを把握する際に用いる。
有限要素法(FEM)
対象を細かな要素に分割し、力の伝わり方や変形をコンピュータで計算する数値解析手法である。歯や骨に加わる力の分布を検討する研究に用いられる。
材料押出方式(熱溶解積層法)
熱で軟らかくした樹脂を細いノズルから押し出し、積み重ねて造形する方式である。模型やトレーの製作などに用いられる。
査読(ピアレビュー)
投稿された論文を同じ分野の専門家が事前に評価し、内容や方法の妥当性を確認する仕組み。
検出力
実際に差が存在するときに、それを統計的に検出できる確率のこと。
検査前確率と検査後確率
検査を行う前に見積もる病気の可能性が検査前確率、検査結果を踏まえて更新した可能性が検査後確率である。検査は確率を更新する手段であり、結果の解釈と診断は歯科医師が行う。
標準偏差
データのばらつきの大きさを表す統計量。平均値と併せて示すことで、個人差の幅を読み取る手がかりになる。
標準誤差
標本から求めた平均値などの推定値が、どの程度ばらつくかを示す指標である。データそのもののばらつきを表す標準偏差とは意味が異なる。
模型スキャナー(デスクトップスキャナー)
石膏模型や印象体を装置内で動かしながら光学的に読み取り、三次元データ化する据置型の機器である。過去の石膏模型をデータとして保存し直す用途にも用いられる。
横断研究
ある一時点での状態を調べる研究。分布や割合の把握に適するが、原因と結果の前後関係は判断しにくい。
機械学習
大量のデータから規則性を統計的に学習し、新しいデータに対して推定を行う技術である。学習に用いたデータの性質が、結果の傾向に影響する。
機能的顎矯正学(Funktionskieferorthopädie)
20世紀前半にドイツ語圏や北欧で発展した、筋や下顎の機能を利用して顎の成長に働きかけようとする考え方である。可撤式の機能的装置を用いる治療の理論的背景となった。
欠測データ
予定していた測定値が得られず、記録が抜けている部分のことである。欠測の生じ方に偏りがあると、解析結果がゆがむおそれがある。
正規分布
平均を中心に左右対称の釣り鐘型となる分布である。t検定などのパラメトリックな手法は、データや推定値の分布がこれに近いことを前提としている。
歯科専門医制度
各領域の学会が定める基準に基づき、所定の研修や試験を経た歯科医師を認定する仕組みである。日本では広告できる資格の範囲が法令等で定められている。
歯科技工所
歯科医師の指示書に基づき、被せ物・義歯・矯正装置・スプリントなどを製作する施設である。歯科技工士法に基づく届出が必要で、院内に設ける場合と外部へ委託する場合がある。
歯科用陶材
長石などを主成分とするセラミック材料である。被せ物の表面に築盛して色調や形態を再現する目的で用いられる。
歯科疾患実態調査
厚生労働省が全国規模で定期的に実施している調査で、う蝕や歯周組織の状態、歯の保有状況などの実態を把握するものである。歯科保健施策の基礎資料として用いられる。
母集団と標本
知りたい対象の全体が母集団、その中から実際に調べた一部が標本である。標本の結果から母集団の状態を推測することが統計の基本的な考え方となる。
汎化性能
学習に用いていない新しいデータに対して、どの程度正しく推定できるかを示す性能である。実際の診療での有用性を検討するうえで重視される。
治療必要数(NNT)
目的とする良い結果を1人多く得るために、何人に対して治療を行う必要があるかを示す指標である。リスク差の逆数として計算される。
治療目標(トリートメントゴール)
治療終了時に目指す歯並び・咬み合わせ・顔貌・機能の到達点。到達の程度には個人差があるため、幅を含めて説明される。
治療計画(トリートメントプラン)
治療目標に到達するための装置・手順・期間の見通し・想定されるリスクなどをまとめた計画。複数の案を比較し、患者と相談のうえで決定する。
流ろう
埋没した後に加熱してワックスを溶かし流し出し、鋳型の中に空隙を作る操作である。ワックスが残ると完成物の適合に影響する。
深層学習(ディープラーニング)
多層のニューラルネットワークを用いる機械学習の手法である。画像などから特徴を自動的に抽出できる点が特徴とされる。
混水比
石膏粉末に対する水の量の割合である。混水比が変わると硬化時間・硬さ・寸法変化が変わるため、模型の再現性を保つには計量が重要になる。
湿式切削・乾式切削
冷却液を用いて削る方法と、用いずに削る方法である。材料の種類や発熱の程度に応じて使い分ける。
濡れ性
液体が固体の表面に広がりやすい性質である。接着材や埋没材が細部まで行きわたるかどうかに関わる。
点群データ
スキャナーが計測した多数の点の三次元座標の集まりで、面を張る前の段階のデータである。ここから面を生成してメッシュ化する。
無作為割り付け(ランダム化)
研究参加者を偶然によって各群へ振り分ける手続き。年齢や重症度などの偏りを減らす目的で行う。
無作為抽出(ランダムサンプリング)
母集団から偶然に任せて標本を選び出す方法であり、選び方の偏りを減らす目的で行う。試験の参加者を各群に振り分ける無作為割り付けとは、手続きの目的が異なる。
焼結
粉末を融点より低い温度で加熱し、粒子どうしを結合させて緻密な材料にする工程である。ジルコニアの製作では欠かせない工程となる。
焼結収縮率
焼結の際に材料が縮む割合である。あらかじめ拡大して削り出し、収縮後に目的の寸法になるよう設計する。
熱伝導率
熱の伝わりやすさを示す値である。義歯床の材料では、飲食物の温度の感じ方に関係する。
熱影響部
溶接部の周囲で、熱によって金属組織が変化した部分である。硬さや耐食性が元の部分と異なることがあり、破折の起点になりうる。
熱膨張係数
温度が上がったときに材料が伸びる割合を示す値である。金属と陶材のように異なる材料を組み合わせる場合、値の差が割れの原因となりうる。
生体適合性材料
生体に接して用いたときに有害な反応が生じにくいことを、定められた試験によって確認した材料である。口腔内で用いる装置には、用途ごとの基準を満たす材料を用いる。
生存時間分析
ある出来事が起こるまでの時間を扱う統計手法である。装置が破損するまでの期間や、状態が再発するまでの期間の検討などに用いられる。
生成AI(生成的人工知能)
文章や画像などを新たに作り出すAIの総称である。事実と異なる内容を出力することがあるため、医療での利用には人による確認が欠かせない。
画像フュージョン(異種データ統合)
CBCT・口腔内スキャン・顔面スキャンなど取得方法の異なる三次元データを、共通の座標系上で重ね合わせて統合する処理である。骨・歯列・顔貌の関係を一つのモデル上で確認できる。
異方性
方向によって強度などの性質が異なる性質である。積層造形物では、積層方向とそれに直交する方向で差が出ることがある。
異質性(I²統計量)
メタアナリシスで統合した個々の研究の結果が、どの程度ばらついているかを示す考え方である。I²統計量などで表され、大きい場合は統合値の解釈に注意を要する。
畳み込みニューラルネットワーク(CNN)
画像の局所的な特徴を捉える演算を積み重ねたネットワーク構造である。医用画像の解析に広く用いられている。
症例報告(ケースレポート)
1例または少数例の経過を詳しく記述した報告。まれな病態の共有に役立つが、そのまま一般化はできない。
症例対照研究
ある状態がある人(症例)とない人(対照)を比べ、過去の要因の違いをさかのぼって調べる研究。
症例検討会(カンファレンス)
矯正歯科医・口腔外科医・麻酔科医など複数の担当者が集まり、診断と治療方針を検討する会議。外科的矯正治療では手術前後に行われることが多い。
症例集積研究(ケースシリーズ)
同じ治療を受けた複数の症例をまとめて経過を報告する研究。比較する群を置かないため、因果関係の証明には向かない。
盲検化(ブラインド化)
どの治療を受けたかを患者や評価者に知らせないようにする方法。先入観による評価の偏りを抑えるが、装置を使う矯正治療では完全な実施が難しい。
相互運用性(インターオペラビリティ)
異なるメーカーの機器やソフトウェアの間で、共通の形式によってデータをやり取りできる性質である。将来の機器変更やデータの継続利用に関わる。
相関係数
二つの量の直線的な関係の強さと向きを、−1から+1までの数値で表す指標。
相関関係と因果関係
二つの事柄が一緒に変動することと、一方が他方の原因であることは別である。相関があっても因果があるとは限らない。
研究計画書(プロトコル)
研究の目的・方法・評価項目・解析の手順などをあらかじめ定めた文書。開始後に都合よく方法を変えることを防ぐ。
破壊靭性
材料に生じた微小なひび割れが広がりにくい性質を数値で表した指標である。硬さだけでは分からない割れにくさの評価に用いる。
硬化深度
光重合型の材料に光を当てたときに、十分に硬化する深さである。1回の照射で硬化させられる厚みの目安となる。
禁忌
全身状態や局所の状態から、その治療法を行うべきでない、または特に慎重な判断が必要とされる条件。
積層ピッチ(レイヤー厚)
造形物を一層ずつ積み重ねる際の、一層あたりの厚みである。薄いほど表面は滑らかになりやすいが、造形にかかる時間は長くなる。
第一種の過誤と第二種の過誤
本当は差がないのに差があると判断してしまう誤りが第一種の過誤、本当は差があるのに見逃してしまう誤りが第二種の過誤である。
築盛
陶材やコンポジットレジンを筆などで少しずつ盛り上げ、歯の形態や色調を作る操作である。
粉末床溶融結合(パウダーベッド方式)
敷き詰めた金属や樹脂の粉末にレーザーなどを照射して溶かし固め、積層する造形方式である。金属製のプレートやフレームの製作に用いられる。
級内相関係数(ICC)
同じ対象を繰り返し計測したときの一致の程度を示す指標。セファログラムの計測などで再現性の確認に用いる。
細胞毒性試験
材料やそこから溶け出す成分が細胞に与える影響を調べる、生物学的評価試験の一つである。医療機器の評価項目として実施される。
統計学的有意差
あらかじめ定めた基準(多くは5%)よりp値が小さく、偶然とは考えにくいと判断される差。臨床的な意味の大きさとは分けて考える必要がある。
縦断的成長研究
同じ個人を長期間追跡して顎顔面の成長変化を記録する研究である。20世紀半ばに北米などで実施され、成長発育に関する標準的な知見の基礎となった。
罹患率
一定の期間内に、対象集団の中で新たにその病気が発生する頻度を表す指標である。すでに病気をもつ人も含めて数える有病率とは意味が異なる。
耐衝撃性
急な力が加わったときに割れにくい性質である。装置の落下や強い力が加わる場面を想定する際の指標となる。
脱落(ドロップアウト)
研究の途中で来院が途絶えるなどして追跡できなくなること。脱落が多いと結果の確からしさが下がる。
臨床的に意味のある最小変化量(MCID)
患者が改善したと実感できる最小限の変化の大きさとして設定される値である。統計的な差が臨床的にも意味のある差かどうかを考える目安となる。
臨床研究登録
研究の計画を開始前に公開データベースへ登録すること。都合のよい結果だけが報告されることを防ぐ仕組みである。
自然言語処理(NLP)
人が話したり書いたりした言葉を、コンピュータで解析・処理する技術である。診療記録の下書き作成や要約への応用が進められている。
複合現実(MR)
現実の物体と仮想の物体を相互に関連づけて扱う技術である。実物と仮想像の位置合わせの精度が、実用化に向けた課題となる。
観察研究
通常の診療の経過を観察して記録し、要因と結果の関係を調べる研究。研究のために治療内容を変えることはしない。
記述疫学と分析疫学
記述疫学は、いつ・どこで・どのような人に多いかを整理して実態を把握する研究である。分析疫学は、要因と病気との関連を群間の比較によって検討する研究である。
診断基準
ある所見をその病態と判断するために、あらかじめ定められた条件や数値の範囲。基準を共有することで、担当者や施設による判断のばらつきを小さくできる。
診療ガイドライン
現時点の科学的根拠を整理し、標準的な診療の考え方を示した文書。個々の方針を一律に縛るものではなく、最終判断は担当医と患者の相談による。
説明可能AI(XAI)
AIが導いた結果の根拠を、人が理解できる形で示そうとする技術や考え方である。根拠が不明確なままでは医療での利用が難しいという問題意識に基づく。
費用対効果分析
必要となる費用と得られる効果を並べて比較する医療経済評価の手法。
資料採得
診断のために口腔内写真、顔面写真、エックス線写真、歯型などの検査資料を一そろい採取すること。治療前後で同じ条件で採ることにより変化を比較できる。
転移学習
別の大規模なデータで学習済みのモデルを土台として、少量の専門データで再学習させる方法である。医療分野のようにデータ数が限られる領域で用いられる。
追跡不能例
研究の途中で来院が途絶えるなどして、結果を確認できなくなった参加者のことである。追跡不能例が多いほど結果の信頼性は低下する。
造形歪み
造形中や後処理の過程で、収縮や内部応力により形が変わる現象である。サポートの配置や造形方向の設計によって抑える。
過学習(オーバーフィッティング)
学習に使ったデータに合わせ込みすぎた結果、未知のデータに対する推定が当たらなくなる状態である。学習データでの成績だけでは性能を判断できない理由となる。
遠心鋳造機
回転による遠心力で溶けた金属を鋳型に流し込む装置である。細部まで金属が行きわたるのを助ける。
適応症
その治療法を選ぶことが妥当と考えられる状態や条件のこと。
適格基準
研究に参加できる条件(選択基準)と参加できない条件(除外基準)をあらかじめ定めたものである。結果をどの範囲の患者に当てはめて考えられるかを示す。
選択バイアス
参加者の選び方が偏ることで、結果が実際とは異なる方向にずれること。
遺伝率
集団の中でみられるある形質のばらつきのうち、遺伝的な要因で説明できる割合である。個人の状態が遺伝によって決まる割合を示すものではない。
金属アーチファクト
金属の補綴物やインプラントなどがエックス線を強く吸収・散乱することで生じる、実際には存在しない筋状や帯状の画像の乱れである。周囲の形態把握を妨げることがあるため、読影時に考慮する。
金属床
義歯の床の一部を金属で製作した構造である。薄く作れて熱が伝わりやすい一方、設計や修理に制約があり、適応は歯科医師が判断する。
鋳巣
鋳造物の内部や表面にできる小さな空洞である。金属の流れ方やガスの巻き込みが原因となり、強度や適合に影響する。
鋳造収縮
溶けた金属が冷えて固まる際に体積が縮む現象である。埋没材の膨張などで補うことを前提に設計する。
鑑別診断
似た所見を示す複数の状態を挙げ、検査結果をもとに絞り込んでいく考え方。最終的な判断は歯科医師が行う。
開咬(かいこう)
奥歯が咬み合っていても前歯が咬み合わず、上下の歯の間に隙間が残る状態。
陶材焼成炉
築盛した陶材を高温で焼き固めるための装置である。温度や真空条件の管理が、色調や気泡の生じ方に関わる。
陽性的中率と陰性的中率
検査が陽性であった人のうち実際に病気である割合が陽性的中率、陰性であった人のうち実際に病気でない割合が陰性的中率である。同じ検査でも、対象集団の有病率によって値が変わる。
階段状効果
積層造形で、曲面が細かな段差として現れる現象である。積層の厚みや造形の向きによって程度が変わる。
非劣性試験
新しい方法が既存の方法と比べて、あらかじめ定めた許容範囲を超えて劣らないことを確かめる試験である。優れていることを示す試験とは目的が異なる。
顎顔面矯正学(dentofacial orthopedics)
歯だけでなく顎骨の成長や位置に働きかける治療を扱う分野である。矯正歯科学と一体で語られ、成長期の顎整形治療や外科的矯正治療の理論的背景となっている。
骨の圧電説(bioelectric theory)
骨がたわむ際に生じる微弱な電位の変化が骨の改造を促すとする20世紀中期の仮説である。歯の移動の説明として提唱されたが、単独で現象のすべてを説明するものではないと考えられている。
骨切りガイド
顎骨の手術で、計画した位置に骨切り線やねじ穴を再現するため骨面に当てて用いる患者ごとの器具である。設計は術者の手術計画に基づいて行われる。
骨間ワイヤー固定
骨切りした骨片同士を金属線で結んで固定する古くからの方法である。単独では固定力が限られるため、術後に長期間の上下顎の固定を要することが多かった。
鼻中隔理論(nasal septum theory)
鼻中隔の軟骨の成長が上顎を含む顔面中央部を前下方へ導くとする20世紀中期の学説である。顔面の成長要因をめぐる複数の学説の一つである。
