ミライズ矯正歯科南青山

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2025.09.22

ブログ

【認定医推奨】後悔しない矯正歯科の選び方7ヶ条と4つのステップ

「矯正って高いから絶対に失敗したくない。矯正歯科選び、何を基準にすればいいの?」
「矯正歯科を近所だからという理由だけで選んで大丈夫かな…?」

歯列矯正は数十万〜100万円以上かかる高額治療であり、治療期間も1〜3年と長期間にわたります。だからこそ、いざ矯正を決意しても「どこに治療を任せるべきか」と悩んでしまいますよね。

そんな不安を解消するために、まず押さえてほしいのが「矯正歯科選びの7ヶ条」です。以下のポイントは全てチェックがつくことが望ましいです。

矯正歯科の選び方【チェック項目7ヶ条】
1.日本矯正歯科学会の認定医が在籍している
2.ワイヤーやマウスピースなど複数の矯正方法に対応できる
3.セファログラムや光学3Dスキャナーなど最新の治療設備が整っている
4.治療期間・手順・費用などの「治療計画」を事前にしっかり説明してくれる
5.さまざまな歯並び・年齢の症例写真がHPやSNSに掲載されている
6.一般歯科と連携体制がある
7.口コミで『説明が丁寧』『仕上がりに満足』など本気度が伝わる声が多い

もしかすると、あなたは「え、矯正歯科を選ぶだけでこんなにチェック項目があるの?」と驚いたかもしれません。

しかし、矯正歯科と一言でいっても、その技術力や設備には雲泥の差があるため、「費用や立地」だけで安易に決めるのは危険です。将来後悔しないために、7ヶ条を軸に矯正歯科を厳選しましょう。

この記事では、日本矯正歯科学会の認定医が「後悔しない矯正歯科選びのポイント」と、「理想の矯正歯科と出会うための4ステップ」を、やさしく丁寧に解説します。

読めばきっと、あなたにとって「ここだ」と思える矯正歯科が見つかるはずです。

「矯正してよかった」という未来をつかむために、理想的な矯正歯科選びの第一歩を、今ここから始めましょう。

1.【矯正歯科の選び方】チェック項目7ヶ条

早速ここから、矯正歯科の選び方について、絶対に外してはいけない「チェック項目」を解説していきます。

「歯列矯正で後悔しないための矯正歯科選び7ヶ条」は以下の通りです。

矯正歯科の選び方【チェック項目7ヶ条】
1.日本矯正歯科学会の認定医が在籍している
2.ワイヤーやマウスピースなど複数の矯正方法に対応できる
3.セファログラムや光学3Dスキャナーなど最新の治療設備が整っている
4.治療期間・手順・費用などの「治療計画」を事前にしっかり説明してくれる
5.さまざまな歯並び・年齢の症例写真がHPやSNSに掲載されている
6.一般歯科と連携体制がある
7.口コミで『説明が丁寧』『仕上がりに満足』など本気度が伝わる声が多い

実は矯正歯科には「矯正歯科」「大学病院」「一般歯科」の3つの診療機関があるのですが、どこで歯科矯正をするにも、理想の歯医者に出会うためには、上記7ヶ条すべてを満たす矯正歯科を選ぶことが大切です。

各診療機関の詳細と選び方については「2-1.ステップ1:診療機関を選ぶ(矯正歯科、大学病院、一般歯科の3パターン)」で詳しく解説します。

1つずつ一緒に確認していきましょう。

1-1.日本矯正歯科学会の認定医が在籍している

矯正歯科を選ぶ1つ目のチェック項目は「日本矯正歯科学会の認定医が在籍していること」です。

日本矯正歯科学会の認定医とは
日本最大の矯正歯科学会である「日本矯正歯科学会」の認定医とは、5年以上の専門的な研修と学会の試験に合格した歯列矯正医だけが取得できる称号。

日本矯正歯科学会の認定医は、歯列矯正の専門知識と経験をあわせもつプロフェッショナルであり「信頼できる歯列矯正医の証」といえます。

実は、矯正は専門知識が必要な分野にも関わらず、歯科医師免許さえ持っていれば誰でも治療を行うことができます。

つまり、極端な話をすれば「矯正を専門的に学んでいない一般歯科医でも、矯正治療を行えてしまう」のが現状なのです。

もちろん、一般歯科の先生がすべて危ないというわけではありません。ただし、矯正治療には専門的な知識・技術・経験が求められるため、誤った治療計画や力のかけ方ひとつで、

  • 噛み合わせがずれる
  • 顎のラインが左右非対称になる
  • 思ったような仕上がりにならない

などの「失敗リスク」につながることもあります。

だからこそ、最初から「矯正を専門に学び、豊富な実績をもつ認定医がいる矯正歯科」を選ぶことが、成功の第一歩なのです。

日本矯正歯科学会の認定医の調べ方
日本矯正歯科学会の認定医については、日本矯正歯科学会のホームページで検索できます。

各矯正歯科医のホームページに掲載されていることもありますし、電話で確認してみるのもおすすめです。

1-2.ワイヤーやマウスピースなど複数の矯正方法に対応できる

矯正歯科を選ぶ2つ目のチェック項目は、「ワイヤーやマウスピースなど複数の矯正方法に対応できること」です。

なぜなら、一人ひとりの歯並びや骨格によって、マッチする矯正器具が異なるからです。

ご存じの方も多いかもしれませんが、歯列矯正に使われる装置には複数の種類があり、特徴や費用、見た目や対応できる症例もそれぞれ異なります。

矯正器具の種類 費用
治療期間の目安
自分で
取り外し
目立ちやすさ
表側矯正
(ワイヤー矯正)
・費用目安:75〜115万円
・治療期間目安:1〜3年
不可 目立つ
裏側矯正
(舌側矯正、リンガルブラケット矯正)
・費用目安:90〜130万円
・治療期間目安:1年半〜3年
不可 目立たない
(見えない)
マウスピース型矯正歯科装置
(インビザラインなど)
・費用目安:45〜130万円
・治療期間目安:1〜3年
目立たない

※費用目安は基本施術料のみを記載
※画像の出典:ミライズ矯正歯科

マウスピース矯正の例を見てみましょう。マウスピース矯正は自分で取り外しができることから、近年人気の矯正方法ですが、実は以下のような方には対応が難しいケースがあります。

  • 歯のガタつきが強く抜歯が必要な方
  • 重度の出っ歯・受け口の方
  • 顎のズレや骨格の問題がある方
  • 咬み合わせが深く、装置がズレやすい方
  • 自己管理が難しく、装着時間を守れない方

上記に当てはまる症例の多くは、ワイヤー矯正、もしくは「ワイヤー+マウスピースの併用治療」が適しています。

ところが「マウスピース矯正専門のクリニック」では、他の矯正方法を提案できないため、患者様の側で治療を断念してしまうケースもあります。

歯並びや骨格は一人ひとり異なります。だからこそ、矯正歯科を選ぶ際は、複数の矯正装置を取り扱っていることが重要です。

矯正歯科を選ぶ際は「この装置がいい」という希望よりも、まずは幅広い選択肢をもつ歯医者で相談することをおすすめします。

そのうえで「矯正器具の希望」を伝えれば、あなたにとってベストな矯正治療を選択できるでしょう。

1-3.セファログラムや光学3Dスキャナーなど最新の治療設備が整っている

矯正歯科を選ぶ3つ目のチェック項目は、「セファログラムや光学3Dスキャナーなど最新の治療設備が整っていること」です。

矯正治療では、精密な診断と正確なシミュレーションが何より重要です。そのためには、従来のレントゲンや目視だけでなく、高性能な検査機器によるデータ取得が欠かせません。

たとえば、以下のような設備が揃っているクリニックは、治療の質も高い傾向にあります。

設備名 役割・特徴
セファログラム(頭部X線規格写真) ・骨格のタイプや成長方向を分析するために必須
・頭や顎の骨格、上下の顎のズレ、歯の傾きなどを立体的に把握できる
光学3Dスキャナー(口腔内スキャナー) ・お口の中をスキャンし、型取り不要で3Dモデルを作成
・患者の負担が少なく、デジタルで治療計画が立てられる
シミュレーションソフト(3D画像解析) ・治療前後の歯並びをビジュアルで確認できる
・患者も治療の流れをイメージしやすい
歯科用CT ・歯の根や骨の厚み・密度・顎関節の構造など、目では見えない部分を3Dで可視化できる
パノラマレントゲン ・口腔内全体(上下の歯列・顎・顎関節・鼻腔の一部など)を一枚のX線写真に収めることができる

あらゆる設備をフル活用すれば、以下のように骨格や噛み合わせを立体的に把握できます。その結果、「感覚や経験だけに頼らない、科学的根拠に基づいた矯正」を行うことができるのです。

歯列矯正に必要な設備
・セファログラム

・光学3Dスキャナー(矯正前後のシミュレーションも可能)

・歯科用CT
歯や骨の断面を撮影できる装置

・パノラマレントゲン

※表内の画像について出典:ミライズ矯正歯科南青山

矯正歯科に最新設備があることで、患者様の側には以下のようなメリットがあります。

【矯正歯科選び】充実した設備が患者にもたらすメリット
・誤診リスクが減り、高精度な治療計画を立てられる
・データに基づいた説明で、患者自身も治療内容を理解しやすい
・治療の進行が見える化され、モチベーション維持にもつながる
・トラブル時も、客観的な記録が残っているため安心できる

一方で、設備が古い、もしくはCTやセファログラムといった設備が不足していると、精密な診断や正確な治療計画を立てることが難しくなってしまいます

矯正治療は、ドクターの経験と技術に加えて「充実した設備」も重要です。

信頼できる矯正歯科を選ぶには、診断や治療に必要な最新設備が整っているかどうかも、しっかりチェックしておきましょう。

1-4.治療期間・手順・費用などの「治療計画」を事前にしっかり説明してくれる

矯正歯科を選ぶ4つ目のチェック項目は、「治療期間・手順・費用などの『治療計画』を事前にしっかり説明してくれること」です。

歯列矯正は、「正確な診断」と「計画的な治療の道筋」がそろって、はじめて適切に進めることができます。

この設計図となるのが「治療計画」です。

矯正治療における治療計画とは
・目指す歯並びを設定する
・矯正装置の選別する
・抜歯の有無を決める
・治療にかかるおおよその期間を出す
・通院の頻度やスケジュールを決める
・総額費用と支払いプランを決める
・矯正による副作用やリスクを把握する
・シミュレーション画像による仕上がりの予測をする

この治療計画を治療前にしっかり共有してくれるかどうかが、矯正歯科選びで重要なポイントです。

計画が不十分なまま治療が始まると、

  • 想定外の追加費用が発生した
  • 治療期間が延びてしまった
  • 仕上がりに納得できなかった

といったトラブルが起こってしまいます。

一方、しっかりした治療計画があれば「いまは治療のどの段階か」「あとどれくらいで終わるか」など、自分でも進捗を把握しやすくなり、不安なく通院を続けられます。

高額かつ長期間にわたる矯正治療を安心して受けるためにも、治療前に具体的な計画を提示してくれる矯正歯科を選びましょう。

1-5.さまざまな歯並び・年齢の症例写真がHPやSNSに掲載されている(多数の実績がある)

矯正歯科を選ぶ5つ目のチェック項目は、「さまざまな歯並び・年齢の症例写真がHPやSNSに掲載されていること」です。

なぜなら、症例数の多さは、矯正歯科医の経験値や対応力を判断する「バロメーター」になるからです。

「症例写真が多い=信頼できる」と断言できるわけではありませんが、たとえば、

  • 他院では断られた難症例
  • 骨格や年齢に配慮が必要なケース

など、一筋縄ではいかない治療にどれだけ向き合ってきたかが、矯正歯科医の腕を測るうえで大きなヒントになります。

矯正歯科の症例は、とくに以下の視点でチェックしましょう。

こんな視点でチェックしよう!【矯正歯科のHPで公開している症例】
・自分の歯並びと似た症例があるか
・子ども〜大人まで幅広い年齢層の症例に対応しているか
・ビフォーアフターの変化が明確か
・治療方針や期間、装置の種類が記載されているか
・SNSやHPが定期的に更新されているか

一方で、症例写真がほとんど掲載されていない、情報が古いといった場合には、豊富な実績があるかどうか判断できません。

「こんな歯並びでも、ここまで綺麗になるんだ!」

そう思えるような症例をたくさん掲載している矯正歯科は、患者との信頼関係を大切にし、結果にも自信がある証拠。治療のイメージをつかむためにも、症例写真はしっかりチェックしておきたいポイントです。

1-6.一般歯科と連携体制がある

矯正歯科を選ぶ6つ目のチェック項目は、「一般歯科と連携体制があること」です。

一般歯科とは
虫歯治療・抜歯・歯のクリーニング・歯周病治療など、口腔内全般の健康管理を担う歯科です。矯正治療を専門とする「矯正歯科」とは、診療分野が異なります。

矯正中は数年にわたる通院が必要となり、その間に虫歯や歯周病などのトラブルが起こることもあります。

一般歯科と連携している矯正歯科であれば、そうしたトラブルにもスムーズに対応できます。

矯正歯科と一般歯科の連携が取れているメリット
①虫歯の治療ができる
矯正前・矯正中に虫歯が見つかっても、連携先の一般歯科で即時対応が可能。
②歯周疾患の治療ができる
歯茎の腫れや歯肉退縮といった歯周トラブルにも迅速に対応可能。
③口腔衛生指導ができる
歯科衛生士によるブラッシング指導や定期クリーニングで、矯正中のリスクを軽減。
④抜歯や仮歯に対応できる
抜歯や仮歯の製作が必要な場合でも、院内または提携医院で完結。

一方、一般歯科と連携のないクリニックでは「自分で歯医者を探して虫歯治療を受けてください」と案内されることがあります。

患者側に起こるトラブルとして、具体的に以下のようなことが想定されます。

  • 虫歯治療の歯医者を自分で探さなければならない
  • 虫歯の受診先がすぐ見つからず、症状が悪化してしまう
  • 「矯正装置が付いていると虫歯治療ができない」と断られてしまう

実際、矯正装置が付いたままでは「装置を外してから来てください」と言われ、結局、矯正歯科→一般歯科→再び矯正歯科という二度手間・三度手間になることもあります。

こうなってしまうと、患者様もかなりの不便やストレスを感じるでしょう。

とくに、以下のような方は「一般歯科との連携体制があるか」を必ずチェックしてください。

  • 虫歯になりやすい方
  • 歯周病リスクが高いといわれたことがある方
  • 忙しくて複数の歯医者に通うのが難しい方

矯正治療は長期にわたります。途中でトラブルが起きたとしても、治療を一貫して任せられる体制があれば安心です。

「万が一の備え」も矯正歯科選びの大切な視点。必ずチェックしておきましょう。

1-7.口コミで「説明が丁寧」「仕上がりに満足」など本気度が伝わる声が多い

矯正歯科を選ぶ7つ目のチェック項目は「口コミで『説明が丁寧』『仕上がりに満足』など本気度が伝わる声が多いこと」です。

SNSやGoogleマップ、口コミサイトなどには、実際に通った患者さんのリアルな声が多数投稿されています。口コミは、矯正歯科を選ぶうえで「何よりも信頼できる情報源」といえます。

【矯正歯科選び】口コミのチェックポイント
① 評価点だけでなく、内容の中身に注目
・実体験に基づいた熱量高い具体的な口コミか
・良かった点・悪かった点がはっきり書かれているか
② 医師の技術や対応に満足しているかをチェック
・仕上がりに満足している声があるか
・トラブル対応や説明が丁寧だったという記述があるか
③ スタッフの対応は丁寧だったかも重要
・受付や衛生士の接客が感じよいか
・歯磨き指導などのフォローがあるか
・予約や変更に柔軟に対応してくれるか
④ 悪い口コミが多すぎないかをチェック
・「説明不足」「費用が不明瞭」などが繰り返されていないか
・ネガティブな内容に対して、クリニック側の誠実な対応があるか

もちろん、すべての口コミが事実とは限りませんが、共通する評価が多ければ、その矯正歯科の空気感が見えてくるはずです。

「この歯医者さんにお願いしたい」

そう思える矯正歯科は、実際に通った人の声にもあたたかさや信頼感がにじみ出ているものです。

治療の技術だけでなく、患者との向き合い方にも本気で取り組んでいるか。その判断材料として、口コミはしっかりチェックしておきましょう。

2.【矯正歯科の選び方】理想の矯正歯科と出会うための4ステップ

ここまで「矯正歯科の選び方」について、7つのチェックポイントをお伝えしました。

選ぶべき矯正歯科の基準が分かったところで、次は「理想の矯正歯科と出会うための4つのステップ」を解説します。

7つのチェックポイントを踏まえたうえで、この4ステップ通りに行動すれば、理想の矯正歯科医を見つけることができますよ。

まずはステップ1から、一緒に見ていきましょう。

2-1.ステップ1:診療機関を選ぶ(矯正歯科、大学病院、一般歯科の3パターン)

理想の矯正歯科と出会う1つ目のステップは「診療機関を選ぶこと」です。

歯列矯正を行う診療機関は、大きく下記の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。以下の特徴を見比べて、自分に最適な診療機関を選択してください。

【診療期間の比較】

特徴 ①矯正歯科 ②大学病院 ③一般歯科
専門性
技術力
※若手医師が担当するケースもあり
専門医が常勤
設備
症例数
病院数・通いやすさ

矯正治療を任せる場合、多くの方にとって最適なのは「①矯正歯科」です。なぜなら、専門性・技術力・設備のバランスに優れているからです。常勤医による一貫した治療や緊急時対応も安心です。

大学病院は難症例や外科手術が必要な場合に頼れる一方、予約の取りづらさや病院数の少なさ、また担当医に経験が少ない若手がつくケースもあるなど、デメリットも知っておきましょう。

一般歯科は気軽に通いやすい反面、専門性や症例数に限界があること、矯正担当医が非常勤のケースも多く、トラブル時にスムーズな対応が難しいこともあります。

まずは3種類の診療機関について、特徴を理解し、あなたの症状や希望に合った診療機関を選んでください。

2-2.ステップ2:候補となる矯正歯科を最低3つ出す

理想の矯正歯科と出会う2つ目のステップは「候補となる矯正歯科を最低3つ出すこと」です。

候補を複数出す理由は以下の通りです。

候補となる矯正歯科を最低3つ出す理由
・カウンセリング時に対応や説明の違いを比較できる
・費用や支払い方法、治療期間の差を確認できる
・設備や医師の経験、クリニックの雰囲気を客観的に評価できる

候補を出すにあたって、まずは「1. 矯正歯科の選び方【チェック項目7ヶ条】」で解説したチェック項目をすべて満たしている矯正歯科をピックアップしてください。

日本矯正歯科学会のホームページを開き、お近くの認定医を探すことから始めても良いでしょう。

1-7. 口コミで「説明が丁寧」「仕上がりに満足」など本気度が伝わる声が多いで紹介したチェックポイントを元に、口コミサイトやSNSの実際の感想、公式サイトの症例写真、周囲の紹介や評判なども参考にしてください。

この段階では「良さそう」と感じた矯正歯科を広くリストアップしましょう。

矯正治療後に「ここではなく、この矯正歯科にすれば良かった…!」と後悔しないために、この段階で徹底的にリサーチすることが大切です。

2-3.ステップ3:実際にカウンセリングを受ける

理想の矯正歯科と出会う3つ目のステップは「実際にカウンセリングを受けること」です。

矯正歯科の候補を出したら、カウンセリングの予約を入れましょう。

複数のカウンセリングを受ければ、客観的に比較・検討でき、納得できる一院を選び抜くことができます。

カウンセリングに行く前に、以下の4つを準備しておきましょう。

カウンセリングの準備
①希望の仕上がりを言語化(気になる箇所・優先順位)
②写真や参考画像
③既往歴・現在の通院・服薬、スケジュール制約(転勤・結婚・妊娠予定など)
④質「カウンセリング」チェックリストを印刷 or メモ

カウンセリングでは、担当医から説明を聞くことに加え、「自分の希望や、なりたいイメージ」を伝えることも大切です。

「自分の希望や、なりたいイメージ」とは、具体的に以下のようなものを指します。

矯正治療「自分のなりたいイメージや希望」の具体例
・上の前歯をもう少し引っ込めたい(出っ歯を改善したい)
・下顎を前に出したい/引っ込めたい(受け口・反対咬合の改善)
・正面から見た時に歯列をアーチ状に整えたい
・歯と歯の隙間(すきっ歯)をなくしたい
・歯茎の見える量を減らしたい(ガミースマイル改善)
・横顔をもっとスッキリさせたい(Eラインを整えたい)
・できるだけ目立たない装置(マウスピース・裏側矯正など)を使いたい
・短期間で治療を終えたい(結婚式や転勤前など期限がある)
・痛みや違和感が少ない方法を希望
・金属アレルギーに対応してほしい

もちろん、すべての希望が矯正で叶えられるわけではありませんが、担当医にイメージを共有しておくことで、「できること・できないこと」が明確になります。

それ以外にも、費用や治療期間、通院頻度など、気になることをメモしておき、カウンセリングで質問しましょう。

以下のチェックリストを印刷し、当日に持参すると便利です。質問漏れやメモの取り忘れを防止できます。

【矯正歯科「カウンセリング」チェックリスト】

2-4.ステップ4:費用やリスク、返金条件、転院時の対応など契約内容を確認する

理想の矯正歯科と出会う4つ目のステップは「契約内容を確認すること」です。

契約内容とは、主に以下の項目を指します。

【矯正歯科「契約内容」チェックリスト】

チェック欄 契約内容 詳細
⬜︎ 治療計画(方法・抜歯有無・期間) 矯正方法の種類、抜歯の有無、治療完了までの目安
⬜︎ 治療費の総額 装置代・調整料・通院費などを含むか
⬜︎ 追加費用が発生する条件 装置の破損、治療計画変更など
⬜︎ 支払い方法や分割払いの条件 現金やクレジットカードのほか、分割対応が可能なクリニックもある
⬜︎ キャンセル・中途解約・返金の有無と条件 転勤、引っ越しなどで通えなくなった場合の対応
⬜︎ 転院時の対応 引き継ぎ資料の提供、返金の可否
⬜︎ 治療中、治療後の保証期間・保証内容 再治療や後戻りへの対応など
⬜︎ リスクや副作用・矯正治療の限界について 痛み、歯肉退縮、虫歯・歯周病リスクなど
⬜︎ トラブル時の対応 器具脱落・急な痛み・口内炎などへの対応

契約書にサインする前には、必ず内容を熟読してください。不明点は質問するなどして、必ず確認しましょう。

長期にわたる治療中にトラブルが発生しても、「契約書に記載されています」と言われれば、それに従わざるを得ません。だからこそ、事前の確認が不可欠です。

3.それでも迷ったら「矯正歯科医の専門性と技術力」を重要視して!

ここまで、矯正歯科を選ぶための7ヶ条と、実際にクリニックを絞り込む4つのステップを解説してきました。

それでも「最終的な決断ができない……」という方もいらっしゃるでしょう。

矯正歯科選びの最終判断基準として重視していただきたいのは「矯正歯科医の専門性と技術力」です。

なぜなら、矯正治療の最終的な仕上がりを左右するのは担当医の腕だからです。

たとえば、同じ状況、同じ装置、同じ治療計画でも、医師の経験や判断力によって「仕上がりの美しさ」「治療のスムーズさ」「後戻りの少なさ」に大きな差が生まれます。

歯列矯正はミリ単位の精密な治療であり、専門性の高い知識・経験・技術力のすべてを兼ね備えた歯科医でなければ成功させられません。

  • 矯正治療を専門的に学んできた
  • 矯正治療に特化した経験がある
  • 多数の難症例を治療してきた

こんな矯正歯科医なら、あなたの大切な歯を任せることができるでしょう。

技術力と専門性の高さを客観的に判断するうえで有効な基準のひとつが「日本矯正歯科学会の認定医資格を持っているかどうか」です。

1-1. 日本矯正歯科学会の認定医が在籍している」で解説したとおり、認定医は、長期間にわたる専門的な研修と実践経験、そして厳しい審査を経て与えられる称号です。

単に歯科医師免許を持っているだけではなく、矯正治療の専門知識と技術力が学会から正式に認められた証拠といえます。

もちろん、認定医でなくても優れた医師はいますが、初めて矯正歯科を選ぶ方にとっては、確かな専門性を見極めるための安心材料になるでしょう。

矯正歯科選びの最終段階で、どうしても迷ってしまったら「認定医」のいる矯正歯科を選ぶことをおすすめします。

4.美しく機能的な噛み合わせを実現するなら認定医がいるミライズへ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

わたしたち「ミライズ矯正歯科」は、矯正専門のクリニックとして「見た目の美しさはもちろん、適正な噛み合わせの実現」を大切に治療を進めてまいりました。

治療前には、歯や骨格のほか、顎関節や筋肉なども総合的にチェックします。そして「できるだけ短期間で、患者様の負担が少ない治療を提供すること」をモットーに、オーダーメイドの矯正治療を行います。

「名医のもとで、美しい歯並びと適正な噛み合わせを重視した矯正治療を受けたい」
「他院で断られてしまったけど、矯正治療を諦めたくない」

そんな方は、どうか一人で悩まずに、わたしたちにご相談ください。当院には、安心して治療をお任せいただける環境がすべて整っています。

わたしたち「ミライズ矯正歯科」の強み
①日本矯正歯科学会の認定医が在籍している
②矯正治療に必要な最新設備を整えている
③一般歯科と連携している

この章では、私たちの強みを3つに絞って、ご紹介していきます。

4-1.ミライズは日本矯正歯科学会の認定医が在籍しています

ミライズには、日本矯正歯科学会の認定医が常勤しています。加えて、指導医をはじめとする経験豊富な歯科医師も複数在籍し、専門的な視点から「見た目」と「機能性」を両立した矯正治療を提供しています。

ミライズでは、骨格的な問題により矯正単独では対応が難しい症例にも積極的に取り組んでいます。

大学病院や口腔外科医、形成外科医などの専門家と連携し、顎変形症に伴う外科手術の前後に行う矯正治療も実施。こうした高度な症例への対応力は、当院の専門性と技術力の証です。

【当院における顎変形症の手術を伴う矯正治療の症例】

出典:ミライズ矯正歯科

その結果、他院で治療を断られた方や、難易度の高い症例の患者様からも信頼を寄せられています。

さらに、有名芸能人の方々の治療も担当し、見た目の仕上がりや噛み合わせの精度においても高い評価をいただいています。

【当院で公開している症例:エレキコミックのやついいちろう様】

出典:ミライズ矯正歯科

矯正治療は、多くの方にとって一生に一度の大切な選択です。

大切な時間と費用をかけて臨むからこそ、確かな技術と信頼できる環境で治療を受けていただきたいと、わたしたちは考えます。あなたの歯と笑顔の未来を託すなら、ぜひミライズへご相談ください。

4-2.ミライズは矯正治療に必要な最新設備を整えています

ミライズでは、あらゆる症例に対応できるよう、矯正治療に不可欠な最新設備を完備しています。

ミライズの設備一覧
・セファログラム
・パノラマレントゲン
・歯科用CT
・iTero
・エアフロー
・全身麻酔設備
・滅菌設備
・口腔外バキューム
・院内技工室

なかでも、先端的テクノロジーである光学3Dスキャニングシステム「iTero Element(アイテロ エレメント)」の導入は、ミライズの大きな強みです。

「iTero」は、従来の型取りに比べて短時間かつ快適に歯型を採取でき、患者様の負担を大幅に軽減します。例えば、従来1〜1.5か月かかっていたインビザライン装置の完成・装着が、iTeroにより約10〜14日に短縮できるようになりました。

また、スキャンデータをもとに治療前から仕上がりのシミュレーションを行えるため、治療後のイメージを共有しやすく、納得感のある治療計画を立てられます。

そのほかにも、歯科用のCTやデジタルセファロレントゲンなど、矯正治療に必要な設備はすべて整っており、万全の体制で治療を行っています。

最新設備のもとで精度の高い治療を受けたいと考えている方は、ぜひミライズにお問い合わせください。

4-3.ミライズは一般歯科と連携しています

ミライズ矯正歯科の大きな特徴として「グループ内で一般歯科・口腔外科と常に連携していること」があります。

ミライズでは、矯正治療や虫歯治療を含め、ほとんど全ての歯科治療をグループ内で完結する体制を整えています。

ミライズが提供する診療科目
・歯科
・小児歯科
・矯正歯科
・歯科口腔外科

1-6.一般歯科と連携体制がある」でお伝えしたとおり、長期に渡る矯正治療中は、虫歯や歯茎のトラブルが起こりやすい時期です。

ミライズなら、院内の連携により、虫歯治療・抜歯・親知らずの処置などもスムーズに対応可能。別の歯医者に通う手間がなく、治療計画の変更や装置の調整もスピーディに行えます。

以上のように、患者様の余計な通院負担を減らしながら、矯正治療を安全かつ効率的に進めることができるよう、院内の連携体制を整えています。

「矯正中の虫歯や歯茎の状態が気になる方」
「多忙のため、矯正期間の通院回数をなるべく少なくしたい方」

上記のような方は、ぜひミライズにお任せください。

5.矯正歯科選びでよくある質問

最後に、矯正歯科選びについて、よくある質問に回答します。

矯正歯科選びでよくある質問
①マウスピース専門の矯正歯科ってどうですか?
②カウンセリングは無料ですか?そのまま契約しなきゃいけないですか?

気になる方はチェックしてください。

5-1.マウスピース専門の矯正歯科ってどうですか?

マウスピース型矯正(インビザラインなど)は、透明で目立たず、取り外し可能なため人気があります。しかし、「マウスピース専門」を掲げるクリニックを選ぶ場合は注意が必要です。

理由は、すべての症例がマウスピースで対応できるわけではないからです。軽度〜中等度の歯並びの乱れには効果的ですが、骨格的なズレや複雑な噛み合わせの問題がある場合、ワイヤー矯正や外科的処置が必要になることもあります。

もしマウスピース矯正を希望していても、まずは矯正専門医に相談し、自分の症例に合った治療方法を提案してもらうことが大切です。幅広い治療法を扱っているクリニックなら、マウスピースが適さない場合も最適な代替案を提示してくれます。

5-2.カウンセリングは無料ですか?そのまま契約しなきゃいけないですか?

多くの矯正歯科では、初回カウンセリングを無料または低料金で提供しています(当院の初回カウンセリング料金は5,500円(税込)です)。

カウンセリングでは、歯並びの状態や治療の流れ、費用の目安、期間などを説明してもらえます。

もちろん、その場で契約する必要はありません。むしろ、複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討することが重要です。説明内容や費用だけでなく、担当医の人柄や信頼感、治療方針との相性もチェックしましょう。

契約前には、費用・リスク・返金条件・転院時の対応など、契約書の内容をしっかり確認してから判断することをおすすめします。

6.まとめ

この記事では、これから歯列矯正を受ける方のために「矯正歯科の選び方」について詳しく解説してきました。

矯正歯科の選び方について、絶対に外してはいけない「チェック項目7ヶ条」はこちらです。

矯正歯科の選び方【チェック項目7ヶ条】
1.日本矯正歯科学会の認定医が在籍している
2.ワイヤーやマウスピースなど複数の矯正方法に対応できる
3.セファログラムや光学3Dスキャナーなど最新の治療設備が整っている
4.治療期間・手順・費用などの「治療計画」を事前にしっかり説明してくれる
5.さまざまな歯並び・年齢の症例写真がHPやSNSに掲載されている
6.一般歯科と連携体制がある
7.口コミで『説明が丁寧』『仕上がりに満足』など本気度が伝わる声が多い

「チェック項目7ヶ条」を踏まえたうえで「理想の矯正歯科と出会うための4つのステップ」に沿って行動しましょう。

最終的に、矯正歯科選びに迷ったときは「矯正歯科医の専門性と技術力」を重要視しましょう。

ミライズでは、日本矯正歯科学会の認定医・指導医など経験豊富な矯正医が在籍し、矯正治療に不可欠な最先端設備を完備。患者様の負担を最小限に抑えながら、正しい噛み合わせと美しい歯並びの両立を目指します。

近年、大人矯正のニーズが高まる一方で、トラブル相談も増えています。「あのとき、もっと慎重に選べばよかった」と後悔する方も少なくありません。

だからこそ、矯正歯科は明確な基準で選びましょう。

もし迷ったら、まずはミライズへご相談ください。あなたに最適な治療プランをご提案します。

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