ミライズ矯正歯科南青山

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2026.09.02

ブログ

歯列矯正は3〜6年かかる!短期間で歯並びを整える方法を医師が解説

歯列矯正を検討しているものの、「矯正装置は一体何年間つけ続けなければならないのだろう」と、治療期間の長さに不安を感じていませんか。

歯列矯正の治療がすべて完了するまでにかかる期間は、一般的に3〜6年が目安とされています。ただし、歯並びや治療方法などによって期間には個人差があります。

実際に歯列矯正を経験した1,004名を対象としたアンケート調査では、約3人に1人が「治療に3年以上かかった」と回答しています。

参考:医療法人社団スマイルデザイン「【歯列矯正経験者1,004人に聞いた】8割以上が「歯列矯正は想定していたよりも大変だった」と回答。何が一番大変?

上図の調査結果だけを見ると、「長くても3年ほどで歯列矯正は終わるのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、実際にはこの期間だけで歯列矯正がすべて終了するわけではありません。なぜなら、歯列矯正には、歯を動かすための「治療期間」と、治療後の歯並びを安定させるための「保定期間」があるからです。

※保定期間とは、矯正装置によって動かした歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぐために、リテーナー(保定装置)を装着して歯並びを安定させる期間です。

矯正装置による治療が終わると、その後は数年にわたる保定期間に入ります。そして、保定期間まで終えて、歯列矯正の一連の治療が完了します。

しかし、「矯正装置が外れれば歯列矯正は終わり」と考えている方も少なくありません。そのため、想定していた以上に治療が長く続くことで、「こんなに時間がかかるとは思わなかった」と不安や後悔を感じてしまうこともあります。

そこでこの記事では、患者さまのご要望に合わせてスピード矯正にも対応しているミライズ矯正歯科が、歯列矯正にかかる期間の目安や、治療期間を短くする方法について詳しく解説します。

不安や後悔をできるだけ避けるためにも、治療を始める前に、歯列矯正がすべて終了するまでにどのくらいの期間がかかるのか、また治療期間を短縮できる可能性があるのかを知っておきましょう。

1.歯列矯正の期間目安は3〜6年以上

実際に歯列矯正を経験した1,004名を対象とした調査によると、28.6%(約3人に1人)が、治療期間だけで3年以上かかったと回答しています。

この治療期間に加えて保定期間を考慮すると、歯列矯正がすべて終了するまでの目安は3〜6年ほどと考えられるでしょう。

参考:医療法人社団スマイルデザイン「【歯列矯正経験者1,004人に聞いた】8割以上が「歯列矯正は想定していたよりも大変だった」と回答。何が一番大変?

たとえ治療期間が1年程度で済んだとしても、その後の保定期間中はリテーナー(歯並びを安定させるための装置)を装着し、定期的に歯科医院で診察を受ける必要があります。そのため、短くても3年以上はかかると見込んでおくことをおすすめします。

この期間の見通しを持たないまま治療を始めると、「なかなか歯列矯正が終わらない」「◯年で終わると思っていたのに」と感じてしまいがちです。実際、同調査では次のような回答が挙がっています。

参考:医療法人社団スマイルデザイン「【歯列矯正経験者1,004人に聞いた】8割以上が「歯列矯正は想定していたよりも大変だった」と回答。何が一番大変?

治療費や痛みを挙げる声も多いなか、約7割の方が「治療期間が想定よりも長かったこと」を大変だったと答えています。

矯正前に期間の説明を受けているにもかかわらず、想定より長く感じてしまう理由としては、次の2点が考えられます。

  • 治療期間と保定期間、それぞれの目安を理解していない
  • 矯正期間を短くできる条件を満たしていない

歯列矯正で何を重視するかは、「時間をかけてでもじっくり治したい」「少しでも早く見た目を良くしたい」「芸能人のような歯並びになりたい」など、人によってさまざまです。

ご自身が重視する点をあらかじめ歯科医師としっかり話し合っておけば、治療後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することを防げるでしょう。

とくに治療にかかる期間は、矯正が始まってからでは短縮が難しい場合がほとんどです。後悔しないためにも、開始前に全体の期間を理解し、納得したうえで治療を進めていきましょう。

2.【時期別】歯列矯正の期間目安

歯列矯正が終了するまでの流れは、大きく治療期間と保定期間の2つに分けられます。

  • 治療期間(1〜3年):矯正装置を装着し、歯を動かして歯並びを整える期間
  • 保定期間(2〜3年):動かした歯が元に戻らないよう安定させる期間

基本的には治療期間が終わってから保定期間が始まるため、矯正装置が外れたあとも歯科医院に定期的に通う必要があります。

しかし実際には、治療期間だけで矯正が終わると思い込んでいる患者さまが少なくありません。後悔しないためにも、保定期間まで含めた全体の目安を把握しておくことが大切です。

ここからは、それぞれの期間の目安と押さえておきたいポイントをご説明します。

2-1.治療期間の目安は1〜3年以上

歯列矯正の治療期間は、矯正装置の種類や歯並びの状態にもよりますが、1〜3年ほどかかるのが一般的です。

3.歯列矯正の期間が短くなりやすいケース」でも詳しくお話ししますが、歯並びの状態や矯正開始時の年齢などによって個人差があるため、「◯年以内に必ず終了する」と一概に断言することはできません。

歯を移動させるには、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)を少しずつ変化させる必要があります。急激に力をかけるのではなく、時間をかけてゆっくりと進めていかなければなりません。

移動させる距離や進むスピードには個人差があるため、ワイヤー矯正・マウスピース矯正といった装置の種類を問わず、1〜3年程度は必要になると考えておくとよいでしょう。

2-2.保定期間の目安は2〜3年以上

治療期間で歯並びを整えたあとは、2〜3年ほどかけて「リテーナー」と呼ばれる保定装置を装着し、移動させた歯を安定させていきます。

【リテーナーの画像】

治療によって移動した歯と、骨や歯茎などの周辺組織は、すぐに安定するわけではありません。そのままにしておくと、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こります。これを防ぎ、新しい歯並びを定着させるためにリテーナーが必要になるのです。

保定期間の初期は、矯正装置と同じようにほぼ終日リテーナーを装着するケースがほとんどです。その後、経過に応じて就寝時のみの装着へと、徐々に時間を短くしていきます。

目安は2〜3年ですが、歯の動きやすさや後戻りのリスクにも個人差があります。それぞれの状態に合わせて、適切な保定期間を設けることが大切です。

3.歯列矯正の期間を短縮しやすいケース

歯列矯正が終了するまでの目安は3〜6年ほどで個人差がありますが、条件が合えば多少短くなる可能性もあります。

一般的な歯列矯正で期間が短くなりやすいのは、主に次の3つのケースです。

  • 歯並びの乱れが軽度である
  • 年齢が若い
  • 抜歯なしで矯正できる

実際に当てはまるかどうかを自己判断することは難しいものの、参考として把握しておくとよいでしょう。

3-1.歯並びの乱れが軽度である

矯正前の歯並びの乱れが軽度な場合は、歯を大きく動かす必要がほとんどないため、歯列矯正にかかる期間が短くなりやすいといわれています。下図のように、歯並びの状態によって治療期間は数年単位で変わってきます。

乱れが軽度であれば、ワイヤー矯正やマウスピース矯正による治療を1年程度で終えられる可能性もあります。

反対に、歯を大きく移動させたり、歯並び全体をずらしたりする必要がある重度のケースでは、目安の3年を超えることもあるでしょう。

3-2.年齢が若い

矯正を始めるときの年齢が若いほど骨の代謝が活発で、歯が動きやすく治療期間が短く済む傾向があります。あくまで目安ですが、開始年齢によって治療期間は次のように変わってきます。

治療開始時の年齢 治療期間の目安
小学生 1〜2年
中高生 1〜2年半
成人(20〜40代) 2〜3年
中高年(40代以上) 2年半〜3年半以上

※症状や口内の状態によって異なるため、あくまで参考としてご覧ください。

とくに小学生から高校生にかけては、成長に伴って骨の代謝が活発なため、歯や骨が動きやすく、治療期間を短くできる可能性が比較的高いといえます。

もちろん成人してからでも歯を移動させることはできますが、骨の代謝が緩やかになるぶん、より時間をかけて進めていく必要があります。

小児矯正の場合は期間の考え方が変わってくる
まだ永久歯が生えそろっていない子どもの歯列矯正(小児矯正)では、期間の考え方そのものが変わります。子どもの成長や歯の生え具合によって、矯正の目的も期間も異なるためです。

1期治療(6〜12歳程度):永久歯がきれいに並ぶよう、顎の成長をコントロールする治療。期間の目安は2年
2期治療(13歳程度〜):生えそろった永久歯の歯並びを、ワイヤー矯正やマウスピース矯正で整える治療。期間の目安は2年半〜3年

永久歯が生えそろっているかどうかで、矯正の方法も目的も変わってきます。生えそろう時期には個人差があるため、1期治療から続けて2期治療に進む場合は、大人の歯列矯正より長期間になることもあるでしょう。

小児矯正について詳しく知りたい方は、「子供の矯正費用はいくら?小児矯正の相場と1期・2期の総額を解説」の記事もあわせてご覧ください。

3-3.抜歯なしで矯正できる

治療計画の段階で抜歯せずに矯正できると判断された場合は、歯を大きく動かさずに歯並びを整えられる可能性が高く、治療期間が短くなるケースが多いでしょう。

乱れた歯並びを整えるには歯を移動させるスペースが必要ですが、歯の重なりが軽度であれば、抜歯なしでもスペースを確保できることがあります。

ただし、歯並びの状態が重度な場合は、抜歯しなければ矯正が難しいケースもあります。抜歯が必要にもかかわらず、期間を短くするために無理やり抜歯を避けて矯正を進めると、かえって歯並びや噛み合わせが悪化してしまうおそれもあるため注意が必要です。

抜歯するかどうかは、歯並びの状態や治療の方向性などを総合的に判断する必要があります。まずはクリニックに相談してみましょう。

4.短期間で歯並びを整えたい方には「スピード矯正」がおすすめ

歯列矯正がすべて終わるまでに3〜6年かかるとわかっていても、その間ずっとワイヤー矯正やマウスピース矯正を続けるのはつらいと感じる方もいるのではないでしょうか。

少しでも短期間で終えたい方には、「スピード矯正」を検討してみるのもひとつの選択肢です。

代表的な3つのスピード矯正
・コルチコトミー
・PAOO
・光加速装置

他院で「矯正終了まで3〜6年かかる」と言われたケースでも、スピード矯正を選ぶことで期間を大きく短縮できる可能性があります。

ただし、スピード矯正に対応している国内のクリニックはごくわずかです。対応しているクリニックのなかでも、歯科医師の技術によって treatable な範囲や効果、仕上がりは大きく異なるため、クリニック選びは慎重に進める必要があります。

クリニックを見極める判断材料として、ここで紹介する3つの仕組みを簡単に押さえておきましょう。

4-1.コルチコトミー

コルチコトミー(皮質骨切開術)とは、歯を支えている骨に外科手術で細かい切れ目を入れ、骨を動きやすい状態にしたうえで矯正装置を装着する方法です。

あえて骨に切れ目を入れることで骨の代謝が活発になり、そのタイミングに合わせて矯正装置で力をかけることで、歯の移動が進みやすくなります。

どの程度短縮できるかには個人差がありますが、通常の治療期間の目安である1〜3年よりも短くできる可能性がある治療法といえるでしょう。

とくに、次のような方は選択肢として検討してみることをおすすめします。

  • 治療期間を短くしたい成人の方
  • カウンセリングで骨が硬いと言われた方
  • 症状が重度で、歯の移動距離が大きい方
  • 結婚式や引っ越しなど、時期に期限がある方

コルチコトミーについてさらに詳しく知りたい方は、「コルチコトミーとは|仕組み・適応・治療の流れを解説」をご覧ください。

4-2.PAOO

PAOO(Periodontally Accelerated Osteogenic Orthodontics)は「加速骨造成矯正」とも呼ばれ、コルチコトミーの施術に加えて骨移植をおこなうことで、歯の移動をさらに加速させる治療法です。

意図的に骨へ切れ目を入れる点はコルチコトミーと同じですが、その後に骨移植をおこない、骨の造成を促す点が大きく異なります。

PAOOでは歯の移動の加速が期待できるうえ、骨移植によって骨の厚みと硬さが増すため、歯周組織が改善し、後戻りしにくくなるというメリットもあります。

そのため、次のような方の選択肢になるでしょう。

  • 治療期間を可能な限り短くしたい成人の方
  • 骨の厚みが足りず、矯正できないと言われた方
  • 歯周病を理由に矯正を断られた方

PAOOは、精密な測定・分析にもとづく治療計画が欠かせないため、先端の機器で精度の高い診断をおこなっているクリニックを選ぶことを意識しましょう。

4-3.光加速装置

光加速装置(オルソパルスなど)とは、近赤外線を照射して細胞を活性化させ、骨の代謝を促すことで歯の動きをスムーズにする治療です。

この治療では、装置を毎日決まった時間装着し、近赤外線を照射する必要があります。装置は自宅に持ち帰って使用でき、好きな時間帯に照射できます。装着するだけで済むため、コルチコトミーやPAOOのような外科的な処置は必要ありません。

ただし、効果を得るには継続して使用することが前提です。口内の状態や使用時間によって、効果の現れ方には個人差が生じます。

矯正治療における痛みを緩和したい方におすすめの治療法です。

5.短期間で歯列矯正終了を目指すならミライズ矯正歯科にご相談ください

少しでも矯正にかかる期間を短くしたい方は、スピード矯正に対応しているミライズ矯正歯科へご相談ください。

3〜6年かけて骨から動かしていく治療だからこそ、仕上がりはもちろん、期間についても妥協したくないとお考えの方は多いのではないでしょうか。当院では、患者さま一人ひとりに合わせた治療法をご提案しています。

ミライズでは、スピード矯正として「コルチコトミー」「PAOO」「光加速装置」の3種類に対応しています。

ただし、骨から動かす歯列矯正において、期間さえ短ければよいというものではありません。歯並びの状態や骨格、噛み合わせ、口周りの筋肉など、お口全体を丁寧に分析してこそ、仕上がりと期間短縮の両立が実現できます。

当院では、見た目と機能面の両方に配慮しながら、長い治療期間への不安もできるだけ小さくできるよう、オーダーメイドの治療計画をご提案いたします。

「こんなに長くかかるとは思わなかった」という後悔を残さないためにも、ぜひ一度ミライズ矯正歯科にご相談ください。

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6.まとめ

この記事では、歯列矯正がすべて終了するまでにかかる期間について解説しました。

歯列矯正にかかる期間は、一般的に3〜6年以上が目安とされており、大きく以下の2つに分けられます。

  • 治療期間(1〜3年):矯正装置を装着し、歯を動かして歯並びを整える期間
  • 保定期間(2〜3年):動かした歯が元に戻らないよう安定させる期間

歯列矯正は長期間にわたる治療ですが、歯並びの状態や治療方法によっては、スピード矯正などによって治療期間を短縮できる可能性があります。

「歯列矯正をしたいけれど、できるだけ期間を短くしたい」という方は、まずご自身の歯並びや噛み合わせの状態を詳しく確認し、そのうえで適した治療方法を選ぶことが大切です。

ミライズ矯正歯科では、仕上がりや噛み合わせなどの機能面にも配慮しながら、治療期間を短縮できる可能性についてご提案しています。

できるだけ短期間で歯列矯正を進めたいとお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。

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